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間抜けとはー猪瀬都知事にみる間抜けの構造

今年読んだ本で一番おもしろかったのは、たけしさんの間抜けの構造で、読みやすさも手伝って3時間ほどで読んでしまった。たけしさんがいう間抜けというのは、自分が周囲がどのように見られているのかということを認識しないで、発言や行動をしてしまうことだ。

このたけしさんの本を読んでいると、一般生活やお笑いの世界であれば、間が抜けているというのは、しょーがねーなーで済んでしまうのですが、いわゆる公人の場合は、しょーがねーなーでは済まなくなってしまうわけです。

今回の猪瀬知事の発言はまさしくこれに該当する。都知事という立場は、日本の首都のトップであり、評論家の発言のように無責任ではない。すべての発言が公的な発言になるわけで、そうなると、自分がどういう見られ方をしているのかという意識は必要だし、それがオリンピックのような行事になると国際的な観点において発言をしなければいけない。ところが猪瀬は自分が評論家や作家の時代と変わらない発言をして、それが世界中を駆け巡った。

時系列的に言うと(太字が猪瀬発言)

イスラム世界の批判をする→イスラム世界はアラーだけを共有して、後は喧嘩ばかりしてる

その発言を批判されると

自分の趣旨をきちんと報道されていないとニューヨーク・タイムズを批判

これに対してニューヨーク・タイムズが記事に自信を持っていると反論をすると、一転して

全面的に謝罪

ここで終わればいいのですが、この人は間抜けですね。Twitterで

今回の件で敵か味方かがわかったということで、これは誰かを指しての発言だと思いますが、このTwitterを誰だけの人数の人が見るのかということがわかってないということがわかるわけですよ。

このTwitterは、どう見ても捨て台詞か誰かを恫喝しているもので、極めてネガティブにとられる。僕が猪瀬直樹のことを間抜けだって言ってるのは、まずTwitterの彼のフォロワーが30万人以上いるということを意識してない。その中には当然マスコミの人もいるだろうし、こういう舌禍事件を起こした以上、更にチェックされているという認識がない。ありえないくらい間抜けだ。

前に民主党の鳩山元総理が、普天間基地の問題で衆議院選挙で「最低でも県外!」と言って、選挙に勝った。ところが、鳩山さんは勢いで「最低でも県外!」と言っただけで、もしそれを突っ込まれたら、それに対応する事案を用意してなかったから、叩かれても、何も言えず、これで一気に鳩山さんの求心力を失ってしまった。政治家はこの手の失言が多い。麻生さんや森さんなんて、あまりにも脇が甘いから、神の国だとか老人は早く死んで貰いたいなどという発言が飛び出しちゃう。

話を猪瀬さんに戻すと、この人はネットに精通しているということをアピールしたいようで、TwitterはもちろんFacebookもやっている。これらをソーシャルメディアというのですが、どういう特徴があるかというと、伝達のスピードが早いというものであり、そもそもコミュニケーションツールであるということなのです。それはこの人のFacebookページを見ればわかりますが、炎上してちゃってるんですよ。

ブロガーのやまもといちろうさんが、猪瀬の件で面白いことを言ってるので、紹介しますね。
猪瀬直樹さんの壮大な自爆芸について

たくさん税金使った事業を無に帰させるような発言を自身でやらかしておいて、その反省や釈明の弁もそこそこに、敵味方も伯方の塩もないだろうと思うのです。強いて言えば、自分自身がいまや東京五輪開催の敵であるといっても過言ではありません。東京五輪の開催をするためにも不用意発言をしてしまった猪瀬さんが都知事の座を降りるか、都知事の座に居座って東京五輪を諦めるか、の二択になっていることに気づいていないか、気づいていないふりをしているかですね。

僕も全くその通りだと思いますね。
さらに言えば、そういう反感を買うようなことをいうと、それを読んだ人間がどうするかということです。TwitterやFacebookのアカウントを持っていて、これらの一連の発言に対して反発した人は、Tweetしたり、Facebookで書き込みをする。ブログを持っている人は、僕ややまもとさんのようにブログの記事を書いちゃうわけです。

上記の猪瀬のTweetを見ればわかるけど、2000人以上がリツイートしている。これはこの発言を引用して他のTwitterユーザーがTweetしてる。そうすると、もっと多くの人がそのTweetを見ているということがわかる。

この波紋が一般人だったらまだいいんです。猪瀬さんは都知事ですから、彼が間抜けでも影響力は凄く大きい。しかもオリンピック関連に関して言えば、石原が既に150億をドブに捨ててるのですよ。更にまたお金がかかり、それは猪瀬のポケットマネーではなく、税金ですからね。

このオリンピック招致というのは、石原が歴史に名前を残そうとして始めたプロジェクトで、それを我々東京都の愚民が乗せられているだけで、猪瀬は猪瀬でオリンピックを招致した都知事という名誉を取ろうとして、こういうふざけたことをしているということをマスコミも批判するべきだ。つまり公的な理由でなく、あくまでも個人的な名誉のために我々は踊らされている。

ま、これでもし仮に東京招致を実現するんであれば、IOCに金を配るんだろうなって思うね。それしか動かない。東京でやるオリンピックは東日本大震災で被災した東北に勇気を与えるものだと言うことを誰かが言っていたと思うけど、それだったら、福島でオリンピックをやるべき。それであれば、東北復興という大義名分があるから僕も賛成する。

とにかく一連の猪瀬発言で彼のブランドは大きく失墜した。早く引責辞任して欲しい。でも、蓮舫とか出てきたら、嫌だな笑

ちなみにお利口自慢な人というのは、だいたい間抜けの範疇に入る人が多い。具体的に言えば、堀江貴文、勝間和代の類。あとはテレビのコメンテーターのコメントとか見てると、僕は喜劇と思ってみてます。したり顔ってすごく笑えるということを、お利口自慢な人は認識するべきだ。本当に頭がいい人は、お利口自慢をアピールしません。昔の人は能ある鷹は爪を隠すといったけど、ほんとにそうだね。

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