時系列的に衝撃を受けたギターソロをご紹介していきます。僕が衝撃を受けたギターソロ20選その1
先日amass.jpの記事でギターソロ50選という記事がありました。興味があって読んだのですが、アメリカで人気のないリッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーなどが紹介されていて、びっくりしました。そこで僕ももうすぐ還暦を迎えますが、16歳で洋楽を聞き始め、現在に至るまで、これはすごいと思ったギターソロをご紹介していきたいと思います。
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リッチー・ブラックモアのハイウェスターその他
初めてハードロックのアルバムを聞いたのは、ライブアルバムの名盤ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンでした。それまでポール・マッカトニーを好んで聞いてきたこともあり、ポールの曲は身近いものだと2分台というのもあると比べると、ディープ・パープルだと短くても6分。この違いも、何も知らない僕としては衝撃的でした。
いずれにせよ、評判の高いディープ・パープルのライブ・イン・ジャパンをゲットして、1枚目のA面に針を落とすと、今まで聞いたことのないハードロック。これはなんだと思ってびっくりというか、武者震いを舌記憶がありますね。曲はディープ・パープルの代表曲「ハイウェイスター」。この曲によって僕は洋楽を聞き続けることになりました。素晴らしいとしか言いようがない。一応、誰でも知っている曲ですが、You Tubeとアマゾンのリンクを張っておきます。
ちなみにリッチー・ブラックモアのギターソロには色々と名演があるけど、僕はRainbow On StageのCatch The Rainbowのギターソロは、そのドラマチックでかつエキセントリック。それにコージー・パウエルのドラムが絡んで圧倒的なソロになっていると思っています。
リッチーの場合ライブの場合は、ほとんどアドリブなんで、ライブによって出来不出来の差がとても多いんだけど、そういう中でこのギターソロはとてもエモーショナルで良いと思うんですよね。
スタジオだと、Gates Of Babylone。この曲もおそらくリッチーとロニー・ジェイムズ・ディオが一生懸命作った曲で、リッチーらしい長尺の曲なんだけど、結局このアルバムは全く売れずに、ロニー・ジェイムズ・ディオは首になってしまいます。僕はロニー・ジェイムズ・ディオファンだったから、これはショックだった。リッチーも少なくともロニーを切らなければ、もっと成功したと思うね。
マイケル・シェンカUFO – Can You Roll Her
マイケル・シェンカーというギタリストを知ったのが、高校2年。今から40年ちょっと前です。友人とレコードの貸し借りをしていて、ここのギタリスト、すごいよと言われて初めて聞いた曲がUFOのCan You roll herです。この曲は一番最後にマイケル・シェンカーのギターソロを聞くことができるのですが、当時速弾きといえば、リッチー・ブラックモアだったんだけど、それを上回る速さ。しかも当時無名のドイツ人というミステリアスなところもあって、僕は一気にマイケル・シェンカーファンになりました。
和田アキラ、リー・リトナー、ラリー・カールトン、そしてアル・ディ・メオラ
高校の2年になると、ロックとジャズの融合というか、ジャズ系ギタリストがロック的なギターを弾くようになり、僕もその卓絶した技術に魅了されました。このとき日本では和田アキラが率いるプリズムが話題になっていました。当時は、四人囃子の森園さんが加入していたというのは話題性として大きかったと思いました。
特に日本ではプリズムの和田アキラの登場が鮮烈で、グレコのCMを見たときに、何だこれはと思った記憶があります。
その後僕はフュージョンミュージックに傾倒することになり、
プリズムのファーストアルバムは名盤だったと思う。このあと、リー・リトナーのキャプテンフィンガーズ。
曲調は軽いのですが、演奏内容がずば抜けていました。
更にリー・リトナーよりもすごい、ラリー・カールトンというギタリストがいるよということも聞いていて、ファーストアルバムが発表されると、すぐにゲットしました。
確かにラリー・カールトンのファーストソロアルバムは、ギターが全面に出ていて、これもすごいなあと思いました。
そして行き着いたギタリストがアル・ディ・メオラ。エレガント・ジプシーで、このアルバムはショックで、ギタリストとしてレベルが違いすぎるという印象を持って、彼が参加しているアルバムはリターン・トゥ・フォーエヴァーも含めてゲットしました。ただ、エレガント・ジプシーを上回る出来のアルバムには出会えませんでしたが。
パコ・デ・ルシアとのアコスティックギターバトMediterranean Sundance
ヤン・ハマーとの掛け合い。
ジェフベック Blow by blow
また、ジェフ・ベックのBlow By Blowもショックを受けたアルバムでした。このアルバムは、曲がとても良く、悲しみの恋人達やスキャッターブレインなどの名曲を輩出していますが、僕がこのアルバムでこれはすごいと思ったのはYou Know What I Mean。
オープニングのカッティングのコードが全くわからず、どうやって弾くんだろうと思ってた頃、友人がこうやってやるんだと教えてもらったときは感謝したものです。ちなみにその友人は、17歳でプロデビューしました。お姉さんがミュージシャンとの交流があり、そのひとに教わったといっていました。
残りは次回ご案内します!