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最近のゲームの動向

僕は子供の頃からゲームが好きで、特にドラゴンクエストやファイナルファンタジーは好きで、今でもファイナルファンタジーとかがiPhoneに移植されると、何時間もかけて楽しんでる方です。このゲーム業界は、結構アップダウンが激しくて、傍から見てると面白い。

最近のゲームの主流は、ゲームをするのは無料だけど、できるだけ早くクリアしたいという場合には途中でそのゲームメーカーにお金を払ってアイテムをゲットするという仕組み。この仕組は、今やボロボロ状態に陥ってるGREEがコンプリートガチャと言われる、射幸心を煽って有料のアイテムを買わせて、世間知らずの子供の小遣いをもぎ取るやり方です。

GREEは、子供が親のカードで決済して、その金額がばかみたいな金額になったり、そのアイテムが高額でヤフオクで取引されていたりと社会問題になったこともあって、月額5000円以上は課金しませんということになった。ただ、5000円という金額なんだけど、Amazonでゲーム関連の機器やソフトを買ったりするといくらになるのか調べてみると、
プレーステーション3が24,000円弱
Wii Uが25,000円強
Xboxが20,000円弱
という感じなので、2,3万円といったところ。

当然ゲーム機だけでは遊べないから、当然ゲームを買うんだけど、タイトルは数千円が大勢を占める。iPhone対応のゲームだと、高くても2,000円くらい。

ところがGREEのやり方は、アイテムの購入費用がだいたい何万円もして、さらにひどいことになると10万とか20万とかの請求が親に来たということもあって、消費者センターに苦情が入った。しかもGREEは一部上場企業であり、社会性があって当然のことなのに、年端もいかないガキから小遣いをふんだくるというビジネスを展開したことで、世間から批判を受けたわけです。こういう会社は早くなくなってほしい。

最近人気の、僕も好きだけど、パズドラもこれに近い。パズドラは、ブロック崩し的なところとRPGとオンラインゲームを噛みあわせたところがあって、友人に助けてもらって、ゲームをクリアして、どんどん前に進んでいくのですが、ゲームオーバーをしても魔法石を使うと復活して、ゲームの続きが出来るというもの。この魔法石は基本的に有料なので、これがガンホーの収益源です。確かに大人の僕がやってても楽しめるし、ゲームオーバーした時の悔しさは、いい年して大変なものなんですが、ただ、やっぱりゲームしながら課金をする仕組みというのは、ユーザーへの経済的な負担がかかるという点では、好ましくないのではないかと思うのですよ。

つまり、ゲームはただですよ~とうたっていて、実際にやってみたらお金がかかるというのは、歌舞伎町のぼったくりバーのシステムと変わらないと思うのですよ。ぼったくりバーだって、5000円ポッキリですよ~とか言って入って、ビール3本頼んで何万円です!とか言うのと一緒でしょって思うのです。こういうやり方は、長く続かないんじゃないかなあ。

というのは、それこそiPhoneでファイナルファンタジーをクリアするのって50時間くらいかな。ということは1日2時間ゲームをしたとしても1ヶ月遊べるわけですよね。しかもそのゲーム代が2,000円だったとして、安いもんですよね。

ところがこの魔法石というのは有料なんです。この記事を書くのに調べていたら、iPhoneとAndroidで価格が違うんだけど、それでも、こんな感じで売ってるんです。
◆iPhone/iPad系から購入する場合
魔法石1個購入すると 85円
魔法石6個購入すると 450円(1個あたり75円)
魔法石12個購入すると 850円(1個あたり70.83円)
魔法石30個購入すると 2000円(1個あたり66.66円)
魔法石60個購入すると 3800円(1個あたり63.33円)
魔法石85個購入すると 5200円(1個あたり61.17円)
という感じ。

このゲームは面白いから、いいけど、こういうやり方はずるじゃないかなって思うんですよね。長く続かないと思う。実際に「魔法石」で検索をしてみたら、無料で魔法石をゲットする方法とか言うようなサイトがいくらも出引っ張ってこれちゃって、びっくりしてるんですよね。これはいいのかなって思うのですよ。

このゲーム業界って、面白いのは、ゲームをしない層にいかにしてやってもらうかということを凄く知恵を働かせてるんです、特に任天堂はそうで、脳トレとかWii Fitで今までゲームをしなかった層を開拓しました。この辺りは、マーケティングの教科書になりそうな素材はいくらでもあるんですよね、任天堂。失敗例もあるけど、成功例もあるから、本当に面白い。

一方でソニーは、技術が優先されちゃってるから、うまくいかない。今度のハードはこんなに凄くて軍事利用もできるから、共産圏では売れないんです!とか言っちゃってるから、ゲームを作るソフトメーカーが開発に何億円も使えないって、大騒ぎになってる。本末転倒と言うのは。

話はゲームに戻りますけれども、当然商売でやっている以上は何かしらお金を利用者から取るというのは当たり前のこと。それをいつもらうのかということもそうだけど、ユーザーがそのゲームをするコストというものを決めた方がユーザーにとって親切。その辺りをゲームメーカーはもっと考慮するべきだと思うのです。つまり被害が出て、大騒ぎになったら対処を考えるというのは、取り得になるし、倫理的にいかがなのものかなと思うのですよ。

GREEにしてもパスドラにしても、初期費用を無料にするというやり方は、利用者を増やすという点で非常に効果があります。Yahooがオンラインストアの出店費用とサービス利用料を無料にするというのも、同じ戦略だし、Googleが無料の優れたサービスを提供しているというのも同じ戦略です。ただ、ビジネスの利益や開発費用をどこから引っ張ってくるのかということを考えると、GREEやパズドラのように利用者からのみ取るというのはどうなのかなと。できれば、そのサービスを広告媒体として展開するビジネスモデルは対応できないのかなと思ったりする今日このごろです。

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