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テレビってもうだめじゃないの?

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今朝の日経新聞の1面にパナソニックとソニーが、有機ELテレビで提携の交渉に入ったというニュースが掲載されていた。これは韓国勢に奪われていたシェアを取り返そうということで、実にわかりやすいのです。

このニュースを、さーっと読みましたけど、性能の高いテレビをパナソニックとソニーが共同で開発することでコストを下げて、韓国メーカーに対抗するというもので、これは3Dテレビの失敗と同じ轍を踏むんじゃないかと思ったりするわけです。

話はがらっと変わりますけど、なんかの記事でテレビ番組に問わず男はテレビ好きだという記事を読んだことがあります。それは自分に当てはめるとなんとなくわかるんですよ。例えばどこかに出張すると、ホテルにチェックインすると、まずすることって僕はテレビを点けることなんです。特に何かを見たいということじゃないんだけど、テレビを点ける。ま、一種のBGMみたいなもので、音が流れていると安心するという感じです。

もっと根本的な事を言うと、テレビ番組自体がここに来て恐ろしくつまらなくなって来たと思うのです。大体、僕の一日だと

5:00に起床してやじうまテレビをまず見る。目的は、今朝のニュースと天気予報と松尾由美子アナを見る。

5:45にテレビ東京のモーニングサテライトで経済のニュースと滝井礼乃アナを見る。(滝井さんはお育ちの良さがと優しい声が好きです)

6時半にNHKにしてから天気予報を再度見る。この天気予報では渡辺蘭ちゃんが出ます。

このあとテレビを消して8時になったらNHKの連続テレビ小説を見る。今は梅ちゃん先生で、僕は宇野実彩子が特に好きです。

このあと、ほとんどテレビを点けることなく、

18:45になったらテレビ朝日のスーパーチャンネルで大木アナ(大木アナも滝井アナ同様お育ちの良さが好きです。アイドル的な可愛さがありますよね)を見て、

19:00にNHKのニュース。
それでテレビを消します。

後は夕飯は21時過ぎなので、NHKのニュースウォッチを見て、その日のニュースを確認するという感じです。(メインキャスターの井上あさひアナは、アドリブの効かない真面目さが結構好きです。)
この中でドラマとか映画、ドキュメンタリーとか出てこないのです。なぜかというとドラマ自体がつまらないので、見ないということなのです。

これは深刻じゃないかと思うんですが、結局テレビのコンテンツがすごくつまらなくなっているわけで、それは僕だけが感じていることじゃないと思うのですよ。それは僕はレベルの高い人間じゃないし、僕以上に頭の良い人は腐るほどいるわけですから、レベルの低い僕がそう思っているということは、僕よりもレベルの高い人はもっとそう思ってるんじゃないかと。

実際に地デジのテレビ番組は面白く無いし、じゃあ、BSを見ようかということになると、何年も前の刑事ドラマか韓流ドラマではっきり言って僕は見ません。特に民放のBSはひどくて、存在価値がないんじゃないかとすら思う。CMは延々と健康食品しかやらないし、ひどいものです。

このようにテレビで放映されるコンテンツが劣化している状況で、いくらテレビの性能が上がって、しかも安くなっても、つまらないものを見るために人はお金を出さないんじゃないかと僕は思うのです。冒頭に3Dテレビのことも書きましたけど、これが登場したときはテレビ業界の革命だって、テレビメーカーの担当者は口をそろえて言ってました。ところが、実際には売れたという話は聞いてません。その理由は、いくら魚とか風景を3Dで見ても、飽きるということだし、やっぱり映画やスポーツ、ドラマやドキュメンタリーといった質の高い映像を見たいのに、動物とか海ばっかり見てられないでしょということです。

で、パナソニックとソニーの提携ということですが、記事を読む限り技術が先行している。この業界は完全なレッドオーシャンなので、どんどん価格が下がっていき、各メーカーはどれだけ薄利多売でやっていけるか体力勝負みたいなところになっている。

実際に普通にテレビが見れるんだったら、安いほうがいいわけで、だから、ソニーやパナソニックは韓国勢に負けてしまった。そのコスト体質を直さないとと言うことで、今回の提携になるんだろうけど、次にこの記事の主題ですけど、じゃあ、テレビ局各社は面白いものを提供できるの?ということですね。僕は即時性と映像ということで、ニュース的なコンテンツがこれからも幅を効かしていく行くと思うね。それは、今のテレビ局に特にNHK以外は自分たちで面白いコンテンツを創りだす能力に欠けているか、或いはSMAPやAKBに頼ったもの以外何もできないということになり、結果的にコンテンツがチープになり、視聴者が離れていくという構造なんだと僕は思うのです。