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マイクロソフトの落日という日経の記事

6月3日に日経新聞の電子版で「誤算のウィンドウズ8 マイクロソフトに迫る落日」という記事が掲載されました。マイクロソフトに関して言うと、GoogleやAppleとは全く違う企業文化であり、インターネットが浸透している今日、ユーザーの選択が結局マイクロソフトではなかったということです。

 誤算のウィンドウズ8 マイクロソフトに迫る落日
じゃあ、どうしてユーザーはマイクロソフトの製品を使おうとしないのかということなんだけど、それはインターネットが浸透してユーザーの嗜好がどういうことになってきたのかということをマイクロソフトは理解してないんじゃないかと僕は常々思っていて、そこにマイクロソフトが評価されない状況になっているんじゃないかなと僕は思うのです。
それはどういうことかというと、タブレットという視点で考えてみると、AppleとGoogle、Amazonがタブレットを推進をしていて、後続にマイクロソフトのサーフェスがあります。AppleにしてもGoogleにしてもタブレットはインターネット端末ですよというスタンスであり、後は本も映画もゲームも出来るよというものです。
一方でマイクロソフトのサーフェスは、タブレットでパワポができます!というスタンス。タブレット自体が基本的にエンターテイメント系の端末なので、タブレットで今更仕事をしたくないよっていうことがわかっていない。
そもそもマイクロソフトという会社のサービスや製品というのは、昔からですが、ユーザーに負担を強いる文化なんですね。例えばエクセルにしてもWordにしても手間をかけないといいものが出来ないし、OSにしてもウィンドウズ8は使ったことがないからわかりませんが、Vistaにしろ7にしろ、何かしらカスタマイズをしないと使えないし、雑誌によってはそういう特集までやっている。と言うことは、OS自体はカスタマイズをしないと、使い勝手が悪いということであり、しかも、そういうことが出来る人というのは、一部限られた人であるということです。

ところが、AppleのiPadにしてもGoogleやAmazonのタブレットにしても、起動は早いし、操作も簡単。楽々インターネットと言う感じで手軽に使える。おそらくこの起動が早くて操作が簡単がどうして大事なのかということが、おそらくマイクロソフトにはわかってない。
Googleが検索エンジンの分野でヤフーを駆逐してしまったのは、Googleの検索の精度が異常に高かったということです。この以上に高い検索の精度というのは、短時間でユーザーが求めている検索結果を表示するということで、これによってGoogleは世界のGoogleになりました。ここで大事なのは、ユーザーを待たせない、ユーザーに負担をかけないということなのです。
ところがマイクロソフトについて言えば、何をやるにしてもユーザーの負担をかけることが当たり前というのであれば、それはユーザーの支持は絶対に得られない。負担をかけないことで評価を上げたApple、Google、Amazonがいる以上、マイクロソフトはこれからも厳しいと思うね。
更にいうと、インターネットで情報を発信する以上は、PC対応はもちろんですが、スマホにきちんと対応しないとだめです。AppleもGoogleもモバイルで大飛躍しているし、Facebookもモバイルアプリの開発にすごく力を入れている。逆にmixiはモバイル対応に失敗していまや風前の灯火だし、マイクロソフトも後手後手に回っている。それが企業のブランドを大きく落としているんです。ウィンドウズ8フォンって随分前に聞いたけど、その後何の音沙汰もない。その辺りが落日の大きな原因だと思うのです。
マイクロソフトはビルゲイツがいた頃は、どの会社もここには勝てないと思っていましたが、今やこんな状況だし、Appleにしてもスティーブ・ジョブズがいなくなって、一気にダメになった。会社も人間もいい時もあるけど、悪い時もあるということだなと、こういう状況を見ると考えてしまうのです。

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