2017/01/23787 Shares

リッチー・ブラックモアが大成しなかった理由がわかった気がしました

リッチー・ブラックモア

今日から名古屋でディープ・パープルがライブを行い、これから大阪、東京とライブを行うということもあって、ここ数日彼らのことを調べています。ここでわかったのは、リッチー・ブラックモアというカリスマギタリストが、どうしてミュージシャンとして大成なかったかということでした。

昔からリッチーのファンとしてどうして売れないんだろうと思っていた

僕は高校の時にレインボーと出会って、30年以上彼の音楽を楽しんできたのですが、ずっと疑問だったのは、どうしてこれだけいい音楽を作り、かっこいいギターソロを弾いてるのに、どうして売れないんだろうということでした。

でも、ここ数日ディープ・パープルのことを調べてきて、リッチー・ブラックモアが爆発的に人気が出なかった理由がわかった気がします。

話は変わりますけれども、僕は今のディープ・パープルって全く評価してませんでした。それは彼らが老齢で、きちんとした音楽も作れず、きちんとした演奏ができないということを、ディープ・パープルが再結成して、僕がいつも感じていたからでした。

具体的には、ライブを観に行っても、パワーが全く感じられないし、スティーブ・モーズが加入する前のライブムービーを観ていた時に、イアン・ギランの声が全く出ないで、これはダメだなあと思い、全く彼らの音楽を聴くと言うことがなくなりました。また、リッチー・ブラックモアがディープ・パープルを再脱退してから結成したレインボーも観に行きましたが、全然だめで、リッチー・ブラックモアもこの後ハードロックを演奏することをやめ、ブラックモアズ・ナイトというゆるい音楽を演奏するようになり、僕は完全に彼の音楽から遠のきました。

今のディープ・パープルのメンバーの関係は良好

そこで、冒頭に書きましたが、ここ数日ディープ・パープルの来日で、彼らのライブをYouTubeで観たのですが、これが実に良いのです。ギターのスティーブ・モーズはこのバンドの実質的なリーダーだと思うのですが、昔からのメンバーの演奏が実に良い。

これは昨日のスティーブ・モーズの記事でも書いたのですが、

スティーブ・モーズはディープ・パープルの救世主だと思う件
ディープ・パープルが明日4月9日名古屋でジャパンツアーがスタートします。今回はNow What?ツアーでは、過去のセットリストを見てみる...

スティーブ・モーズが加入してから、ジョン・ロードが辞める以外はメンバーはずっと安定しているのです、ディープ・パープルは。そう考えると、ディープ・パープルが何度もメンバーチェンジを繰り返したのは、相当な割合でリッチー・ブラックモアにあるんじゃないかなって今更ながら思うのです。

なぜリッチーは売れなかったのか

じゃあ、どうしてリッチー・ブラックモアが本当のスターになれなかったのかということもそういうところにあるのかなと、思ってきまして、それは、ロックバンドとして大成したバンドは、あまりメンバーチェンジしてないし、メンバーが何かの理由でいなくなってしまった場合は、成功しているバンドほど解散している。

具体的な例で言えば、レッド・ツェッペリンはジョン・ボーナムが亡くなってから解散しましたし、クィーンもフレディ・マーキュリーが亡くなると、活動を停止しました。ローリング・ストーンズはリードギターのメンバーチェンジをしてるけれども、ロン・ウッドが加入して40年以上経っているということもあり、ほぼ固定していると言ってもおかしくない。結局ロックバンドで大事なのは、バンドとしての一体感だということが、この成功している人たちを見るとよく分かる。

ディープ・パープルの場合は、第何期というのを見るのが嫌なくらいメンバーは不安定だし、レインボーに至っては、アルバムごとにメンバーが変わるから、バンド自体がどんどんダメになっていきました。この時もチャンスがあって、ロニー・ジェイムス・ディオとコージー・パウエルがいた時と、グラハム・ボネットがいた時が一番バンドとして安定していたのに、リッチー・ブラックモアはメンバーチェンジを繰り返してたから、本当にバンド自体が安定せず、そんな安定しないバンドが売れるわけがないんですよね。どんなにいい曲やどんなにかっこいいギターソロを弾いても。

同じ轍を踏んでいるのはイングヴェイ・マルムスティーンで、この人もコンポーザーとしてもギタリストとしても優れてるのに、リッチー・ブラックモアの真似をしてメンバーチェンジばかりやっているから、一部の人しか受けない音楽しかできなくなった。マイケル・シェンカーもおなじですね。(ただ、最近のマイケル・シェンカーの場合は、テンプル・オブ・ロック担ってからメンバーが固定して、一気にバンドとして安定しました)

ディープ・パープルに関しては、リッチー・ブラックモアがいた時とスティーブ・モーズのディープ・パープルは全く別のバンドで、比較にはならないということが、ここ数日調べてよーくわかりました。今のディープ・パープルはリッチー・ブラックモアがいた時はギスギスしていたけれども、いまは楽しくリラックス演奏しているので、今回のライブはものすごく期待できそうです。

因みにリッチー・ブラックモアが一番光っていて、バンドとして一体感があったのは、ディープ・パープルではメイド・イン・ジャパン、レインボーではライジングだと思います。

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リッチー・ブラックモアはバンドのことが最後までわからなかった

まとめ的なことになると、あれだけメンバーチェンジを繰り返したリッチー・ブラックモアという人は、バンドということが結局わからなかったんじゃないかと思うのです。僕は最近はDream Theaterやローリング・ストーンズを好んで聴くのですが、やはりバンド感が半端ないんです。

一方でレインボーを聴いていると、バンドというものが感じられるのは、「ライジング」くらいで、それ以外のアルバムを聴くと、リッチー・ブラックモアのギターだけが目立ってしまっていて、バンド全体がアンバランスな印象があります。これはもったいなかったです。あれだけいい曲がかけるのにって本当に思います。

来年リッチー・ブラックモアもソロプロジェクトを暫定的にやるそうですが、そこはもうリッチー・ブラックモアのためのプロジェクトだからギタリストとして、チェックをしていこうと思っています。

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