レコードコレクターズ:レインボー特集
本屋さんに入って、音楽雑誌に目を向けたら、あのレインボーライジングのジャケットが目に飛び込んできた。このブログでも何度も紹介しているレインボーライジングのジャケットを、本屋さんというある意味公共の場で見ることはなかったので、思わず手に取り、買ってしまいました。
レインボーというバンドは、リッチー・ブラックモアというワンマンギタリストが作ったバンドで正統派のブリティッシュハードロックです。僕はこのレインボーというバンドが大好きで、リッチー・ブラックモアというギタリストにはどれだけ影響を受けたか知りません。先日も六本木のライブハウスで僕が飛び入りでステージに立ったんですが、かなりリッチー・ブラックモアっぽいギターを僕は弾くんですよね、自分であとで聞いてみてびっくりしたんだ。
で、このレインボーというバンドは、センスは決していいとは言えず、あまり音楽編集者受けすることはまずない。ということは、来日していない限り特集を組まれることはまずないというバンドです。ですから、今回このレコードコレクターズという、知る人ぞ知る音楽雑誌にレインボーが表紙から登場するというのはありえないことなのです。ただ、ファンとしては大変嬉しい。
なかをめくってくと、ジョニー・ウィンターとか出てきちゃって、すごく懐かしいんだけど、初来日のライブの写真が、しかも白黒で^^
当時はミュージックライフや音楽専科といった洋楽専門誌があったけど、このときだって白黒じゃなくて、カラー写真だったよ、いくらなんでも。
15の頃、中野サンプラザでスージー・クアトロのライブを見て以来、数え切れない位ライブを見てきましたが、この時のレインボー初来日のライブほど興奮したことはありません。いまさらですが、12月の中盤に武道館でやることになっていて、追加公演として東京体育館でやったんですよ、初ライブ。その時の感動は、僕もまだ16,7でしたからね。それはもうほんとうに感激した。
結局レインボーは、何度もメンバーチェンジを繰り返していて、最後は誰がどうなってるのかリッチー・ブラックモア自体が分からなくなってしまって、結局解散。リッチーはブラックモアズナイトという、女房と二人でゆるいバンドをやってます。
僕のように昔からのファンから言わせると、レインボーは、このメンバー。
リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムス・ディオ、そしてコージー・パウエル。この3人が圧倒的だったのです。しかし、悲しいことに、コージー・パウエルは、自動車事故で死んじゃいましたし、ロニー・ジェイムス・ディオは1周忌です。なので、レインボー再結成は全くありえなくなってしまった。悲しい。
この本では、アルバム評、コージー・パウエルのこと、ロニーのこと、しっかり書いてる。素晴らしい。こんな感じです。
で、やっぱり、レインボーは、この3人が中核でいた頃のアルバム、ライジングが最高だし、また、このメンバーできたライブが最高なのです。
この虹をつかむジャケットはかっこ良くて、今までの人生で一番聞いたアルバムですね。このレコード評を見ると、スペシャル・エディションみたいなのが出たようで、関心を持ってます。
後で知ったことだけど、って言うか最近ですが、高校の同級生もリッチーが好きだったということを知り、僕はその人がエアロスミスとかああいうセンスのいいロックンロールが好きなのかと思ったら、こんなバタ臭い音楽が好きだったというは、意外。それは、その人は高校の時に大変可愛い人で、今もそのまま成長してすごくきれいな人なんだけど、そんな彼女からレインボーという言葉が出ると結構意外なのです。ま、いいけど笑