2016/06/110 Shares

司馬遼太郎の電子書籍第二弾は燃えよ剣

AmazonのKindleストアで司馬遼太郎さんの作品「燃えよ剣」が、発売されていました。第一弾が「竜馬がゆく」だったので、出版元の文藝春秋社の担当者がよーく考えて順番を考えた感じがしますね。この発売はグッドです。

何がグッドかというと、司馬遼太郎さんの作品を30年近く読み続けていると、やはり初期の作品が読みやすい。その読みやすさと主人公の面白さという点から言うと、「竜馬がゆく」と「燃えよ剣」が司馬遼太郎さんの作品で言うと、入門書だと思うのです。ただ、司馬さんの場合は長編が多くて、「竜馬がゆく」にしても文庫本で8巻ありますから相当読み応えがあるし、逆に言えば、さー!読むぞー!と気合を入れないとよみにくいかもしれません。

この「燃えよ剣」だと上下巻なので、普通に読めますし、なんといってもストーリーが面白いし、出版の順番としてよく考えたと思うのです。

ちなみにこの「燃えよ剣」は、新撰組副長土方歳三の生涯を描いた作品で、新選組結成から、会津藩京都守護職のもとで、強烈な存在感を誇示し、最後はあくまでも倒れゆく幕府に殉じるように、文字通り死ぬまで戦った男=土方歳三を描いています。

土方歳三の真骨頂は、幕府軍唯一の不敗将軍として、戦うためだけに生きていたかのように幕府に対して激闘するところだと思いますが、それを司馬さんの筆力で土方が実に男の中の男として描かれていて、Amazonのレビューにも書いている人がいましたが、

『竜馬がゆく』が人間の生き様を、『峠』が武士の生き様を描いた作品であるならば、漢の生き様を描いたのが本作『燃えよ剣』。
組織作りの才能と動乱の世に生まれた男としての信条を、一つの美学にまで昇華させ、そしてそれを新選組という徒花で表現してみせた土方歳三。
思春期の男子が読もうものなら、人生観そのものを揺るがされかねない名作です。

この人がおっしゃっている通り、僕自身も大学時代にこの3冊を読んで、震えるくらい感動をしましたが、今でも読み返しています。

新選組に関して言うと、有名人が多いし、この本にも新選組以外にも幕末の有名人がでてきます。もちろんあの有名な池田屋事件も司馬さん流の解釈で書かれていますし、戊辰戦争の最後の激戦となった箱館戦争も見事に書かれていて、幕府の立場から見た司馬さんの幕末史でもありますので、心からおすすめします。

ツィッター上でも多くのファンの人達が大歓迎の様子。

んんんん!!!! 待ちに待った「燃えよ剣」のKindle化来るの!? やったーーーーー!!!!
— レイピア60 (Ship04) (@Rapier1) 2014, 6月 26

「燃えよ剣」がKindleに。あの土方歳三、かっこいいんだよなー。「龍馬がゆく」より先にこれを読んだので、私は幕末ものでは佐幕派だったw 後で龍馬も読んだけど、友だちになりたくない人だと思ってた。
— Hoshiko (@josico) 2014, 6月 25

司馬遼太郎は徐々にKindle化されていくのかな。竜馬がゆくに続いて燃えよ剣も出たみたいだけど。
— ぱぶ@一流クリエイター (@pabu44) 2014, 6月 30

とにかくのこの作品での土方歳三のかっこよさったらないので、おすすめです。

燃えよ剣(上)
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