2022/11/08
ガンズ・アンド・ローゼズのライブはとにかく圧倒的。ロックはバンドだということを改めて認識させられたライブでした!
最近コロナの人数が増加傾向ですが、それでも3年前と比べるとかなり落ち着いた感じがします。そんな世の中になってきているので、ライブも多くのアーテストが来日するようになりました。そんな中、大物ガンズ・アンド・ローゼズの来日がクリエイティブマンからは発表され、即申し込み、ゴールド席がゲットできましたので、昨日(11月6日)ライブにいってきました。
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5年ぶりのガンズ・アンド・ローゼズの来日
ガンズ・アンド・ローゼズのライブは、2017年に来日したときも行きまして、その時のレポートはこちらです。
このときは僕は全くガンズ・アンド・ローゼズのことを知らずに(と言ってもWelcome to the jungleは知っていましたけれども)、ライブの評判だけでライブに行くという暴挙をしてしまったんですけれども、今回はツアーのセットリストをプレイリストに取り込んで、しっかり予習をしたので、ライブを十分楽しむことができてよかったです。
ガンズ・アンド・ローゼズの曲は中毒的な良さがある
ガンズ・アンド・ローゼズがデビューした頃は、僕が社会人になりたての頃だったから、音楽から離れていた頃だったので、僕は彼らの全盛期を知らないのです。それこそ2017年に来日したときに、なんてかっこいい人達なんだろうと思ってから、彼らを追っかけていますが、ものすごいファンというわけではありません。
ただ、今回予習をするために「We’re F’N Back! Tour 2022」のセットリストからプレイリストを作って、チケットを申し込んでからずっと聞いていましたが、彼らの曲は中毒的な良さがありますね。毎日聞かないと何か気持ち悪くなっちゃうので、昨日のライブが始まるまでずっと聞いてました。おかげで予習をしていたので、曲がわからないということは全くなかったので、ライブを楽しむことができました。
ガンズ・アンド・ローゼズのライブ当日
ガンズのライブは、2017年のときもさいたまスーパーアリーナで、今回もさいたまスーパーアリーナでした。調べてみると、さいたまスーパーアリーナは3.7万人収容するということで納得しました。あれだけのスーパースターだから、東京ドームでも良かったかなあと思いました。帰るのも楽だし。
さいたまスーパーアリーナには15時前に着いたのですが、既にグッズもすごいこといなっていて、前日の土曜日も朝の7時位から並んでると聞いた時点で、買うのを諦めました。また、こういうグッズってファンにとってはものすごい価値があるんだけれども、再販しようとすると、まずは買った価格で売れません。
今、メルカリでチェックしたけれど、Tシャツが会場では5000円で売ってましたが、9000円とか8000円売りに出てました。そういうのを何時間もかけて並ぶのは面倒なので、結局ユニバーサルミュージックで発売されている、スマホのGPS機能を使って、会場周辺でのみ買えるというCDを2枚買いました。このCDはもちろんアマゾンでも買えるのですが、特別ステッカーが付くらしいです。
僕が買ったのは、CDの特別版というやつで、ユーズ・ユア・イリュージョンにライブが追加されるものです。一応アマゾンのリンクを貼っておきます。
11日に届くということなので、今から楽しみです。
#GunsNRosesをチェックしてみた
ライブがあるときに、重宝するのがTwitterのタイムラインです。ガンズ・アンド・ローゼズのライブでは色々なハッシュタグがありましたが、やはり王道である「#GunsNRoses」をチェックするとライブの状況やファンの盛り上がり方がわかって、面白かったです。
では、ツィートをご紹介していきます。
https://twitter.com/sp_erfum/status/1589233972353339392?s=20&t=86Xpra-nJRdOycZTnSo2xw
このツィートをしている方は、結構若い方。おそらくガンズがデビューしたときは生まれてなかったんじゃないでしょうか。そういう若い人も魅了するのがガンズの魅力でもありますよね。
https://twitter.com/SuHolmesMcKagan/status/1589232271877632001?s=20&t=86Xpra-nJRdOycZTnSo2xw
こちらは元プレイメイトのダフの奥さんのツィート。彼女はバックステージにいたので、内輪のツィートを楽しむことができます。November rainを演奏している時の画像ですね。
https://twitter.com/junko_yamaichi/status/1589241621912391681?s=20&t=86Xpra-nJRdOycZTnSo2xw
まさかのBlack Birdでした。このあとDon’t Cryに流れていきました。
#KOHD #GunsNRoses
Axlが最後に"ドウモアリガトウ"って深くお辞儀しています pic.twitter.com/LGjjvJeH9P— yoko 白玉 (@yoko_shiratama) November 6, 2022
