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能年玲奈ちゃんのこと

能年玲奈

今月から「あまちゃん」がはじまって、きちんとしたドラマで本当に安心してみてられる。宮藤官九郎の世界というか、いい意味で笑いのこだわりを感じていて、とても楽しめます。特に今のところですが、ヒロインを囲む人達が素晴らしいし、何よりも不幸感がなくて良いです。

八重の桜もそうなんだけど、前作が「平清盛」という実にマンガチックなドラマのあとで、とても安定している作品なので、安心出来ますし、この「あまちゃん」について言えば、「純と愛」が恐ろしく不幸であったことや「平清盛」以上に幼稚な内容から見ると、余計なことがなにもないのが一番の幸せなのかなと思います。

「純と愛」がいかに深みのはまった不幸でしかなかったのは

  1. 純が就職したホテルが外資に買収されてしまうし、それ以前に変な人しかホテルにいないという不幸
  2. 大阪のホテルを辞めて、実家のホテルで働こうとしたら、お父さんが借金の形でホテルを売却してしまったという不幸
  3. 心機一転大阪の宿(やど)を「魔法の国」にするべく、頑張って成功しそうになるも、客の寝煙草で火事がおきて全焼するという不幸
  4. 父親が溺死するという不幸
  5. 母親が若年性アルツハイマーになるという不幸
  6. 宮古島でホテルが経営できるようになるが、最愛の夫が植物人間になる不幸
  7. そのホテルが台風でめちゃめちゃになってしまう不幸

と、まあ、こんな感じで、これだけ不幸を並べるドラマも珍しく、NHKの実験姿勢はすごいね

で、「あまちゃん」なんだけれども、色々な関連記事、特に共演者であるキョンキョンや宮本信子さんがヒロインの能年玲奈ちゃんのことをバカボメなんですよね。素晴らしいと。

確かに1週間彼女の演技を見ていると、ドラマの中では高校2年だけど、19歳という若さ。これをどう表現していいのかわかりませんが、若々しさだったり、躍動感だったり、あたりまえのことなんだけど、僕の年齢には全くないものを彼女はドラマの中で発散している感じがとてもするのですよ。それはみずみずしいと言ったらいいのか、難しいのですが、これだけ青さというか輝きを持っている女優は珍しいと思うのです。

最近は、カルピスのCMにも出てる。しかも僕の大好きないきものがかりの新曲がBGM!

ドラマの設定も地味で暗くていいところが何もないと母親から言われて、自信をなくしている少女が、東北の海女さんたちを見て、彼女たちのようになりたいと思い、頑張っていくというのは単純だけど、わかりやすくてとてもいい設定だと僕は思うのですよ。彼女を囲む人たちの善良さ。おばあちゃんが宮本信子さん、海女さんは渡辺えり、木野花、美保純、片桐はいりと言った、先輩海女さんに育てられて、24年ぶりに16歳の海女が誕生したなんて最高です。

ただ、今日登場したお父さんを尾美としのりさんが演じていて、僕は彼のことが大好きなんだけど、彼もほんわかした役が多くて、連続テレビ小説だとてっぱんでヒロインのお父さんの親友でありお坊さんの役をやりました。僕がいいなと思ったのは、阿部ちゃんの「結婚できない男」で主人公の阿部ちゃんと親友の、病院の副院長の役は秀逸だったなあ。今回は、ややアキに厳しいお父さん役ですが。ちなみにこの「結婚できない男」もコメディですが、ブラックが入っていて実に面白い。お勧めです。

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このドラマの他にいいところは、能年玲奈ちゃんと同世代の女優さんが実に良い味を出しているのです。まず、アキの母親の春子が田舎を出て行く時の役を有村架純という人が演じている。どういうことをやってる人かなと調べてみたら、阪急電車に出てるんですね。見たけどわからなかった。ちなみにこの映画には宮本信子、良い役で出てます。

あと、アキと生涯の親友になる足立ユイを演じる橋本愛ちゃんも、ミステリアスな感じがしていい。彼女は、サントリーのボスや東京ガスのすごくいいCMに出てるんですよ。思わず、ああ、あの子ねと思うと思います。
まず東京ガス

次はBOSS

良い味を出す若い子だと思います。若いって本当に素晴らしいね。

こんな感じでいい役者が揃っていて、宮藤官九郎さんの本が面白いということを考えると、ますます話が面白くなる予感がするし、このドラマが順調に行けば、能年玲奈ちゃんは、それこそ宮﨑あおいちゃんや井上真央ちゃんレベルの役者になるんじゃないかと今から期待してます。自分の娘にも年が近いしね。頑張って欲しい。

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