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NTTDocomoが苦戦しているというニュース

DocomoがiPhoneを扱うということで、大騒ぎをしていたのがつかの間、昨日から今朝にかけて結局Docomoからのユーザーの流出がとまらないというニュースが入ってきています。


僕も何回かDocomo一緒に仕事をしたことがありましたけれども、NTTというのはどの会社もそうだけど、自分から進んで営業するということをしないという昔の電電公社の体質から全く変わっていないところがある、ある意味すごい会社です。NTTにしても、Docomoにしても、仕事ぶりを見ていると、ただ単に予算を消化するために仕事を作ってそれをやっているという感じでした。

NTTは全般的に集客手段として、おそらく自ら進んで個別に営業せず、お客さんから来るだろうという体質は変わってない。それはあれだけ広告宣伝費を使って、こういう製品やサービスを扱っているんだよということを担当者が上司に対してポーズをとっているとしか思えないようなところが多分にある。

そもそもDocomoがiPhoneを扱うということは、会社として遅きに失するところがあるし、今回どういうやり方をしているのか注意をして見てたんだけど、相変わらず殿様商売は変わっていない。例えば、販売をする店も全店舗ではなくて限定していたし、今回の新しいiPhoneは5cと5sの二つがあるんだけど、Docomoの5sを買うためには長期間Docomoと契約しているユーザーじゃないとダメというような縛りをかけてました。何でこんなことをするんだろって普通に思った。これでは買わないでくださいって言ってるようなもので、ユーザーの声というのがわかってない。

他のキャリアでは、今までiPhoneを扱っていたということもあって、自社のユーザーが逃げないように色々なことをやっていたけど、Docomoは、自分たちで買わないでくれってユーザーに行っているようなもので、これではユーザーが離反するというのは至極当然のことだと思うんですよね。

Docomoのスマホ対策と言うのは、実に稚拙で、iPhoneを販売する前はサムスンとソニーのツートップ戦略という意味の分からない事をやった。もし僕がDocomoの担当者だったら、これはサムスンをワントップでやりますよ。どうしてかっていえば、あれだけAndroid端末が多い中で、群を抜いて売れているギャラクシーに恩を売るということは、どういう戦略で彼らが売っているのかというノウハウだって交渉次第で引っ張ってこれるはずなんですよね。それを製品として全く魅力のないソニーを扱うというのが意味がわからない。

結局、このことでNECとパナソニックがスマホの製造をやめる口実を与えちゃった。あと、普通に残っているのがシャープだけど、シャープ事態が経営が不安定な状況で、これ以上新しいものを作り得るのかと思うし、どうなのって思うわけです。

それ以前に日本のスマホのCMがいまいち伝わらない。スマホを売るためには、ガラケーがいかにハードとして不便で、スマホはこんなことが出来る!というような説明が全くない。特にツートップのCMはひたすらチェロをひたすら弾きまくるだけで、何を伝えたいんだか、全くわからない。実際にiPhoneだったら、こんなこと出来るんだよーというCMを延々と流しているけど、そのほうがずっとわかりやすいと思うのですよ。CMなんて芸術じゃないからね。

いわゆる営業だったり、経営者としての勘という点では、キャリアの中ではソフトバンクの孫社長が突出してる。それこそ孫さんが老耄にならなければ、早晩日本の携帯キャリアはソフトバンクがトップになる可能性が実に高いと思うね。KDDIにしてもDocomoにしてもサラリーマン根性がやっぱり抜けてない。もちろん、ソフトバンクが会社を集団指導体制で持続していけるかどうかはまだわからないけど、お客さんのニーズに対する目利きはさすがに孫社長は創業者ということもあって、違う。ただ、ソフトバンクだって、孫さんの後どうなるかどうかはわからないよね。普通は創業者が強烈な場合は、二代目になるとぼろぼろになることが多い。徳川幕府を見習うべきじゃないかと思う今日このごろです。

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