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きな臭さを感じるこれからのグリーとミクシィ

歳を重ねると、だめになる法則というのをつかめちゃう。特に僕のような失敗しかしたことのない人間は、すぐわかっちゃうんですよね。悲しいけど。ここに来てグリーとミクシィがダメな匂いがプンプンするのです。

グリーがダメになった理由は、経済マスコミ的に言うと携帯ゲームでスマホ対応が遅れてしまったということを挙げてます。それは確かにあるといえばあるし、どんどんダメになっていくガラケーゲームをやってるんであれば、だめになるに決まってる。

それ以上にダメなのは、何年か前に射幸心を煽って、小中学生の小遣いを巻き上げたということです。これが社会問題になって、世間から批判をされると、月5000円までしか巻き上げないということにした。

このグリーのビジネススタイルは

  • 無料である
  • ゲームを順調に前にすすめるためにはレアカードを有料で入手しないとだめ
  • 多くの人に知ってもらうために、無尽蔵に広告展開をした

ということです。特に問題なのは、年端もいかない子どもたちのお金を巻き上げたということで、広告をガンガンやることでその子どもたちの親から信用してもらうようにしたということです。

つまり、グリーのビジネススタイルは、反社会的なものだったのは明白で、要は子どもは親の財布からカードを抜き出して、そのカード番号をサイトに登録して、親は何も知らずに請求書を開けてみたら、とんでもない金額を請求されたというものですよね。実に親にとっては迷惑な話だし、これでグリーが批判されて、このやり方をやめると、一挙に業績が下がってしまった。今まで売上は、不法にも儲けたお金だった。

そもそもこのゲームに何万も使えちゃうということ自体がビジネスとして間違ってるわけですよ。だって、普通にゲームのソフトなんか、数千円で30~50時間楽しめるわけじゃないですか。僕はファイナルファンタジーとかドラクエは好きだったから、少しはゲームのことがわかります、プレーヤーとして。

こういう時に、日本の場合は、そういうふざけたことをする団体に対しては、マーケットから出てけっていうことになることが多いです。グリーが問題だったのは、上場会社なのに、そういうふざけたことをやったっていうことです。市場からお金を集めて、その集めたお金でガキを騙してその親から金を引っ張るっていうのは、ひどい話です。馬鹿な経済評論家は、日本発のビジネスモデルとか言ってましたが、詐欺みたいなものです。昔の豊田商事と全く変わらない。

結局グリーは大阪支店の閉鎖、社員のリストラを発表しました。ついこの前までは、入社1年とかに800万円とか1000万円の年収がどうだとか話題になっていたけど、そんな話がいつまで続くはずがないんです。バブルと一緒ですね。恐らくだめになると思う。

ミクシィの場合は、何と言っても、Facebookとの競争で使い勝手とスマホ対応が何も出来ず、だめになりました。

Facebookがどうしてあそこまでうまくいったかといえば、リアルタイムで情報の発信ができたということと、ユーザーがコメントすると、ユーザーは何もしなくてもわかるという点です。ユーザーはなにかコメントとか入れると、次にどういう対応があるのか知りたいものなんだけど、Facebookはそれがすぐ分かる仕組みにした。ところが、mixiは、わかんないんですよね。このシステムの差は大きい。おそらくmixiは馬鹿じゃないから、スマホ対応を考えたと思うんですよね。ただ、ここまで爆発的に浸透するとは思ってなかったから、すべてがゴテゴテに回った。

Facebookだって、当初のスマホのアプリはひどかった。動作は重いし、遅い。ただ、偉かったのは、それを認識して改めたことだし、それが未だに進化し続けているというのは評価してもいいんじゃないかと思いますね。

ま、Appleのスティーブ・ジョブズにしても、アマゾンのジェフ・ベゾスにしても、Googleのラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンにしても、一番気にしているのは、使い勝手なんです。この使い勝手というのは、できるだけユーザーに負担をかけないということで、そこにどれだけ頭を使うかということなんです。ITの場合、それを無視すると絶対に失敗する。一番いい例がマイクロソフトで、あそこのサービスや製品はユーザーに負担をかけるものだから、それがネットでも通用すると思ってたら、大失敗した。未だにこの会社はVistaの失敗から立ち直れないでいる。

話はもとに戻しますが、おそらくのこの2社は、確実にだめになる可能性が極めて高い。それは単純なことで、ウェブサービスというのは使われなくなったら、もうダメなんです。グリーのゲームをやることで大損する。mixiを使っても何も友人と共有ができないし、不便だと言ったら、わざわざ使うことない。ということはニーズがなくなるということであり、それはYahooがGoogleの台頭で一気にダメになったというのを見ればわかる。

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