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NHKに提案、将来の大河ドラマのヒーローは薩摩藩の小松帯刀がいいと思います!

小松帯刀伝

1月8日から新しく始まったNHK大河ドラマ「女城主直虎」ですが、まだ、柴咲コウちゃんが出てこないので、なんとも言えません。NHKはもっと日本のために踏ん張った人をヒーローやヒロインにした方がいいのではと思います。そこで思うのは、薩摩藩の小松帯刀がヒーローにふさわしいのではないかと思うのです。

小松帯刀とは誰か

小松帯刀という人はだれかというと、幕末の薩摩藩の家老を務めた人です。普通、どの藩でも身分の高い武士は幕府を支持しているのですが、その点勤王思想に目覚めた小松帯刀という人は、さすがという感じがします。小松帯刀という人は、僕の大好きな司馬遼太郎さんの本にはよく登場します。特に名作「竜馬がゆく」には何度も登場して、竜馬の海援隊を支援してますね。その結果、幕末における海援隊は一定の影響力を持つに至っています。ただ、残念なことに、小松帯刀は、明治3年に36歳で亡くなっているので、生きていたら、凄いことになっていたと思うのです。

実際に小松帯刀が行った実績は素晴らしい。まず、薩摩藩というと西郷隆盛と大久保利通ですけれども、彼らが活躍をすることが出来たのは、彼らの直接の上司が小松帯刀だったと言われてますね。それと、坂本龍馬と懇意になったことで、薩摩藩として海援隊を全面的にバックアップをすることで、海援隊があの幕末において力を持つきっかけになっています。それ以外には薩長同盟が事実上締結したのは、京都の小松帯刀宅でしたし、イギリスのアーネスト・サトウにも一目をおかれていて、そういう点から見ても、本当に有為な人材だったということがよくわかります。

ここ数年大河ドラマが成功しなかった理由

大河ドラマがここ数年成功をしていなかったのは、ストーリーがつまらなかったこともありますが、ヒーローやヒロイン選びに失敗をしているということが大いにあります。篤姫以降ヒーローとしてよく取り上げたなあと思っているのは、平清盛、黒田官兵衛くらいです。江~姫たちの戦国~のお江は、淀君の妹で徳川秀忠の妻ですけれども、歴史的に何もしてません。原作の田渕久美子が生物学的な勝者だと意味のわからないことを言っていましたが、ただ単にひたすら子供を作っただけですし、直江兼続にしても、関が原前夜であれだけ徳川家康を批判しているのに、関ヶ原で負けると手のひらを返すような人物でした。また、八重の桜の八重にしても、会津戦争のときに銃を持って立ち上がったということだけクローズアップされましたけど、基本的には新島襄の妻として人生を全うした人ですし、明治維新後のドラマ自体が緊張感がなくて、面白くありませんでした。花燃ゆのヒロインに至っては、たまたま吉田松陰の妹だったというだけで、ヒロインになったけれども、このドラマが全く評価されなかったと言うのは、僕は必然という思いを持ちました。そのため、主役を演じた井上真央ちゃんのブランドまで落ちてしまった。では、どうしてこれらのドラマが失敗をしたのか、自分なりに考えてみると、お江にしても、直江兼続にしても、楫取美和にしても、日本の歴史において何か有益なことをしたのかというと、探すのが大変なくらいです。

小松帯刀の実績が素晴らしい

ところが、小松帯刀については、冒頭でもご案内をしたように、大変な活躍をしていますし、もし、この人が生きていたら、西南戦争は別の形になった可能性はすごく高いといえるんじゃないかなと思うんですよね。大久保利通は薩摩藩で下級武士でしたけれども、小松帯刀は家老でしたから、西郷さんや西南戦争で薩軍の将になった人たちには押しが聞いたと思います。それでも、明治3年に早死をしているので、無名になっていますけれども、たしかに幕末時に仕事をした人間の一人ということが出来ます。明治新政府が小松帯刀をいかに評価をしたかといえば、明治維新が成立した後に、明治新政府は、活躍した人間に対して賞典禄と言うものを与えています。一般の武士で最高なのは、西郷隆盛の2000石。大久保利通や木戸孝允は、1800石。次に大村益次郎が1500石で、その次の1000石に小松帯刀がもらってます。同じ1000石をもらっている人は、司馬遼太郎さんが名将にふさわしいとした板垣退助くらい。後の日本の権力者となる山県有朋が600石ですから、相当高い評価を受けています。

NHKが不思議なのは、こういうしっかり高い評価を受けているのに、どうしてスルーをしてしまうんだろうと思いますね。篤姫では、瑛太くんがすごくいい演技をしましたし、とても、彼にこの役はすごくあっていましたけれども、やはり、こういう無名な人を多くの人に知ってもらうという努力をすればいいと思うんですよね。明治時代の人ですから、史料もあるし、現代においても小松帯刀の本はいくらでもあります。後はしっかりストーリーが書けて、いい人をキャスティングしたら、きっとヒットすると思うんですよね。

ただ、来年の大河ドラマが西郷さんだから、小松帯刀は当然登場してくるでしょうけれども、現実的に大河ドラマのヒーローとして取り上げられるのは難しいのかなあと思ったりしています。ただ、篤姫の時のように、以前から知られていないけれども、実は歴史的に凄いことをしていたということを多くの人に知ってもらうと言うのは、重要な事だと思うんですよね。その点小松帯刀は過小評価されているというか、知る人ぞ知るというタイプの人物ですから、この人がいなければ、西郷隆盛も、大久保利通も、坂本龍馬も活躍できなかったし、この3人が活躍できなかったら、明治維新がどのようになっていたのか、全くわからなかったはずです。是非、将来の参考にしていただければと説に思います。

 

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