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【2021年12月関西旅行】中高年一人旅 Vol.3 瑠璃光院〜ねねの道〜よしもと祇園花月

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京都2日目は、天気も晴れていて、観光には最高です。この日の予定はまず瑠璃光院に行き、散策をしてから、ねねの道にある「羽柴」というレストランで食事をランチを食べたあと、よしもと祇園花月で漫才を見て、東京に帰ります。

Contents

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瑠璃光院へ向かう

京都センチュリーホテル

今回の関西旅行では前日に京都西部を観光しまして、この日は紅葉が美しいと言われる瑠璃光院に行きます。今日の旅行の最大の目玉でもあります。宿泊している京都センチュリーホテルからですと、一番いいのは京阪の七条まで行き、そこから京阪で出町柳駅に行ったあと、叡山電車で「八瀬比叡山口」駅まで行くことになります。

そして今回瑠璃光院がこの日の目玉なのかといいますと、瑠璃光院は基本的に非公開ということになっていて、春の青もみじのときと秋の紅葉のシーズンだけ公開されていて、今回のそのタイミングがずばりということになっているからです。瑠璃光院は、JR東海のCMでものすごく上手に見せていることもあって、僕も京都に行く機会があればとずっと思っていました。

そこで、今回京都に行くということが決まって、瑠璃光院のことを調べてみると特別拝観であるということがわかり、こちらも事前にインターネットで申し込んでこの日の9時半に瑠璃光院に行くということになりました。

ちなみに京都センチュリーホテルから7条駅までは歩くと10分ほどかかるのですが、なんと京都センチュリーホテルが京都のバス会社と提携していて、ホテルの前から7条駅まで循環バスを出していまして、こちらは京都センチュリーホテルに宿泊していると半額で乗れるということもあって、早々にそのバスで7条駅に向かいました。

7条駅から鴨川を見ると京都タワーが見える

バスで7条駅のバス停に到着すると、目の前に鴨川が流れていて、その先には京都タワーが見えました。僕は、京都タワーに限りませんが、どこでもタワーを見ると興奮しますね笑 思わず写真を撮影しました。バス停はもう7条駅のすぐ目の前ですので、階段を降りてしばらくすると、京阪電車のホームに辿りま着きました。

京阪電車 7条駅ホーム

すでに8時前には7条駅にいます。これは9時過ぎには瑠璃光院に行っていないといけないからです。それでも年を重ねると、早起きは全く辛くならなくなりますね。ま、夜遅くまで起きているということに価値観が全くなくなったし、何よりもテレビをニュース以外ほとんど見ないということもあって、早く寝る癖がついたということだと思いますね。

結局特急に乗って出町柳駅まで行きます。時間にして15分ほどで出町柳駅に到着しました。エスカレーターで上がるともう目の前が叡山電車の出町柳駅の改札でした。

叡山電車の出町柳駅

そして改札をこえて左側の赤い電車があり、この電車は「八瀬比叡山口駅」行きなので、この電車に乗ってまず「八瀬比叡山口駅」まで行きます。

叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」行き

「八瀬比叡山口駅」にもだいたい15分ほどで到着しました。「八瀬比叡山口駅」、初めて来ましたが、素朴な感じがとてもいいですなあ。昭和よりも古い感じがしますね。いい感じです。

八瀬比叡山口駅

八瀬比叡山口駅の前は、昔の温泉街のようなイラストの地図があり、何か懐かしいというか、ノスタルジーが感じられます。この駅から少し歩くと比叡山にいく叡山ケーブルがあります。こちらもいつか乗ってみたいものです。

八瀬比叡山口駅観光地図

この地図を見ただけでも、令和の時代にはない昭和、下手したら大正と言ってもおかしくないくらい古さを感じさせます。それもいい味出しているから、僕のようなおじさんは結構喜んじゃうんですよね笑

この看板の前を通ると橋がありまして、その下に下の写真の川、高野川が流れています。この高野川は下流に行くと鴨川に合流するそうです。

高野川

瑠璃光院に到着

瑠璃光院 門

八瀬駅からは5分ほど高野川づたいに歩いていくと瑠璃光院に到着しました。前述しましたが、瑠璃光院を拝観するためには事前にネット等で予約する必要があり、だいたい9時から30分おきに予約ができるようになっています。

