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引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ という日経の記事

今朝の日本経済新聞の記事で、なでしこジャパンの佐々木戦略を痛烈に批判した記事が掲載された。日本のスポーツマスコミは全く根拠のない記事を書いて、国民を煽るだけ煽って責任は取らないという事が多々あったことから考えると、最近では珍しい記事。僕はさすが日経って思った。まずは、この日経の記事を紹介します。実に素晴らしい。記事はこちらです。

とにかく日本のマスコミはレベルが低いというか、根拠のない記事を書いて世の中を惑わすケースが多い。だから、基本的に日本のスポーツ新聞の記事ってまじめに読まない。それが決定的だったのは、サッカーのフランスワールドカップで当時対戦相手は、アルゼンチン、クロアチア、そしてジャマイカだった。

当時の日本のスポーツマスコミの解説としては、アルゼンチンには勝てないだろうから、良くて引き分けに持っていればいい、クロアチアはヨーロッパ勢だけど、日本は勝つだろうし、ジャマイカは格下だから勝つから、予選は2位通過間違いない!というものだった。

僕的には、サッカーのことはわからないけど、どう考えてもアルゼンチンは無理だし、クロアチアだってヨーロッパだから勝てないし、せいぜいジャマイカには勝てるかもと思ってはいました。

結果は、結果はご存知のように日本は3連敗。あっさり予選は通過できなかったし、見下していたクロアチアはフランス、ブラジルに次ぐ3位という成績を残した。良くもこんな強い相手に勝てるって踏んだテキトーなスポーツマスコミ。ひどいものです。(ちなみにチケット問題はその後どうなったんですかね。このあたりもマスコミのツッコミが足りないと思うよ)

こう考えると、僕が思い出すのは浪人の時です。当時浪人で代ゼミに通っていた僕は、日本史の白井先生の講義を聞いていたんだけど、当時の僕の親よりは少し上の世代。大正生まれの方だったと思いますが、当然彼は戦場に赴いているわけです。

彼が言うには、蛇足だけれども自分は日本の新聞を一切読まないと。それは戦時中のマスコミは軍部の圧力で軍部の都合のいい情報しか流さず、どれだけ国民を煽り、国民を死に至らしめたのかということでした。それは今の時代においても、戦時中のマスコミがいかに国民に対して嘘を流し続けたかということは今でも批判されるけれども、誤った情報を垂れ流して、国民を誤った方向に導いた罪は極めて大きい。だから日本のスポーツマスコミというのは、昔からの悪い伝統を引きずってるんだろうか。悪い伝統だね。

で、今回の日経の記事は、色々と議論をするところはあると思うのです。ひとつは戦力を温存して消化試合をオリンピックの場で行った佐々木采配は、スポーツマン精神に反しているんじゃないかという批判が書かれている。南アフリカに対して失礼じゃないのかとか、あとは佐々木監督が引き分けに持って行くという話を試合前に選手にも話したらしいけど、それが選手のモチベーションをさげることになったんじゃないかということも書いてある。

実際にテレビでは、予選リーグを2位通過することで当面アメリカやブラジルと戦わないで済むので、メダルが近くなったと言っていた。僕はそれに対しては正義感ぶるわけじゃないけど、なんか妙に戦略的で僕は嫌な感じがした。

ただ、一方で勝つため、勝利を得るためにはどう言う手段でもとってメダルを勝ち取ることを求められている以上、綺麗事は言ってられるかという意見もある。それもわからないでもないけど、昔メジャーリーグの松井が甲子園に出た時に、相手チームが全打席敬遠をして、相手チームはものすごく叩かれたわけで、素人の目からすると、不自然な感じがすごくするんだけどな。

素人からすると、柔道の松本選手があれだけ闘争心をむき出しにして戦って、金メダルをとった時に一転泣きだしてしまった姿って、僕はものすごく感動した。それはやっぱり選手としての無垢なところがすごく感じられたし、必死に戦っているというのは見てて緊張感もあっていいと思うのです。

女子サッカーだって、ワールドカップで優勝した時は、監督も選手も必死で戦ってもぎ取った勝利というところに、やった!という感じがしたけど、今回の試合は僕も妙な感じがしたわけです。メダルを取ることが目的だから、わざと引き分けに持って行ってもチームが有利になる方を選ぶというやり方の是非はどうなのということです。

プロ野球の視聴率が下がっているというのは、ひとつはいい選手がメジャーに行っちゃったということもあるけど、残った選手の試合がそれほどおもしろくないからだと思うし、WBCやサッカーのワールドカップが面白いのは、試合に緊張感があるからだと思うのです。

ところが、今回の佐々木戦略は、メダルを取るためとはいえ、オリンピックの試合を消化試合にしてしまったというのは、どうなのって思うし、日本のスポーツ全体が、サムライジャパンとかなでしこというように日本人の潔さや武士道精神を掲げる割には、その真逆なことをやっているとしか見られない。勝てば官軍負ければ賊軍ということもあって、負ければ何を言っても始まらないという辛いところはあるにしても、世界中が見ているゲームで正々堂々と戦わなかった佐々木監督の行動はこれから物議を醸すと思う。

また、勝てば官軍というのは、公家が強い方にしか味方をしないという、実に日和見的なあてに出来ない連中の行動パターンであるということも頭に入れておくべきで、公家はそういう性質から歴史的に信用されない存在になったということも知っておくべきだ。それは頼朝が初めて幕府を立ちあげて以来、明治維新まで700年近く公家は国を担えなかったというのはそういうところがある。

ところで話はガラっと変わるけど、バドミントン混合の潮田玲子選手、負けちゃいました。
「潮田玲子」でニュース検索すると、結構な数の記事が表示された。

潮田玲子「悔いはない」/バドミントン

日刊スポーツ  3 時間前
デンマーク戦後、健闘をたたえ合う池田信太郎と潮田玲子(共同)  混合ダブルスB組の池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はフィッシャー、ペデルセン組(デンマーク)に0-2(11-21、10-21)で敗れ、通算1勝2敗で各組2位までの8 

笑顔の潮田 ラスト五輪で完全燃焼「やってきたことに悔いはない」‎ スポーツニッポン
バドミントン談話(31日)‎ 47NEWS
五輪最後の試合を終え、池田信太郎(右)と握手する潮田玲子=西畑志朗 ‎ 朝日新聞
西日本新聞 – 日本経済新聞
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彼女のブログも読んでましたけど、自分を追い詰めて、最愛の彼への気持も公にして、戦って散ったわけですが、アスリートとして引退を決意して、どう言う気持ちでオリンピックに臨んだのかわかりませんが、僕は心からお疲れ様といいたいです。彼女の場合は、とにかくきれいだし便も立つので、キャスターとして仕事をするという噂がでてます。頑張って欲しいなと思います。

敗退した後のインタビューも見ましたが、負けたけれども精一杯やったので悔いはないと彼女は言ってました。アスリートである以上負けて悔しくないわけないのですが、公のインタビューでそれを押し殺して、悔いはないと言った潮田玲子選手はさすがスポーツウーマンだと思いました。(しかし、すっぴんでもかわいいなあ、潮田選手は^^)

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