2016/06/100 Shares

大河ドラマ「花燃ゆ」の新キャストが追加されました

次の大河ドラマ「花燃ゆ」の主演は井上真央ちゃんですが、続々新キャストが発表されてきました。6月にも発表されて、今日も追加のキャストが発表になりましたので、そのあたりをチェックしてみました。

6月の時は、井上真央ちゃん演じる文と関係の深い男性が発表されました。
大河ドラマ「花燃ゆ」の新キャストが発表になりました

この時は兄の吉田松陰を伊勢谷友介、松蔭の作った一番弟子だった高杉晋作を高良健吾、文の最初の夫となる久坂玄瑞を東出昌大が演じるということになりました。

「花燃ゆ」の新キャスト

今回NHKのニュースでは
大河「花燃ゆ」父親役に長塚京三さん
ということでこちらのニュースによると
文の父親が長塚京三、母親が檀ふみ、松陰の師で松下村塾を開いた玉木文之進役を奥田瑛二、松下村塾の塾生で後に総理大臣となる伊藤博文役を劇団ひとりが、幕末の長州藩主、毛利敬親役を北大路欣也が演じるとのことです。

長塚京三さん:文の父親

 

松蔭や文の両親が長塚京三・檀ふみは地味な感じでいいですね。特に長塚京三は娘の篤姫が大好きな父親を演じました。この人は昔はすごくずる賢い役を演じることが多かったけれども、ここ数年は篤実な役が多い。今回も大いに真央ちゃんを盛り立ててくれるようなきがします。

奥田瑛二さん:玉木文之進

吉田松陰にとって重要なのは、ここで重要なのはと言うのは松蔭が成長する上で大きな影響を与えたという意味ですが、玉木文之進です。この人は長州の幕末史においてとても重要な人物でして、彼が吉田松陰に与えた影響はとても大きいです。

と言うのは、もともと松下村塾というのは玉木文之進が主宰をしていて、松蔭が引き継いだものです。玉木の松蔭への教育というものは凄まじく、たとえば玉木が松蔭に講義をしている時に松蔭を顔を掻いたら、掻くという行為は「私」であり「公」ではないと言ってぼこぼこしたというのはかなり有名な話です。

また、玉木の薫陶は前原一誠や乃木希典も受けていて、前原一誠が反乱を起こして、それが太政官政府に鎮圧されると、自害をしており、その介錯をしたのは文の姉、芳です。その時の状況は芳本人が口述していて、司馬遼太郎さんの翔ぶが如くにその時の様子が書かれているので引用します。

この日、叔父は私をよび、自分は申しわけないから先祖の墓前で切腹する。
ついては介錯をたのむ、と申されました。
私もかねて叔父の気象を知っていますから、おとめもせず、御約束のとおり、午後の三時ごろ、山の上の先祖のお墓へ参りました。
私はちょうど四十でありました。
わらじをはき、すそをはしょって後にまわり、介錯をしました。
その時は気が張っておりましたから、涙も出ませんでした。

人物的な古武士という感じで、その難しい役を奥田瑛二さんが演じる。かなり難しい役だと思いますが、いい味を出すだろうと今から期待をしてます。

劇団ひとり:伊藤博文

 

若き日の伊藤博文

伊藤博文を劇団ひとりが演じるというのは最初はどうかなあと思いましたが、伊藤は元々は武士出身ではなく、機転の効く農民の子なので、松下村塾の先輩たちの使い走りをしながら、存在感を示していく人だから、いいかもしれないですね。劇団ひとりも頭が良さそうだし。ただ、伊藤自体はあまり松下村塾には特別な思いはなく、松蔭に対しても生涯批判的でした。

北大路欣也さん:毛利敬親

 

幕末の長州藩主毛利敬親を北大路欣也さんが演じるということですね。彼も篤姫で勝海舟を見事に演じました。歴史的な話をすると、毛利のお殿様は薩摩の島津と違って、名君ではなく、早い時期に自分を君主というよりも象徴的な存在となって、良きにはからえというものを徹底したお殿様です。特に敬親様の頃は、家臣たちが権力争いをくりえしていたので、佐幕派が権力を握って何かを提言するとそうせいといい、革新派が握ると今度はそちらにそうせいという殿様だったので、他藩の藩士たちはそのお殿様を揶揄してそうせい公と呼んだというのは有名な話です。

いわば、すごくこのお殿様というのは実に地味な人なのです。特に幕末においては島津斉彬、松平春嶽、山内容堂、一橋慶喜と言った有能と言われた殿様から比べると、とにかく地味。それをどちらかと言えば派手な役をやってきた北大路欣也さんがどう演じるのか、注目といえば注目です。

前回のキャストがあまりにもイケメンが揃ったので、ドラマとして緊張感がなくなるんじゃないかと心配をしてましたが、今回のキャスティングを見ると、重厚安定的な感じがして安心しました。

このドラマは幕末から明治初年が舞台になるということだと思うので、あと重要人物としては薩摩の西郷さん、大久保さん、土佐の坂本龍馬、幕府側の徳川慶喜、公家の岩倉具視、明治天皇はちゃんと考えてキャストを決めないとドラマに緊張感がなくなるので、そのあたりはきちんとして欲しいなあ。

追記

 

2013/07/13

新キャストとタイトル文字が公開されたので、引用します。

新キャスト

引用:NHKフェイスブックページ

タイトル文字

引用:NHKフェイスブックページ

この時代の長州の状況を司馬遼太郎さんは世に棲む日日で書いています。主人公は吉田松陰と高杉晋作です。

司馬 遼太郎 文藝春秋 2003-03-10

 

司馬 遼太郎 文藝春秋 2003-03-10

 

司馬 遼太郎 文藝春秋 2003-04-10

 

司馬 遼太郎 文藝春秋 2003-04-10

 

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