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程度の低いIT業界

僕もこのITの世界に入って20年になるんだけど、新しい業界ということもあって創業者が現役で頑張ってるというケースが多いんです。彼らはサラリーマン社長じゃないので、やっぱり個性的。アメリカで言えば、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、ジェフ・べソスはいい例。ジョブスは、天寿を全うしなかったということで、永遠のヒーローになった。

このように創業者として成功した経営者の特徴は、大きな決断ができるということです。一番わかり易いところだとソフトバンクの孫社長。この人はすごいですね。何年も前にボーダーフォンを買収し、iPhoneを国内で初めて販売をし、そして今回アメリカの通信会社を1兆5千億円強で買収して、世界のソフトバンクになった。こういう決断はNTTドコモやKDDIの社長だったら出来なかったことだと僕は思います。

一方で、この業界は無礼な奴も実に多い。その代表的な人物は、今オリの中に入っている男はその代表。この男は常に汚い格好をして、それがステータスと思い込んでるから悲しい。スティーブ・ジョブズもTシャツを着てプレゼンしてるじゃんという人もいるだろうけど、スティーブ・ジョブズだからこそ許されるわけで、それは彼が恐ろしいくらいの実績を残し続けてるからという、過去の実績の裏付けがあるわけです。

ところがそういうことがわからず、スティーブ・ジョブズになりきって、意味もなく部下を怒鳴り散らしてみたり、無体なことをすることがスティーブ・ジョブズになる道だと思っているような人も多く、部下から随分顰蹙を買ってる経営者も多いらしい。

で、今回情けないIT業界の経営者が事件を巻き起こした。ZOZOTOWNの社長が、自分のサイトで買ってくれたお客さんに対して罵詈雑言を放った件です。彼のツイッターではそのツイートが削除されちゃってるので、僕の方でそのツイートを貼り付けておきます。

1050円のTシャツに750円の送料がかかったら、これは詐欺ですよ、はっきり言って。それに宅急便がお客のところに品物を届けるのは当たり前のことで、そんなことはどの通信販売会社でもやってるわけですよ。そもそも、送料が750円もかかるという事自体が、宅配会社に値下げの交渉をしていない、或いは送料で儲けているということが明らかで、批判されるべきは、ZOZOTOWN。この詐欺やろ〜と言っているユーザーには全く問題ない。

しかも、この前澤という人物は、社長であるにもかかわらず、自ら自分のサイトの悪口を言っているユーザーを自分で探しだして、直接、お客さんに向かって、お前呼ばわりをしているというのは、まずありえない。しかも、それが一対一のダイレクトメールであれば誰もみないけれども、ツイッター上で公開しているわけで、経営者としてなんと自覚がないのかと批判されても仕方がない。

これは、同様のことを三井物産の社長がやるのか?三菱東京UFJ銀行の頭取がやるのか?物産や三菱東京UFJ銀行の社長から見たら、一緒にするなというかもしれませんが、ZOZOTOWNも一応上場会社のであり、その上場という点であれば物産だろうがZOZOTOWNだろうが、日本で最もレベルの高い企業の経営者ではあるわけです。ところが実際には、社長自らが自分の会社の悪口を言っているユーザーを公開の場で罵倒している。これは、経営者としていかに自覚が足りないかと批判されても仕方がない。前に話が戻るけど、1000円のTシャツの送料に750円もかかる。これが高いと思わないユーザーはいません。

今回のこの前澤社長の罵詈雑言は、大いに批判されるべきだし、本人も謝罪に追われているようですが、ZOZOTOWNがこの程度の経営者のレベルで上場できるわけというのが、本当に不思議。しかも、今回の一連の騒動を擁護している馬鹿なブロガーもいるし、このIT業界はどうなってるのと僕は思うわけです。

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