アクセルの礼儀正しさには、結構びっくり。でも、もう60歳だし、その点は大人ということじゃないかって僕は理解しましたよ^^
Guns N'Roses全員集合!#GunsNRoses#ガンズ#ガンズ・アンド・ローゼズ pic.twitter.com/FhiQMs5vJB
— ZAKK (@ZAKKflstf) November 6, 2022
この写真はアリーナの一番前じゃないと撮りえない写真。羨ましい。僕はそれでも7番目だったので、これほど鮮明な写真は撮れませんでした。
https://twitter.com/666_metallic/status/1589237911958212610?s=20&t=86Xpra-nJRdOycZTnSo2xw
確かに一番最後で思いっきりSlashはいじられていました笑
ライブで感じたガンズ・アンド・ローゼズのかっこよさとと実力
僕はロックはかっこよくあるべきだと思うし、そのかっこよさの根底にあるのは「悪っぽさ」だと思うんですよね。その代表的なバンドがローリング・ストーンズであり、エアロスミスであったり、今回来日したガンズ・アンド・ローゼズだと思います。
ストーンズはもうミック・ジャガーやキースも80近いし、エアロスミスだって年令による体調不良ということでステージの感覚が空いてきたりしてます。それでもライブを続けているし、動画を見ても年齢は感じさせるものの、やはりかっこいい。それはロックは反抗の音楽であり、現状をぶっ壊すということ音楽の根底にあり、自分たちにはできないことを彼らがやってくれているということで、人気が高くなり、曲が良いということもあって、更に人気が上がると思っています。
ガンズ・アンド・ローゼズもアクセルは僕と同い年の60歳だし、スラッシュにしてもダフにしても50歳後半だけど、ステージングは実にかっこよいです。実際に彼らのかっこよさを撮影しているので、何枚かアップします。まずはアクセル。
この写真はライブが始まったばかりの頃だと思います。
スタンドマイクのアクセル・ローズもかっこいいです。
こちらはNovember rainを歌うときです。
次にスラッシュです。スラッシュという人は最近のギタリストというか、エディ・ヴァン・ヘイレン以降のギタリストとしては、ほぼ彼らの影響を受けているということを絶対に表面では出さずに、オーソドックスでブルージーなギターを弾く人です。ライトハンド奏法や速弾きからは一線を画しているところもこの人のいいところだと思います。それを象徴するのが、ギブソンのギターにこだわっているところです。
グリーンのレスポールって始めてみた。虎目がしっかり出ていて、これはいいギターですな。
こちらのレスポールはスタンダードゴールドトップです。これは同じ機種を僕も持っています。なんか僕も急にギターが弾きたくなってきた。
ダフもだけど、スラッシュのアコスティックギターって始めてみました。かっこいいね。
そしてダフ・マッケイガン。僕はこの人が一番ガンズ・アンド・ローゼズらしいと思っています。こんなに存在感のあるベーシストってあまりいないと思う。
ガンズはこの3人がいることで、バンドとして極めて安定しています。
一時メンバの出入りが激しかったけれども、結局スラッシュとダフ・マッケイガンがバンドに戻ったことで、ガンズがアクセル・ローズのワンマンバンドではなくなったということが素晴らしい。この3人が固定していることで、バンドの音楽自体のバランスが整うので、ものすごいパワーが生まれると思うのです。
あと、彼らがすごいことはカバー曲を自分たちがしっかり消化しているということです。ガンズ・アンド・ローゼズはこれだけの大物の割にはカバー曲を結構演奏します。Live and let dieは、ポール・マッカトニーのウィングスの楽曲で、ウィングスのライブでも演奏された曲でした。
初期のウィングスの代表曲ですが、今、検索すると上位に出てくるのはガンズのバージョンです。アクセル、若かったね〜^^
また、knocking on heaven’s doorはボブ・ディランの代表曲ですが、この曲もガンズのライブでは必ずといっていいほど演奏されます。
オリジナルはこちら。誰でも知っているボブ・ディランの名曲です。
ガンズバージョンはこちら。
ヴァンヘイレンもそうだけど、自分たちがカバーをやるときはオリジナルを忘れさせてしまうくらいのインパクトが絶対必要だと思うんですよね。そうしないとオリジナルのほうがパワーが強いし、結局カラオケになっちゃう。日本のアーテイストは数多くカバーアルバムを出しているけれども、ほとんどが歌の上手い人のカラオケになってしまっている。
その点、ガンズの場合カバー曲を自分たちの代表曲にしてしまっているところに彼らのプロ魂を感じるわけです。日本のアーティストも安易にカバーをやるのではなくて、自分なりに消化してやってほしいと常々思っているところです。
個人的にCivil Warでウクライナのことはちょっと要らなかったかなと思いましたが、それ以外はライブの素晴らしさがわかって、つくづく感動。久しぶりに良いものを見させてもらったし、また来日したときもぜひ行きたいと改めて思いました。
なお、セットリストはこちら。