2016/06/120 Shares

新ドラマが「朝ドラ出演者」だらけ!というニュースの件

J-CASTが面白いニュースを報道していて、「新ドラマが「朝ドラ出演者」だらけ! 「同じ俳優ばっかりじゃん視聴者不満」というもので、僕はもうとっくの昔に民放には愛想を尽かしているので、特段の驚きはないのですが、一般的にはそう思うのは当然のことだと思います。

つまり、何が不満かというと、春の新ドラマは最近で言えば「あまちゃん」や「ごちそうさん」の出演者を引っ張ってきすぎじゃんということで、それは露骨だなあと思うのですよ。昨日の、小泉さんの記事にも書きましたけれども、テレビのキャスティングというのは「政治的」なことと、うまくいったやつをそのまま使っちゃおうという意思が見え見えなんですよね。
このJ-CASTで紹介されているドラマでもう一度チェックをしてみます。

弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~

あまちゃんだと、鈴鹿ひろ美の薬師丸さん、種市先輩の福士蒼汰くん、若春子の有村架純ちゃん、吉田副駅長の荒川良々。ちなみに平岡拓真くんは、井上真央ちゃんのおひさまで陽子の生徒役で出てました。しかも、主役はジャニーズの二宮。安易だね。

MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~

ここにも有村架純ちゃんでてます。
このドラマの特徴は、昨日も少し書きましたが、ジャニーズがでいないんです。それだけでもドラマ全体が締まった印象になります。このドラマは、朝ドラじゃないけど、大河のメンバーがどっと出てます。龍馬伝の香川照之、真木よう子、八重の桜の西島秀俊と長谷川博己。この八重の桜コンビはひどい。八重の桜でも盟友を二人は演じてました。

ビターブラッド

このドラマは少し見ましたが、渡辺篤史が変に悪ふざけしてて、妙な感じでした。仕事選べばいいのに。
こちらは、あまちゃんで言うと、観光協会の菅原会長の吹越満さん、南部ダイバーのいっそんの皆川猿時でてます。あと、梅ちゃん先生のお父さん役をやった高橋克実も出てますね。安易だ。

BORDER

あまちゃんで言うと、太巻さんの古田新太、岩手こっちゃこいテレビの池田ディレクターの野間口。梅ちゃん先生に出ていた滝藤賢一、てっぱんでヒロインの父役を演じた遠藤憲一、この前までちりとてちんにでていた青木崇高。
このドラマのキャストは、小栗旬のかっこよさを強調したいんだろうけど、キャストはいいですね、とても。これから恐らく大きく伸びるであろう波留を起用しているところと、ハッカーのサイモンとガーファンクルっていうのがいいね。ハッカーの浜野謙太は結構僕好きです。モテ期とか婚前特急でいい味を出してました。

極楽がんぼ

尾野真千子、小林薫は、カーネーションで父娘を演じました。なかなか壮絶な父娘でしたよね。オノマチ、小林薫パパにはボコボコにされてました。板尾創路も、カーネーションで裁縫屋さんの役をやってましたね。また、このドラマで豊臣嫌太郎を演じるのは、宮藤官九郎。あまちゃんの脚本家でもあります。このキャストはいいと思いますよ。特にカーネーションコンビは素晴らしい。

花咲舞が黙ってない

このドラマはヒロインがごちそうさんのめ以子。
それ以外にも甲本さん、大杉さん、田中圭も朝ドラ組。面倒だから枠で囲いませんでしたが。このドラマは設定が安易で、女版半沢直樹をやろうとしているわけでして、もっと考えろよと言いたい。

死神くん

このドラマの悪魔役がごちそうさんのめ以子の長男を好演した菅田将暉くん。彼は、凄くいい役者なんだけど、調べてみたら、色々とすごい映画に出ている若手のホープだということがわかって、「新参者」にも出てますし、「共食い」では日本アカデミー賞の新人賞をもらっている(僕も知りませんでしたが^^)。つまり、ぽっと出の役者じゃないのです。

Twitterでの声はというと

この記事についてのツィートはどうなっているかというと、

高視聴率で脚光が当たった俳優にオファーが来ただけのこと。同じ食材を使っても、シェフが代われば味は違うんじゃないの?(´・_・`) ■新ドラマが「朝ドラ出演者」だらけ!「同じ俳優ばっかりじゃん」視聴者不満 [J-CASTニュース] http://t.co/UPzVXAYsoG
— しろくま☆しゃしょう (@4690ss) 2014, 4月 17

 

朝ドラの影響力は絶大って事だね。 /新ドラマが「朝ドラ出演者」だらけ! 「同じ俳優ばっかりじゃん」視聴者不満 http://t.co/dEJov4bPqZ
— nobashi (@nobashi) 2014, 4月 17

 

新ドラマが「朝ドラ出演者」だらけ! 「同じ俳優ばっかりじゃん」視聴者不満 http://t.co/uXkLl9qg8Q ホンのちょっと人気が出るとみんながみんなそこに流れるってパターン、ネットの世界もテレビの世界もおんなじだよね><ひたむきに実力を磨いている人にとって厳しい時代
— high_note(ハイノート) (@high_noteP) 2014, 4月 17

 

僕が思うには

昨日の小泉今日子さんの記事じゃないけれども、民放とNHKの違いは

  • オリジナリティ
  • いいものを作ろうという熱意
  • 新しい人を世に出そう

ということが絶対的に欠けていると思うのですよ。あまちゃんの人気が出れば、その人を使ったり、コメディを作ってみたりする。半沢直樹がヒットすれば、銀行ものを作ろうとしてみる。スポンサーをかかえているということから、短期的なことしか考えてないということなんですかね。結局テレビのコンテンツ自体が劣化してる。だから、NHKでヒットしたメンバーやジャニーズを使っていれば、それなりに視聴率が稼げるという、姑息なことをやってるからうまくいかないと思うのですよ。

テレビ東京が深夜枠で「モテ期」や「鈴木先生」を作って、面白かったから、映画化になったりしたわけでして、そういうドラマが今他の民放にあるのかって言われたら、絶対にないですよね。それは、結局ヒットしたものをパクればそこそこ視聴率が稼げるから、スポンサーにも顔向けができるって考えてるんじゃないかなと思ってしまいます。
いいものをきちんと作れば結局それは確実に評価されるんですから、その辺りをちゃんとやらないと、ますますテレビ離れが進んで、ソニーもパナソニックも本当に駄目になる時が来るかもしれないって思ってます。

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