鎌倉散歩 東慶寺〜明月院
鎌倉散歩、今回は3回目になります。今回の鎌倉散歩は、JR北鎌倉駅で下車して、まず東慶寺に行き、そのあとあじさい寺で有名な明月院に行きます。そのあと、鎌倉駅まで出て生しらすを楽しみます。
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緑がとても美しい東慶寺
東慶寺は、北鎌倉駅から数分という、素晴らしい立地条件にあります。
東慶寺の入り口には説明板のようなものがあり、簡単な歴史がわかります。東慶寺はもともと縁切寺ということで、明治維新の廃仏毀釈によって停止されるまで焼く600年近く女性を救うためのお寺として存在感を発揮されていたようです。また、豊臣秀吉が北条氏征伐の際に立ち寄ったということでした。
歴史の古い山門だから、風格がありますよね。
まずは、東慶寺の紫陽花をアップしますね。さすがに鎌倉のお寺ということもあって、紫陽花は立派です。
次に建物と石像です。
鐘楼のそばには田村俊子の歌碑がありました。
田村俊子記念碑
乾拭き屋根の門は風格を感じます。
目立たないところにお地蔵様がありました。この何気なさがいいです。
僕は東慶寺というお寺が縁切り寺ということ自体知らなかったのですが、奥に進んでいくと、緑というか木立が素晴らしくて、圧倒されました。
林っていうんですかね。林と一体のお寺というのは、東京にはまずありませんので、スケール感が違うし、空気感も違うので、いい気が漂っているという感じがしました。東慶寺はそれほど大きなお寺ではないので、1時間ほどで見ることができました。今度はあじさい寺の明月院に向かいます。
鎌倉の紫陽花としては質量ともにナンバーワンの明月院
明月院は、東慶寺から歩いて10分もかからずに到着しました。
ただ、明月院はあじさい寺としてはものすごく有名ということもあって、観光客がごった返しています。入り口から入った橋の上には多くの人が。
まあ、でも、この時期は当然混雑するわけですから、しょうがないです。まずは、美しい明月院の紫陽花をアップします。
まずは明月院ブルーと言われる薄青い紫陽花です。
明月院はもう少し奥に入っていくと、開山堂という建物があるのですが、その開山堂の前「花想い地蔵」というお地蔵さんがいます。このお地蔵さんは季節によって抱いている花が違うようなのですが、今の時期は当然紫陽花です。
花の活け方がさすがという感じですね。花のわからない僕でも美しいなって思います。
この開山堂の脇には井戸もありまして「瓶(つるべ)の井」といいます。瓶(つるべ)の井は鎌倉十井の一つで今でも使われているそうです。内部が水瓶のようなふくらみがあることから「瓶ノ井」(つるべのい)と呼ばれています。
ここでも紫陽花が活けているところが粋ですよね。センスが実に素晴らしいと思います。
本堂脇にあるのが六地蔵です。
六地蔵は、我々人間が現世で苦しむ6つの迷界、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道から救ってくれるということを左の説明板に記載されていました。
今回、僕にとってラッキーだったのは、いつもは非公開である本堂後庭園が、花菖蒲が咲いているということもあり、公開されていたということです。入園料は500円。では早速中にはいっていこうと思います。
庭園の中から見た本堂の丸窓です。「悟りの窓」と言います。
花菖蒲です。本堂後庭園は、この花菖蒲が咲いていないと、入園できないそうで、今度は紅葉の季節にならないと入園できないそうです。
明月院には珍しく色の濃い紫陽花も咲いていました。
本当にありがたいことは、これだけのお花をしっかり手入れしてくれているということだと思うんですよね。すごい。
庭園も美しいですね。日本ならではだと思います。
こちらは青地蔵さんです。
こちらは赤地蔵さん。
鎌倉のある程度面積のあるお寺には、必ずと行っていいほどこのような巨木があります。樹齢何年くらいなんでしょうか。
明月院ブルーの花道ですね。
明月院では、うさぎを実際に飼っていたり、うさぎの置物を見かけるのですが、うさぎが月の使者であることからにちなんでいるんだそうです。僕らが子供の頃は、月ではうさぎがお餅をついているというようなことを聞きましたから、その流れなのでしょうか。
花の活け方もの日本独特ですよね。心にしみます。
明月院には竹林もあります。この静寂感がたまらないですね。今回は初夏で体験してみましたが、今度は暑い時期に来てみたいと思います。
こちらは福源山と読むのですが、明月院の正式名称は福源山明月院といいます。
本堂後庭園を出てからも明月院には紫陽花がたくさん咲いています。見事です。
明月院を出てい歩いていると、白とピンクが混在している紫陽花を発見。
明月院から北鎌倉駅へ向かう道の脇に小さな川があり、この川沿いにはカフェの他に個人宅などもあり、いい雰囲気がしています。
小川沿いには紫陽花も咲いていました。
緑が眩しい感じです。
ランチは鎌倉 八倉で生しらす丼
お昼の時間になったので、鎌倉駅から数分のところにある八倉に行きました。どうしてここを選んだかというと、単純で「鎌倉 生しらす」で検索をすると、第2位に表示されたからです笑 検索エンジンってすごいですよね。
神保町でお寿司屋さんをやっている友人に言わせると、生しらすというのはすぐに傷んでしまうので、東京では絶対に食べられないと言ってました。つまり、鎌倉のように漁師さんがいるところでないと、新鮮なしらすを入手するのは難しいとのことでした。
生しらす丼は、生姜醤油をかけていただきます。
美味しかったです。
以上の内容については、動画にもまとめてありますので、よろしければ御覧ください^^