2016/06/100 Shares

白蓮事件は略奪愛ではないと思う件

今週の「花子とアン」はいきなり白蓮事件に突き進んでしまって、そこまでの経緯が少し短縮されているきらいがあるなあという感じがしてます。ただ、その中で仲間由紀恵と吉田鋼太郎の二人の迫真の演技は圧倒されました。


この花子とアンは、今すごく人気なんだけど、一番の目玉はなんといっても仲間由紀恵が演じる白蓮で、週刊誌はこぞって白蓮のいけない恋愛に注目をしている。それは結婚をしていながら、年下の男に惹かれて…というもので、これは彼女が宮崎龍介と出会うまでどれだけの思いをしているのかということを考えれば、彼女の行動は僕はすごく理解できます。

白蓮事件の本質

 

白蓮と宮崎龍介がどうやって出会い、どうして結びついたのかということに関しては今月発売されている文藝春秋に宮崎龍介の手記が掲載されているので、そちらをぜひぜひ読んで欲しいのですが、白蓮は文学的な才能があり、本人もそういう才能があるということを自負していたのに、柳原家も伊藤家も理解さえしようとせず、本人もものすごくストレスを感じていた時に、龍介がそれを理解し、理解者が現れた時の白蓮の心情を考えると、今までかわいそうすぎた自分を救うには、この人と生きていくしかないと思ったのは当然のことじゃないかって僕は思う。

命がけで愛を貫いた白蓮

しかも、当時大変だったのは姦通罪という罪があり、白蓮と龍介は当然その対象になりました。白蓮は結婚をしているわけですから。当時そういうことにならないようにスクープという形で、絶縁状を新聞に掲載したわけですが、そういう結構重要なところが今日は省かれていました。これはあかんと思います。それとこういう行動に出る事になったきっかけは、白蓮が龍介の子をはらんだということもあります。それを端折ったもあかんかなと。で、その絶縁状では

このようにあり、これを公開の場でやられてしまった伊藤伝右衛門は大きく男を下げてしまいました。

僕が思うのは、やはり自分たちの愛を貫くと言うことになった時には、命をかけるというのは当たり前のことだし、なかなかそれは難しいけれども、それを貫いた白蓮と龍介はよくやったと僕は思います。ただ、思ったのは、徒手空拳で石炭王になった伝右衛門が、どうして白蓮の気持ちをわからなかったのか。苦労人であるからわかってあげても良かったんじゃないかと思うのです。

ただ、現実的には伝右衛門がいたるところに女がいたり、また、性病をうつされてしまって、それを白蓮も移されて、白蓮が大きく失望したということもあったようです。

来週からの花子のアンでは、この白蓮事件の尾を引く流れになりそうですね。朝から重いといえば重いけれども、白蓮が自分の愛を貫いたことで、様々な波紋がどう描かれるのか、楽しみにしたい。一方でどんどん影が薄くなる村岡花子が気の毒といえば気の毒でもありますが。

ちなみに今日の放送でどういうツィートが流れているのかというと、

伝助が、とびきりのご馳走であろう鰻を食べに連れて行ったり好物のきんつばを買って来たり、花ちゃん達と一緒に牛鍋食べに行こうかと誘ってみたり、蓮様を大切に思っているであろう事がビシビシ伝わってくるだけに、そんな伝助を捨て帝大生のところに行く蓮様に「何故?!」感溢れ…。 #花子とアン
— ちらいむ (@chilime) 2014, 7月 18

 

今日の花アンには、壇蜜さんがサブリミナル出演。 #花子とアン #花絵 http://t.co/PhMVcFyGSl
— こなみ詔子 (@shokoconami) 2014, 7月 19

 

赤い着物で髪を下ろして窓辺に座る仲間由紀恵氏、という存在のあまりの美しさに全てのトンデモ展開が一瞬ぶっ飛んだ。そして妻が出て行った事に怒り狂う吉田鋼太郎氏の演技の凄まじさたるや。ここまでしょーもない脚本でも、役者の力量だけでこんなにも膨らむのか、という感動。 #花子とアン
— r i o n (@ri_on0044) 2014, 7月 18

とにかく、今回は仲間由紀恵と吉田鋼太郎のすさまじい縁起が見事でした。なお、この記事のトップに掲載している仲間由紀恵さんの写真は蒼い風さんのツィートから引用させていただきました。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう