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XperiaのCMに見るソニーがダメな理由

昔ドコモユーザーだった頃は、僕はソニーの携帯が好きでした。もともとソニーと言う会社が好きだったし、なんといっても工業デザインという点から見ても、カッコいいハードを作る日本で唯一のメーカーだと思っていたから。

なんといっても素晴らしかったのは、VAIOの登場で、今まで画一的だったパソコンを紫ともブルーとも言えないカラーを使ったPCはソニーのVAIOだけでした。特に小型PCであった505シリーズのかっこ良さは最高で、本当に所有したい!と思うようなパソコンでした。どうして今はあれを捨てちゃったんですかね。オリジナリティのある素晴らしいカラーだった。

その後、ソニーがだめなのは御存知の通りで、僕もソニーに対して愛想をつかしたひとりなんだけど、特にXperiaのCMがひどい。

この三味線を弾いてる隣でお兄さんがタップダンスを踊っている。ウェブサイトの解説を見ると、このCMは

三味線の印象的な音色に合わせ、タップダンサーが軽快にタップする、伝統とストリート感の融合は、Xperia™の拡がる音楽の楽しさを表現しています。

なんだそうです。はっきり言って意味がわかんない。

なぜこの携帯を持つのかということが。伝統とストリート感の融合がなぜ音楽の楽しさを表現しているのか。そもそもこの携帯が音楽を聞くのにどう優れているのかということを訴求しないと、手に入れにくいよね。それ以前にスマホはコンピューターだから、結局こういうことが簡単にできちゃうんです!ってやらないと、なんのためにそれを使うのかということがユーザーに訴求しにくい。

僕はね、Android端末なんて全く評価してないんだけど、それでもLGのAndroid携帯のCMを見てると欲しいと思うよね。それはなぜかというと、次の動画を見て欲しい。

LGのCMってこの携帯はこんなことが出来るんだぜ!ということを見る人にアピールしてるんですよ。ソニーがイメージを強調しているのと真逆です。

iPad miniだともっとわかりやすい。

つまり、こういう最先端のハードというのは、イメージ戦略以上にどういうことが出来るのかということが大事なのですよ。もっと突き詰めて言えば、具体的なコンテンツがどうですかということだと思う。

一方でソニーの場合、唯一デジカメは調子がいいし、評価も高いのです。CMも僕の大好きな北川景子ちゃんが出てますけど、

このCMを見てもらえればわかるけど、とても同じ会社のCMとは思えない。全く統一性がないのです。このサイバーショットのCM。北川景子ちゃんの美しさはもちろんなんだけど、サイバーショットがどういうことが出来るのかというのが極めて明快に訴求されている。

ところが、一番はじめに紹介したXperiaのCMは三味線にお兄さんがタップダンスをしているという、カッコいいけど意味がわからない。その解説を読むと笑える。とにかくこの製品のCMのサイトを見てもらえると一目瞭然で
http://www.sonymobile.co.jp/adgallery/
実にわかりにくい自分勝手なコンセプトなんです。ああ、これじゃあ売れないなって僕は思いました。

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