0 Shares

Amazon、Apple、Google、Microsoftの動き

今週はタブレットが色々出てきて面白い。まずはGoogleがNexus7を発表した。このタブレットは19,800円という低価格が売りで、僕もお店で見て触ってみたけど、この7インチのサイズというのは手軽な感じがしていいと思います。

そして11月24日日本時間未明にAppleが満を持して、iPadminiを発表した。すごく欲しいんだけど、価格がやっぱり高い。ここ最近のAppleはジョブスが亡くなったということもあるのか、動きが変だし、新製品を発売するまでのリークがワンパターン。この流れは、Apple衰退の流れなのではという気がするのです。今日はこの部分を少し考えてみます。

ジョブス亡き後、まず発売されたのがiPhone4S。世間はiPhone5じゃないのかと失望して、確か株価も下がったはず。次に先日のiPhone5。これはモバイルハードとしては実に優れているけど、やっぱり精度の思いっきり低いマップが世間から批判されて、ティム・クックCEOは、他のマップを使ってくれと言わざるを得ませんでした。そして、24日のiPadmini。こちらも価格が他のGoogleなどと比較すると価格が高い。Appleにすれば、iPadはGoogleのタブレットなんかと別物なんだよと言いたいところなんでしょうが、一般の人が見れば同じタブレットなんだよね。

それと最近のAppleの新製品は、何故か妙なリークがなされて、それからAppleから新製品発表会の日程がアナウンスされ、発表されるまでアメリカの特定のメディアが、新製品の写真をリークしたり、妙な噂を流し、我々消費者が新製品の外郭をほぼ99%把握した時点で、Appleがどーんと発表するパターンになってきている。

ところが、発表される製品はリーク通りのもので、何もサプライズがなく、結局消費者やマーケットの失望を買い、株価が下落するというパターン。今回のiPadminiは、色々なメディアで高いと言われている。ここで重要なのは、ジョブス後のAppleは新製品の発表で常に失望されているということです。これはこういうツールを発売しているメーカーとしては致命的なことじゃないかと僕はAppleファンなので、すごく心配してる。つまり新製品とそれに対するユーザー心理の機微というものを、今のAppleの人たちがジョブスほど理解してないのかということだ。

ちなみにこのiPad Miniがいかに高いかということはこちらで見れる。思うに

  • 16GB:28,800円(Amazon Kindle FIRE 15,800)→19,800円
  • 32GB:36,800円(Amazon Kindle FIRE 19,800)→24,800円
  • 64GB:44,800円→30,000円

という値段だったら、みんな飛びつくのにって思う。プライシングが弱いかもしれない、Appleは。

一方Amazonはキンドルの発表の仕方が、実にうまかった。キンドルは昨日の15時くらいに発表されたけど、

  1. Appleの新製品発表
  2. リークと同じ製品の発表しかし価格は予想より高く、マーケットに失望感
  3. すこしほとぼりが冷めた段階でキンドル発表
  4. しかも価格が大幅に安い
  5. マーケットは好感を持つ

という流れ。この消費者心理のいい意味での刺激、或いはプラスのサプライズはさすがAmazon、さすがジェフべソスというところです。この製品の紹介は昨日のワールドビジネスサテライトで報道されて、しかもジェフべソスのインタビュー付きということもあり、眠い目をこすりながらみました。ツッコミは弱かったけどね。ただ、ジェフべソスの戦略としては、端末で儲けるつもりはない、中長期的に端末を使ってAmazonを利用してもらえばいいというスタンス。このユーザー心理の微妙な機微は、この会社は掴んでる気がするね。

ちなみにGoogleも端末に対する考え方は同じで、とにかくGoogleの広告をクリックして欲しいということがビジネスの基本戦略です。ただ、ここはあまりにもアプリに対する管理の仕方が野放図すぎて、僕は使おうと思わないけどね。

この1ヶ月見てみると、利用者の立場からみると、Amazonのやり方が飛び抜けて良い。Appleは好きだけど、高いものを買わせるということを強いる態度というのはいただけません。こういうやり方を続けると、きっとAppleもMicrosoftの二の舞にならないようにと思う。

そのMicrosoftも明日Windows8を発売する。今度のOSはPCとタブレットでも使えるというのが売りで、MS独自で販売するSurface。Windows8搭載ということでこちらも楽しみにしてたけど、何故か日本では今のところ発売時期が未定ということで、これだけこういう機械を欲しがっている人が多くいるのに、もったいない事をするなと思った。後は価格。WindowsはApple製品と比べて、ランニングコストがかかるけど、安ければね、Windowsのハードがうちにはボロビスタマシンしかないから、入手してもいいかなと思ったのですが、iPadよりも高いということになると、キラーアプリがないと買いにくいかなという感じはする。

僕的な結論としては、タブレット戦争は初戦はAmazonが買ったという感じ。僕的にどれがほしいのかということになると

  1. iPadmini
  2. Amazon Kindle
  3. Nexus7
  4. Surface

の順かな。

 Kindleで残念なのは、先ほど Kindleストアがオープンしたんだけど、本が少ない。ジェフべソスの挨拶を読むとファイナルファンタジーⅢを出すということなので、それはそれで楽しみではあるけど、やっぱりキンドルでは本が読みたい。今の状況だと楽天KOBOと変わらないからね。今後を期待します。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう