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Vaio.comのスタート

ソニーのパソコン部門が売却されて、新しくVAIO株式会社が設立され、今日から営業を開始することになり、またウェブサイトもvaio.comとして立ち上がっています。さらっと見ましたが、ソニーの時の違いが感じられないかなあというのが率直な感想です。


VAIO株式会社は元々はソニーのパソコン部門がそのまま売却されて、VAIOブランドを継承するもの会社で、本来今まで買ってくれたユーザーへのサポート専門会社になるという話を聞いていたので、今回新製品のパソコンを販売をしているというのは結構な驚きなのです。

VAIOのPhilosophy

会社のスタンスとしてPhilosophyというページがあり、そこには次のようなことが書かれているので、引用しますね。

本質を追求します。 

日本・安曇野の技術と精神を土台に、本当に必要な性能と機能を持った製品をつくります。 

制約に縛られません。 

小さなPCメーカーだからこそ、「しがらみ」や「思い込み」には左右されません。 

VAIOのDNAを継承します。 

人の気持ちに突き刺さる一点突破の発想、VAIOならではの審美眼に根ざしたものづくりを大切にします。

ソニーの後期というか、VAIO部門が売却される前後と言うのは、組織が混乱していて技術者集団としては

  • 本質を追求できず
  • 制約に縛られ、
  • 技術者自らがVAIOのDNAを継承できていない

という意識があったから、こういうのを作ったんだということなんとなくわかりますね。

本来のソニーらしさを継承できるかどうか

ソニーに関して言うと、どんどんダメになっていく会社というイメージが離れられない。僕はかつてのファンだったということもあり、尚更辛辣になるんだと思うのですが、最初に製品やサービスを投入するときには、ソニーらしさをアピールしているのですが、最後は他のメーカーに同化してしまって、どうしてファンがソニーを選ぶ必然性が感じられなくなり、他のメーカーのものを買っても同じだよねって言うことになるんです。

僕も初めて手にしたパソコンはMacでしたが、Windowsがますます市場を席巻してしまい、どうしてもWindowsを使わざるを得なくなった時に、ソニー以外に選択肢はなかったんですね。それはAppleを使っている人はわかりますが、Appleという会社はハードの見た目と言うもの、いわゆる工業デザインというものを意識しているのですが、Windowsの場合にそれを意識しているのはソニーくらいでした。このブログでも何度も書きましたが、505シリーズのかっこよさは、これは使いたい!という気持ちにさせるものでしたが、その後製品政策を変えてから、NECやダイナブックなどと変わらなくなり、僕もAppleユーザーに戻っていました。

新生VAIOのプロダクト

それでも長期間VAIOを使ってきて、今でも家にはVistaマシンとして1台ひっそりしてますが、それなりに愛着は持っています。なので、このサイトを期待をしてみたのですが、プロダクトページをチェックすると、

Proは薄型のモバイルに特化したモデル。Fitは会社や家でじっくり使うモデルということだと思うのですが、目の付け所が間違っている感じがしますね。僕がこのハードをほしいなとは残念ながら思わない。これだったら、MacBook ProとMacBook Airとどう違うの?ということなんですよね。この価格でもお金を払ってもいいという理由が見つからないのです。まずは、Macと比べるとコスト的に負けちゃっているので、価格に対して戦略性が見られない、残念ながら。

まあ、PCマーケットは難しいと思います、確かに。どこもどんどん手を引いているし、それは競合が多すぎて、結局価格勝負にならざるを得ないから、魅力的な製品が作れないと、モノが売れないということになります。ただ、同じようにレッドオーシャンのマーケットでAndroid携帯電話でサムスンのGALAXYが一人勝ちなのは何故かと言うことが、大きなヒントになると思う。

ソニーらしさを感じるプロダクト

最近僕がいいなあと思ったのは、こちら。

SONY ワイヤレススピーカーシステム ブラック SRS-BTV5/B

これはなにかと言うと、Bluetoothのスピーカーで手のひらサイズのものです。僕は音楽が好きだからMacBook AirやiPhone、iPadにお気に入りの音楽が入っているので、いつもは有線のスピーカーに繋いでいるのですが、それが面倒なので、安価でコードレススピーカーはないものだろうかと思っていました。

このスピーカーだと他にカラーがありますが、黒がシックでかっこいいし、価格も5000円弱ということで速攻で実は注文をしました。しかも丸いスピーカーなんてかっこいいじゃないですか。

SONY ワイヤレススピーカーシステム ブラック SRS-BTV5/B
ソニー (2012-10-20)
売り上げランキング: 267

VAIOもかつてはパソコンなのに紫色という、実に斬新なカラーでありながら、落ち着きがあって実にかっこよかった。今回のVAIOのPCはざっと見たところ、前のダメな頃との違いがちょっと良くわかりにくい。

「新生VAIO」に関するニュース

それでもこの新しいVAIOのマーケットの期待は意外と大きく、ニュースでもそれなりに取り上げられています。

    1. ITmedia ‎- 2 時間前
      ソニーから分離したVAIO株式会社がついに発足。第1弾製品は、おなじみの「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」「VAIO Fit 15E」だが、SONYロゴが省かれるなど、一部仕様が異なる。

    VAIO」の他のニュース

「新生VAIO」に関するツィート

この「新」VAIOに対するツィートはというと、

vaio そろそろ X の正当な後継機を…。身軽にはなったんだろうけど、とんがったもの作れるのか、ってのは疑問だな…
— anpan (@anpan_aliahan) 2014, 7月 1

僕のこの人と同じようにとんがったものが見たい。

http://t.co/Ess4nh99vW、覗いてみたけどふつーのWindowsマシンでがっかりした。SSDまわりはちょっと引かれたけど、MBAより高かったらダメだろうに。
— Haruto (@xapyto) 2014, 7月 1

VAIOを買おうとする人は、この人が言うように完全にMacと比較をするはずなんですよ。そうなると価格で負けちゃうというのは痛い。高いけどこれだから買うというのがない。
また、応援している人も結構いますよ。

VAIO買ったことないけど期待してます。
— ばにあす (@ki_tabata_k) 2014, 7月 1

ソニーから分離してVAIOさん頑張ってね!
— maple_zeo (@maple_zeo) 2014, 7月 1

昔、ソニーがVAIOを発売した時は1台50万円のノートブックがあったんです。僕はそれをなんとかお金をかき集めて買った記憶があります。当時のVAIOはそういう人を引きつけるものがありました。VAIO株式会社にはそういう製品を作って欲しい。

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