0 Shares

ベテランー若村麻由美さんと余貴美子さんだけが光る純と愛

どうでもいいことなんだけど、朝の連続テレビ小説の「純と愛」に対しては、かなり否定的で、遊川和彦ワールドはあまりにも悪い意味で漫画的で見てられない(とケチをつけながら見てる自分が悲しい)。一方で今年始まった「八重の桜」についてはかなり肯定的。それは取り上げた題材もいいし、肩肘の貼らない設定も個人的には好きです。

「純と愛」は何がダメかということは散々書いてきたけど、キャスティングに何故この人を使ったのかということがわかりにくい。特に主人公の愛役にジャニーズでも特にうだつのあがらない風間俊介を起用したのかわからない。視聴率的にジャニーズを使えば稼げるというのはもう間違いで、あの木村拓哉を使ってもドラマの視聴率は上がらない。大事なのはコンテンツですから。

こんなダメドラマでも、愛のお母さん役の若村麻由美さんと余貴美子さんのシーンは、さすがにベテランということもあって、ものすごくドラマが締まります。若村さんはエキセントリックな弁護士役で、人を攻撃するさまはさすがに見入ってしまうし、余貴美子さんは逆に実にコミカルな演技を実に上手に演じてる。この辺りは、見ているとさすがに夏菜や風間俊介と比べると雲泥の差で、このドラマは特に若手が酷すぎて、良かったのは吉田洋黒木華ちゃんくらい。ちなみに黒木華ちゃんは、舞台「飛龍伝」の神林美智子役に抜擢されました。その記事はこちらです。この舞台は広末や富田靖子も挑んだ大役で、今後が楽しみです。

で、ちょうど今BSプレミアムで朝の7時15分から「おひさま」の再放送をやっているんだけど、そのあと「純と愛」が始まってて、キャスティングがあまりにも「純と愛」の陳腐さが際立っちゃうんですよね。ストーリー的にも何度も書いてるけど、「純と愛」は変人しか出てこないから、見てて疲れる。それが遊川和彦ワールドの目的だろうけど、朝のドラマにしてはかなり無理がある。

実際に「おひさま」だと、井上真央ちゃん好きということがあるにしても、人を攻撃したりとか攻めるシーンというのは全くない。悲話的なものはふんだんにあるけど、そういう悲話があるからこういうことはやめようと思うけど、「純と愛」に関して言えば、常に誰かを攻撃していたり、無理なのにやってみたり、今週なんて雨乞いしてましたからね。ありえない状況が続くんだけど、そこに若村麻由美さんが登場するとすごく締まるし、余貴美子さんが出てくると柔らかさが感じられる。余貴美子さんはああいうキャラじゃなかったはずなんだけどな笑

しっかりバックグランドのあるベテランが作品に出ると締まります。「八重の桜」も今回ナレーションを草笛光子さんが重厚な感じでやっていらっしゃる。噂によると、晩年の八重を草笛光子が演じるということだけど、ありえない話じゃない。前に「篤姫」もナレーションは、奈良岡朋子さんが読まれて、すごく上品な感じでやはりかなりドラマが引き締まって、見応えがあるです。

「純と愛」に関しては、あと2ヶ月我慢すれば終わるので、今は我慢のしどきだし、「おひさま」の方は、陽子の家族がかなり安定しちゃって、やや冗長的な感じが無きにしもあらずなのですが、井上真央ちゃんの素晴らしい演技と彼女をサポートする脇役の素晴らしい演技を見て、我慢することにします。

【今回の記事で紹介したリンク先】
連続テレビ小説 純と愛
NHK大河ドラマ「八重の桜」
吉田洋Official Blog 放牧日記
俳優黒木華インタビュー
舞台「飛龍伝」に主演の黒木 華(くろき はる)

【おすすめ書籍】

この記事が気に入ったら
いいね!しよう