Superflyといきものがかり
僕は元々洋楽から音楽を聴き始めたので、未だにメロディとサウンドが大事。そういう偏った音楽の聞き方をしてるし、また、もともと詩というものに対する感受性がないためか、歌詞で感激したことって未だにない。
だから、この歌詞がいいんだよねって言うこともおそらく一度も言ったことないし、まず歌詞に対するメッセージ性に違和感を感じるタイプです。なんだ、こいつ、説教臭いなと思う、へそ曲がりタイプです。
未だにそういう状況は続くんですが、最近の洋楽には何を聞いてもいいと思わないので、だいたい聞く音楽というと僕が高校大学時代に親しんだ音楽がメインだし、最近なんかマハビシュヌ・オーケストラとかチックコリアとか聞いちゃってるし、どんどん音楽に関しては温故知新的な傾向が続く。
ただ、邦楽に関して言うと、いきものがかりは別格。この人達の曲は僕の琴線にものすごく触れちゃって、僕のiPhoneで管理しているベスト25の20曲がいきものがかりの曲です。残りの5曲は、Eric Clapton、BLACK SABBATH、WHITESNAKE、RAINBOW、Ozzy Osbourne、Bostonといったハード系です。僕らしいです。ちなみにベスト10をご紹介すると
- タユムコトナキナガレノナカデ
- ホットミルク
- じょいふる
- ちこくしちゃうよ
- うるわしきひと
- ブルーバード
- 気まぐれロマンティック
- ありがとう
- 茜色の約束
- なくもんか
ファンじゃない人は、おそらく「ありがとう」くらいしか知らないやろなあ。いきものがかりのいいところは、曲の良さが一番、それと吉岡聖恵ちゃんのボーカルがいいです。アイドル並みの可愛い声だと思います。
この1位のタユムコトナキナガレノナカデという曲は、メロディラインといい吉岡聖恵ちゃんのボーカルといい、実に素晴らしいバラードで、僕の50年の人生でもベスト10に入るくらい素晴らしい曲。また、この吉岡聖恵ちゃんは、いかにもミュージシャンと言うぶっ飛んだ所があって、
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それとSuperflyも素晴らしい。ここは、ボーカルが吉岡聖恵ちゃんの可愛らしい声ではなくて、大変な声量がある野太い声をしている。最初はね、タマシイレボリューションという曲を歌っていたときに、ロッカーのくせになんで主題歌を歌ってるんだという悪いイメージがありました。
ところが友人の勧めもあって、聞いてみたら、大正解。このボーカルのうまさと声量はなかなかいません。音楽にとってボーカルって一番大事な所があって、ただ声質というのは、天性のものがあるのでうまくても声量がなかったりという人はいくらでもいるんだけど、ここのボーカルは、声量といい歌のうまさといい久しぶりに現れた女性ボーカリストといっていい。この人のバックでギターを弾いてる人は本当に気持ちがいいと思うね。ちなみに僕が気に入ってる曲は、Water Is Wideという曲で、これは誰かのカバーなんですかね。よくわかりませんが、美しい曲です。
英語の歌詞が全く気にならない大変な名曲。これからも頑張って欲しいです。