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梅ちゃん先生が始まった

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3月いっぱいで連続テレビ小説カーネーションが終わった。僕は、糸子を見ていると、昔長く連れ添った人を思い出して、見ててはっきり言って苦痛だったんだけど、思った以上に人気があったね。ま、それは尾野真千子が奮闘したからだと思うね。尾野真千子もタイプじゃないけどね。

で、梅ちゃん先生が始まった。主役は堀北真希ちゃん。実に可愛いです。内容として、どじな末っ子がいろいろな経験をして、お医者さんになるというストーリーのようで、また、オープニングは戦後直後の蒲田が舞台ということで、復興していく日本のなかで頑張って一人の女性のお話なんでしょう。

2週間見ましたが、主題歌をSMAPに歌わせてるのが、バツ。梅ちゃん先生が始まる前にSMAPを起用すると言ってたので知ってましたが、どうしてNHKもいまさらSMAPを使うのがよくわからん。ネットで調べてみたら、僕と同様に思っている人が多くて、特に中居くんはあまりにも歌が下手だし、聞くに堪えない。

このジャニーズというのは、すごく才能のある男の子が集まっているとは思うんだけど、彼らがドラマでもなんでも、歌以外の者に出てくるとものすごく緊張感がなくなるし、テレビが彼らを使えば、視聴率が稼げるという安易な方向に行き過ぎてるような気がするね。僕なんかニュース番組とかに、ジャニーズの人たちが出てくるとチャンネル回しちゃうもんね。平清盛にも、V6の森田君がでてるけど、どうして彼が起用されたのか必然性が感じられません。

ところで、話は梅ちゃん先生に戻りますが、キャスティングは概ねいいね。特にお母さん役の南果歩と松子役のミムラはいい。南果歩は、昔はそんなにいいとは思わなかったんだけど、お母さん役ぴったりだね。家の中心で何時も明るいお母さん役を見事に演じてる感じがしますね。僕は母親が亡くなってから、マザコン度が加速してるのですが、いいお母さんを見るとどういう場面でも号泣してしまうようになった。

ミムラも、どじな梅子とは違って、才色兼備なお姉さんを演じていますが、いいと思います。江~姫たちの戦国~で細川ガラシャをミムラは演じたけど、ずっと今回の松子の役の方がいい。こういう頭のいい女性の役は彼女は似合うね。すごくいいです。ただ、ドラマの中では付き合った彼氏が戦死してしまい、そこに妙に引っかかってるというのがいまいち。女の人とはそういうものなんでしょうか。

ストーリー的には、今回脚本を書いてる人が、僕の大好きな「結婚できない男」を尾崎将也さん。「結婚できない男」が抜群によく出来たコメディだったので、ものすごく今回は期待しているんだけど、今のところ、かわいい堀北真希ちゃんのドジなところが出すぎちゃってるので、そのあたりがいまいちかな。

僕としては、やっぱりおひさまがあまりにも良く良かったので、結局比較をしちゃうわけですが、今後色々なドラマがあることを期待している。あとお願いごととしては、辻褄が合わないようなストーリー展開だけはやめて欲しい。ケチを付けるのも結構疲れるのです。