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あさイチ:母ロスー母の死に向き合うには

今日のNHKあさイチでは、「母ロス」母の死に向き合うにはどうしたらいいのかという、非常に重大な内容でした。何故重大かというと、カミングアウトしちゃうと、まさしく自分が母の死にどうしても向き合えなくて、いつもめそめそしているからです。

母の死を向き合うには

この特集を見ていると、放映している時間的なことを考えると、お母さんが亡くなって悲嘆にくれる女性ばかりが焦点にあてられているのですが、かくいう自分も男ですけれども、悲嘆にくれてます。母が亡くなったのは2009年ですが、未だにぼけっとしていると母を思い出して、涙ぐんでいます。

そういう自分なので、今日の特集は実に自分にとってはタイムリーだったものですから、思わず見入ってしまいました。先日、友人が両親の誕生日は覚えているけれども、命日って覚えられないということを言ってましたが、まさしく自分もそうで、未だに母が何月何日に亡くなったのかというのは、メモを見ないとわからない。いつもこれは不思議に思うことなのです。

この特集を見ているといろいろな意見があって、やはり僕のように悲嘆にくれている人が多い中で、子供の時に虐待されて、心身ともに心が離れている人、自分の余命が後わずかだという人は、その人にとって悲しいのは子供が悲しむ姿であり、嬉しいのは子供が笑っている姿なんだというコメントもあり、これは心を打たれました。

母が亡くなったことで、心が痛むのはどういうことなのかということを考えてみたのですが、一つは後悔の念がありますね。もっとこうしてあげればよかったというのは、いつもある。それと、無条件で優しかった母のことを考えたりしますし、子供の頃の母との思いでなども思い出したりしますし、それは様々なことで悲しむこともあり、それは医療的に言うと、複雑性悲嘆というもので、この複雑性悲嘆というものを解消するプログラムがあるということも今日はじめて知りました。

「#あさイチ」というハッシュタグでフィルタリングをかけてみました

番組なかで紹介された病院やプログラム等については後述しますけれども、Twitterで「#あさイチ」というハッシュタグで番組が始まってからツィートのフィルタリングをかけてみると、

317件もののツィートがあるということで、これは結構な数です。もちろん全部は紹介できませんが、一部気になったツィートをご紹介します。

母に先立たれ残された家族、特に父親と子供の関係性は複雑だと思う。 対処法を知りたい。 #あさイチ #母ロス
— とんまてんぐ。 (@tonmatengu1123) 2014, 5月 7

確かにそうだ。父親も相当心に傷は残ると思うね。

母親に「あんたなんか産まなきゃ良かった」と言われ続けた。あの時から私に母は居ないものだと言い聞かせながら生きてきた。だから今更母親が死んだと言われたとしてもそれでロスにはならないだろうなあ。#nhk #あさイチ #asaichi
— るなみるく (@hetarinnko) 2014, 5月 7

僕もよく言われたけど、そういう時は僕の場合は自分が悪いことをしたからだったので、後には引かなかった。

母がいないことを逃げ口上にしてるのはよくないですなあ。亡くなった人は帰ってこないのだから、それを原因として考えちゃうと解決のしようがないですからねえ #あさイチ
— ラーマ (@rama_jkl) 2014, 5月 7

痛みのわからない人もいますね、やっぱり。

複雑性悲嘆

世の中には、大事な人、それは肉親であり、母親であったりするわけでして、その大事な人を亡くしてしまい、悲嘆にくれて落ち込みの激しい人に対しては、冒頭で書きましたけれども、対策プログラムがあり、病院においても遺族外来という科があるということははじめて知りました。また、そういう悲嘆が続いて日常生活にも影響があるということもあり、それを複雑性悲嘆というものなんだそうです。

複雑性悲嘆とはなにかということをインターネットで調べてみると、ウィキペディアでは

複雑性悲嘆(ふくざつせいひたん、英: complicated grief)は、近親者の突然の死や事件等の暴力的な死の際に起こる悲嘆反応が通常6か月以上続き、社会生活や日常生活に影響を及ぼしている状態を言う。2005年にピッツバーグ大学精神医学のKatherine Shearらが論文にまとめた。

というもので、まさしく自分はこれに該当していました。

この複雑性悲嘆という病気に取り組んでいる中島聡美先生や白井明美が取り組んでいるプログラムとしてテレビで紹介されていたのが、

です。

この2つのプログラムに携わった中島先生と白井先生のうち、中島先生が独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 病院に所属されていて、遺族外来や複雑性悲嘆というものに対応してくれるのかなと思っています。
独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 病院

まあ、自分としては、息子が母親を亡くした時に全般的にどうなのかということも知りたいところです。普通は男なんだからめそめそしないの!!と言われたりするから、本当に親しい人にしか、それも少ししか話はしませんが、受ける衝撃は女性と一緒という感じはするのですが、どうでしょうか。

前に、太平洋戦争の時に、日本兵が死を覚悟して敵に突っ込むときに、軍隊では天皇ばんざい!と言えと兵士は教わったけれども、実際にはお母さん!!と叫んで言ったという話を聞いたことがあります。同性じゃないということもあり、母親と息子の繋がりは深い感じがすると思うのです。余裕があれば、僕も一度遺族外来というものに行ってみたいと思いました。

結局この問題をクリアするには、悲嘆というのは自分の中で処理してしまうために生じてきてしまうものであり、心の痛みを和らげるためには、結局自分の心のなかにたまった沈殿物のような、悲しみの感情を誰かに受け止めてもらうということなのかなと思いました。中島先生がすすめる対策プログラムも、詳しいことはわかりませんが、心の傷を癒やすために、3つのポイントをあげてました。

  1. 喪失に向き合うこと
  2. 新しい生活に向き合うこと
  3. 周囲のサポートがあること

実際に喪失に向き合うというのが一番難しいことだと思うんですけどね。その辺りはどういう心療をしてくれるのかなと思ったりします。

それでも、自分と同じ気持の人が多くいるというのは、やや驚きでもありました。

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