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本を読むということについて

僕は本が好きなので、よく本屋さんに行きます。一番気に入ってる本屋さんは、日本橋の丸善。最近店内をリニューアルして使いにくくなりましたけど、それでも一番本が買いやすい。あと、本を袋に入れてくれる時に、セロテープを半分折って張るといった気配りも日本らしくて気に入ってます。

本屋さんで癇に障ることが幾つかあるのは、例えば「知」という言葉をよく使う作家がいてうざったい。よほど自分のことが頭がいいというのことをアピールしたいのかと思うのですが、例えば誠実な人間が、僕ほど誠実な人間はいませんとはまず言わない。そういうことをぬけぬけと言うやつに限って、不誠実な人間だと思う。だから、知的生産術とか知的なんたらとかということを書くような作家は、地頭(ぢあたま)が悪い人だと思って、そういう人の本はまず買わない。

具体的には大物で言うと、竹中平蔵なんていうのは、僕は小泉さんが総理をやめたあとに国会議員をやめた時なんて潔いんだって思ったのですが、その後彼の行動をみると、いかに多くの国会議員から支持されなかったかということがわかる。彼が小泉さんに推されて進めた政策は悉く廃止に追い込まれた。

それが彼の限界でもあるし、よほど昔自分が正当な評価をされて来なかったことに対して忸怩たる思いがあるんだろうと思うね。だから、学者に専念すればいいのに、何か政治が動くとしゃしゃり出て、色々と勝手なことを言ってるけど、見てて本当に見苦しい。そんなに気に入らないんだったら、もう一度政治家になればいいじゃんって僕は思うね。でも、そういう人はとても多い。著名人で言えば、勝間和代、本田直之、堀江貴文がいい例で、勉強はできるけど、誰からも相手にされなかったからその鬱憤を今の世の中にたたきつけてる感じ。

こういう連中に限って知的何とかなど言って、やたら読書量を誇る人が多い。

例えば外務官僚だった佐藤優が、月間300冊、多い時は500冊という帯の本を出してるけど、これは嘘です。特に若い人に言いたいけど、これは嘘だし、絶対に真似をしないでください。一日10冊なんて読めるわけがないし、100歩譲って仮に読めたとしても頭に入らないし、知識になりえません。僕もこんなノウハウ本読みたいと思わない。

また、利口ぶっているあるブロガーも、年間500冊本を読む方法ということを書いていたけど、

http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/17363

この人はIT系のサービスの紹介はとても良くできているんだけど、自分のことになると、やっぱりこの人も自分が正当に評価されていないということを感じているようで、自分がいかに頭がいいのかということを書くことが多い。自頭は相当悪いと思う。

こういう多読をする場合には速読という方法があって、その一つでフォトリーディングという読み方があって本の活字部分をそのまま頭に焼き付けるというやり方。これをやると瞬時日本が読めるというもの。こんな読み方をして何が楽しいのって僕は思うね。

本を早く読む方法というのは、人それぞれだと思うのですが、僕は

  1. 目次をチェックする
  2. プロローグを読む
  3. あとがきを読む
  4. 本文は、重要なところを何かということを念頭に入れて読む
  5. あとはこれは!と思ったところには、ポストイットをどんどん貼っていきます。

こうやって読むと早く読めるけど、思いっきり集中するので疲れます。はっきり言っておすすめしません。ポストイットのカンミ堂のポストイットは秀逸。
カンミ堂オンラインショップ

このようにカード型なので、パスケースとかに入れて置けるわけです。

そうすると、本はどんどんこのようにポストイットが貼り付けられていく。

このポストイットって単体だとなくなっちゃうことが多いんだけど、こうやってカードでセットされていれば、絶対になくすことはない。僕は東急ハンズで買いました、これ。

ちなみに雑誌とかは、このような読み方が有効だと思いますよ。雑誌はいつまでもうちにあっても困るし、結局捨てないと溜まっちゃうからね。僕は雑誌に関しては、自分の欲しい情報を探しだすような感じで、ポストイットを張って、そこからインターネットで詳しいところを探しだして、そのあとエバーノートで保存しちゃってます。エバーノートはすごく便利なので、ぜひ使ってみてください。なんでも保存して、自分データーベースをつくりましょう。

やっぱり本というのは熟読しないと。そうじゃないと頭に入りませんし、特に小説なんかは頭の中でイメージしながら読まないと楽しくないし、そうなると速読みたいな馬鹿な読み方をしていれば、読書自体が楽しくないのです。

また、本を読むということは頭が良くなるために読むわけじゃないのですよ。僕は特定の本しか読まないし、それも何回も続けて読みます。それこそ司馬遼太郎作品は、作品によっては20回は読んでるから、そうなるとどこに何を書いてあるかわかるので、平気で読み飛ばしちゃうし、恐らく「竜馬がゆく」だったら1冊1時間もかからない。これは、早く先を読みたいから早く読むだけで、佐藤優らのような人たちと目的が違います。

そんな情況下で、電子書籍リーダーが最後の大物Kindleが登場して、活況を呈してきた。僕もiPad miniで本が読みたいので、早々にKindleのアプリをDLしてみたけど、まあ、使いやすいという感じです。つまり、Amazonのアカウントがあるから、あとは端末さえあれば場所を選ばないし、やっぱり物理的にあの大きい本がiPhoneに入っちゃうというのは、これは便利です。しかもKindleの場合はクラウドに自分の本棚ができるようなものだから、読みたい本だけ端末に落としておけば、読めちゃうわけで、このあたりもAmazonがインターネットのことを理解して、その特性を利用しているのかということだと思うわけ。

ちなみに楽天のkoboは友人に進呈しました。これもFBで誰かいりませんか?と声をかけたら、欲しいです!という声がかかり、じゃあ送るね〜という感じです。ちなみにオークションの落札価格は3000円くらいだそうで、中古であっという間に半額以下になる端末もどうなの?って思う。

とにかく、本は楽しく読むのが一番。普通に読書生活をしていれば、ある程度年を食うとそれなりにウンチクを語ることができるのです。だから、焦って馬鹿みたいに本を詰め込んでも、楽しくない。受験勉強と一緒で、あれなんか学んだことは糞の役にもたちませんよね。好きだったり興味があったりする分野を自分で見つけて、知識欲を満たすのが楽しいし、結果的に役に立つ。

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