0 Shares

今更ながら便利なFacebook

スポンサーリンク

ここ一月内で、高校の同窓生とのかなり大きな飲み会があり、その連絡手段をほぼFacebookでやり取りをしてます。日本にはSNSとしてmixiやGREEがあり、GREEはすでにソーシャルゲームのプラットフォームになっているので、純粋にSNSとして残っているのは、日本ではmixiだけになった。ところがmixiは使えないので、Facebookを活用したら、これはあっという間にコミュニケーションが通じるのです。

今回の飲み会でのアナウンスは、mixiは全く使わず、Facebookのみを使ったのですが、全く問題なくメンバーに連絡が行ったし、その後写真を同期のグループにアップをして、今度はその写真を媒介して、頻繁にコミュニケーションがとれてます。

僕に限って言うと、このFacebook内でのやり取りによって、仲の良い人とは更に仲良くなったし、今まで話しをしたことのない人との人となりがわかって、見直しちゃったりしてます。一方で絡んでほしくない人から絡まれて閉口しているところもありますけども。

Facebookがとてもいい所は、

  • リアルタイムウェブであるということ
  • モバイルにきちんと対応していること

そして

  • 自分が絡んだコミュニケーションが常に分かるということ

この3つだし、mixiにないのがこの点なのです。

リアルタイムウェブというのは、文字通り今やった自分のアクションがすぐにそのままウェブに反映されるということです。これは例えば僕はTwitterとFacebookを連携させているんだけど、これ美味しい!とやるとそのままFacebookに反映される。

これが政治的なことになると、大規模なデモをやるときに、TwitterやFacebookで発信をすることで、今発信した情報がすぐに反映され、しかもこれらはインターネットの媒体ですから、泥縄式に拡散されちゃうわけです。これが例えば1時間後に反映されるということになると、コミュニケーションが遅れるわけで、それを良とするかどうかはそのひと次第ということになる。

でも、このブログでも何度も書いてるけど、インターネットには即効性をユーザーは求めているわけで、そのニーズに応えられない媒体は生き残りはなかなか厳しいかもしれない。業態を変えないとという条件付きですが。

こちらは、僕の今朝のFacebookアプリの画面なんだけど、昨日は10時に寝て、でFacebookアプリを立ち上げたら、こんな感じで僕の友人がアクション件数が表示されます。今朝はメッセージが1件。アクションの件数が17件でした。興味のない人のアクションじゃなくて友人のアクションなんで、つい見てしまいます。

このFacebookアプリ、実はすごく使いにくいのです。どう使いにくいのかといえば、このようにコメント等が入っていて、それを見にこうとしてもその項目は表示されるけど、その項目に対して、どういうコメントが書き込まれたのかまではわからない。それは再度タップしないとわからない。ここは絶対改善しないといけない部分で、それはどうしてかというとタップをユーザーにさせると言うこと自体が、ユーザーに負担を課すことだし、Facebookの売りはなんといってもリアルに誰が何をしてるのかわかるということなので、このあたりはやはり改善するべき。

モバイルではこの体たらくのFacebookなのですが、mixiのアプリのコメントを見たら、アプリ自体が起動しないとか色々とトラブルがおきてるみたいですね。これだとユーザーは逃げちゃうと思う。無料だからテキトーというのは、インターネットの世界では絶対にやってはいけないこと。それはマイクロソフトやヤフーの対応を見ていればわかるわけで、そういうことを放置してると、逆にブランディングが下がるし、それはこのブログみたいに平気で書かれちゃうという自体になるわけです。テキトーなことをするんだったら、やらないほうがマシなのです。

Facebookの真骨頂は、自分が絡んだコミュニケーションに何か動きがあると、それがわかるということです。やっぱり、人間、自分のことが一番興味があるし、書き込みに対してどういう反応があったか知りたいというのは、これは人情だし、それで相手の人となりがわかって楽しい。僕もFacebookで誤解してた人の誤解が晴れて、ものすごくその人のことが好きになったし、なんで、この人は僕が忌み嫌ってるのに、絡んでくるんだろうかとかね。色々な人間模様がわかって面白い。

こういう状況なので、Facebookが世界中で利用者が増えるというのはわかるし、これでモバイルアプリの使い勝手を向上させると、Googleもおそらく太刀打ち出来ない。なぜならば、Googleは今までは環境を提供している企業だったわけで、ユーザーの人間関係には踏み込んでこなったからね。ただ、ここに来てGoogle+というものを作ってるけど、使い勝手が悪くてどうにもならない。僕はこれがGoogleのブランディングの低下を招くんじゃないかと密かに危惧しているところです。