門前には京都市の説明板があり、そこには三条実美の名前もあり、結構びっくりしました。

瑠璃光院 門前 看板

僕は9時前に到着したこともあって、9時前に登場した瑠璃光院のお坊さんの瑠璃光院の説明を聞くことができました。こちらは僕のYou Tubeの動画で見ることができます。

お坊さんはどういうことを観光客にお話をしてくれたのかというと、瑠璃光院の4つの魅力でした。一応ご案内しておきます。

まず、瑠璃光院は紅葉の名勝ではなく、お寺ですと。宗派は浄土真宗大谷派。ご本尊は阿弥陀如来様で、中の1階の本堂には室町時代に作られた仏像が安置されている。

拝観のポイントは4点あります。

1点は秋の紅葉と春の青もみじです。
2点目は庭園です。庭園は3つあり、山露路の庭、瑠璃の庭、臥竜の庭です。
3点目は苔です。至るところにスギゴケやハイゴケなど数多くの苔があります。
4点目は建物です。昭和の時代に作られた数寄屋造りの古い建物です。今まで大きな改修工事などしたことがないとのこと。

以上の説明を受けて、瑠璃光院を拝観しました。

まず門から瑠璃光院までの建物に向かうのですが、そこまでの庭園が山露路の庭です。こちらも写真を貼っておきます。

瑠璃光院 山露路の庭 石碑

瑠璃光院 山露路の庭 橋

瑠璃光院 山露路の庭 池

このあと建物の中に入り、そのまま2階に上がって写経をします。

瑠璃光院 写経

瑠璃光院から見た庭園。こちらが瑠璃の庭と思われます。

瑠璃光院 瑠璃の庭 苔

瑠璃光院 瑠璃の庭 紅葉

写経をすると、1階に移動します。こちらで撮影したお庭が臥竜の庭だと思われます(曖昧で申し訳ないです)

こうやって見てると、お坊さんが言ってたのように苔がとても美しいと思います。それに日本のこういう庭園というのは、風流です。僕は絵心がありませんが、美しいお庭だし、こちらも鎌倉と違って公家文化の匂いがしますね。漢字でいうと嫋やかな感じ。

瑠璃光院 臥竜の庭

瑠璃光院 臥竜の庭 池

瑠璃光院 臥竜の庭 苔

瑠璃光院をしっかり堪能させてもらって、今度は12時に祇園のよしもとで漫才を見ないといけませんので、高台寺に向かいます。

ねねの道〜高台寺羽柴でランチ

高台寺 圓徳院 入り口

いつも関西に行くと、なんばでよしもとの漫才を見るのですが、今回は色々とバタバタしていたため、漫才は見るつもりはなかったのです。ところが、京都の祇園というか八坂神社のすぐそばによしもと祇園花月があるということを知り、誰が出るのかということをチェックしてみると、M1グランプリのミルクボーイが出るということがわかりました。僕は若手漫才師でもミルクボーイは結構好きということもあり、生ミルクボーイがどうしても見たくて、チケットをとりました。ちなみにトリは僕の若い頃一世を風靡したザ・ぼんち。ザ・ぼんちは、なんば花月でみたことがありますが、僕は大好きなので、結局チケットを取ることになりました。チケットも3000円ちょっとということもあってすごく安いですよね。

しかしながら漫才の1部がスタートするのは、12時からということなので、そうすると、その前にお昼を食べておかないといけない。移動のことを考えると11時に位にお昼を食べられるのがベストであること。食べたあと10分前にはよしもと祇園花月に到着しないと行けないということを考えてみると、よしもと祇園花月まで10〜15分県内じゃないとだめということもあり、僕自身もせっかく京都に来たのだから、それらしい食事もしたいということもあって、高台寺の羽柴というレストランにしました。羽柴はねねの道沿いにあります。

