キング・クリムゾン観戦記2021年12月2日@フェスティバルホール
当初、さすがに大阪まで行く予定はなかったのですが、やはりどう考えてもキング・クリムゾンのライブはこれを機会に見ることがなくなってしまいますし、最近関西にも行っていないということもあって、今回大阪のチケットも取りました。とったところ、国際フォーラムでは取れなかったSS席をゲット。前から10番目という席で、しかも3回目にして最高のパフォーマンスを演じてくれました。
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キング・クリムゾン2021年12月2日@フェスティバルホールセットリスト
キング・クリムゾンの大阪公演の初日のセットリストですが、
こんな感じ。キング・クリムゾンのセットリストは、バンドのメンバーさえその日にならないとわからないという、まさにロバート・フリップのワンマンバンドということになるわけだけど、それでもすごくハードな曲の後にはソフトな感じの曲を交互に演奏して、最後の最後で前衛的なジャズ的要素で、かつ破壊的なとても攻撃性の高い曲を畳み込んでくるという感じなので、非常に圧倒されるんですよね。こちらについては後ほど、この記事の後半でご紹介したいと思います。
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まずは今回の大阪公演はメンバーののりも良かったし、何よりもセットリストが抜群だったので、とにかく圧倒されました。そこで僕も含めて見に来られていた方の書き込みをご紹介しますね。まずは、僕から。
東京から見に来ましたが、今日のライブは東京の時よりも良かったです。メンバーもすごく乗っていたし、特にメルコリンズと3ドラムとフィリップ様のギターの絡みは圧巻。ライブアルバム出してほしいなあ。 #KingCrimson
— Eisuke Minezaki (@hhighwaystarrr) December 2, 2021
次に愚痴を。今回ステージ中央辺りに、外国人が見に来てたんだけど、恐ろしくマナーが悪かったんですよね。そのことを書きました。「郷に入っては郷に従え」
そういえば、大阪初日でえらくマナーの悪い外国人がいたな#キングクリムゾン
— Eisuke Minezaki (@hhighwaystarrr) December 5, 2021
これに関しては、同意してくれてる人がいまして、リプライがありました。
一階の真ん中あたりで立ってクネクネ踊ってた人ですよね。
— アキラさん (@killertune_) December 5, 2021
凄まじかったなぁ。
第一部、Pictures、コンスト、宮殿、戦慄パート2あたりから凄くて、一部のラストが戦慄パート1って❗️
第二部、エピタフ、レッド、戦慄パート5、スターレス、21世紀〜。二部は曲の並び含めてただただ凄まじかった。
詳細は後日ブログで。
#KingCrimson
#大阪初日 pic.twitter.com/I5bUveifnm— josho@John Wetton Fan Blogger (@josho_Daylight) December 2, 2021
本当にこの方のおっしゃるとおりでしたね。
いやー、
こりゃ暫く余韻引きずるな。
今日の感想をたかだか140文字かそこらで言えんわ。
観れた人もこれから観に行く人も本当にラッキー!
世界ツアーが難しい中、来日公演ありがとう!最後に撮影タイムもありがとう!どんだけ感謝しても足りないっす!#キングクリムゾン#kingcrimson pic.twitter.com/A8An0eWXHQ— ヤムコロ (@wacky_or_yc) December 2, 2021
いや、本当ですよね。僕も最近はずっと2021年のアメリカのライブを聴き続けています。
KING CRIMSON大阪
鬼気迫る狂気のトリプルドラム
MC一切なし一言も喋らず
緻密に計算され尽くした完璧な演奏
圧巻の王者の風格でした
21st schizoid manで泣いてしまった
最前列で見れて感無量!#キングクリムゾン#KINGCRIMSON#王者降臨#MusicIsOurFriend#21stSchizoidMan pic.twitter.com/bZjP1FyZwa— 喪遺.swf (@meuxhxc) December 2, 2021
あのステージを一番前で見れたのは羨ましい。
とにかく絶賛の嵐という感じで、非常に素晴らしいライブだったわけです。
キング・クリムゾンの大阪の初日ライブは、大変素晴らしかった件
今回キング・クリムゾンのMusic is Our Friendツアーは、初日から見ているのですが、途中名古屋公演は行かずに、大阪まで来ました。大阪までライブを見に来たのというと、Sons Of Apollo以来だと思うのですが、今回のキング・クリムゾンの大阪公演は抜群に良かったです。まずはメンバーが乗っていたと思うし、何よりもセットリストが素晴らしくて、ヘビーな曲のあとはメローな曲といった感じで、曲が配置されていて、最後にStarlessと21世紀を演奏して、圧倒的なキング・クリムゾンワールドが展開されました。
今回のライブでは、リード面をメル・コリンズのサックスがまさに縦横無尽に流れて、それにロバート・フリップのソリッドなギターと3ドラムが絡んでいくという、ハードなジャズさながらのものすごく高度なインプロビゼーションとなって、僕はただただ圧倒されてしまって、ライブが終わったときは放心状態に近い感じがしました。
よくツィートをチェックしていると、ロバート・フリップやトニー・レヴィンが75歳にもなるのに、よくここまで演奏ができるというようなことをツィートしている人を見かけるけど、音楽は年齢じゃないんだよね。確かにあるギタリストみたいにびっくりするくらい衰えている人も見受けられるけれども、キング・クリムゾンはライブバンドとして、演奏活動を続けているわけだから、若かろうが、年取っていようがしっかり凄いパフォーマンスを展開できるわけですよ。特にロバート・フリップのようにプロ意識が強烈に強い人にとっては、もし自分が思うように演奏活動ができなければ、その時点で演奏活動を中止していると思います。気合と根性が違うということだと思いますね。
これでキング・クリムゾンも中盤まで来ました。あと、立川、渋谷で2回彼らのライブを見ることになります。