そのため、まずは京阪電車の出町柳駅まで戻ってから、祇園四条まで行き、そこから高台寺まで行くという流れになりました。

祇園四条駅から外に出るともう目の前には八坂神社がありました。

八坂神社

そして八坂神社の前を通って、すぐ脇の道を登っていくとねねの道になります。高台寺 圓徳院の前を通り過ぎて、ほぼ対面には、なんと御陵衛士屯所跡がありました。

高台寺 圓徳院

高台寺 圓徳院

 

月真院

月真院

御陵衛士というのは、幕末のギリギリの段階で新選組にいた伊東甲子太郎が分派して結成した団体で、バックに薩摩藩がいるので、当然反幕府派です。後に新選組の襲撃に遭い、消滅する運命になります。裏切り者は許さぬということなんでしょうけれども、いずれにせよ僕は幕末好きということもあって、いきなりこの場所が目に飛び込んできたので、おじさんは興奮してしまいました。もちろん、御陵衛士が高台寺に駐屯しているということは知っていたのですが、まさかこんなところでお目にかかるとは夢にも思わなかったので、興奮してしまいました笑

興奮してながら歩いていると、しっかり羽柴の前を通り過ぎてしまっていることがわかり(笑)、慌てて戻りました。

高台寺羽柴は、お店を見つけた時にベタだなあと思いました。それは高台寺はねねのお寺だし、ねねの旦那さんは豊臣秀吉。豊臣という姓は朝廷から下賜された姓で、もともと秀吉は羽柴秀吉と名乗っていたわけですからね。

高台寺 羽柴

このレストランは和風のレストランでお豆腐をいただけるお店でした。こちらは事前に一休で「【湯どうふ膳】自家製豆乳付 自家製京生ゆば・湯豆腐・ゆばかけご飯など全5品+自家製豆乳」を予約していたのですが、値段も2,000円で、京都の観光地としては良心的な価格。しかも窓越しには八坂の塔が見えるということもあって、まずは実に風光明媚であることに喜びました。

八坂の塔

京料理 高台寺 羽柴

注文してきた料理は下記の通り。

高台寺羽柴 湯豆腐

湯豆腐

高台寺羽柴 自家製豆乳

自家製豆乳

高台寺羽柴 3種のソースでいただく自家製くみあげ湯葉

自家製くみあげ湯葉

高台寺羽柴 名物とろとろゆばかけご飯

とろとろゆばかけご飯

高台寺羽柴 名物とろとろゆばかけご飯

とろとろゆばかけご飯

高台寺羽柴 京の白味噌ふくさ仕立て

京の白味噌ふくさ仕立て

高台寺羽柴 湯豆腐

湯豆腐

お料理はとても美味しくて、大満足でした。特に湯葉丼は絶品で餡を絡めた湯葉に刻み生姜が乗っかっていて、それが湯葉の餡とマッチしていて抜群に美味しかったです。あとは湯豆腐も、京都のお豆腐は久しぶりに食べましたけれども、この日はとても寒かったということもあって心身ともに温まり、美味しくいただきました^^

よしもと祇園花月で漫才を見る

前述しましたが、いつも関西に来るとなんば花月で漫才を見ているのですが、今回の旅ではなんば花月のキャスティングも僕の好みではなかったので、スルーしていました。ただ、京都にも花月があるから調べてみると、ミルクボーイが出るということもあり、しかもトリはザ・ぼんちということもあって、見ることにしました。チケットもびっくりするほど安かったし。

食後はねねの道から八坂神社を経由していき、八坂神社からはよしもと祇園花月が入っている祇園会館が見えます。

祇園会館

よしもと祇園花月

よしもとの漫才などはもちろん禁止ですので、撮影はしていませんが、漫才は面白かったです。やはりライブは最高。びっくりしたのは、ガレッジセールが出てたのですが、ミルクボーイの前に出演でした。ミルクボーイが出世したのか、ガレッジセールが東京での人気が関西では通用していないのか、そのあたりはよくわかりませんが。

よしもとでは1部の漫才、2部の新喜劇を楽しんで、東京に戻るため京都駅に向かいました。途中鴨川を渡り、

鴨川
バスで京都駅へ行き、東京に帰りました。今回の関西旅行は色々と詰め込みましたが、とてもいい旅でした。

こちらの旅行の内容については、You Tubeにアップしていますので、よろしければ^^