2016/06/060 Shares

2016年にハードロックを再開するリッチー・ブラックモアのボーカリストの発掘力はハードロックでは一番じゃないかと思う件

BURRN! (バーン) 2015年 11月号

今や、色々なメディアで来年2016年にヨーロッパで新しいボーカリストを迎えて、6月に4回コンサートをするということを表明しているリッチー・ブラックモア。有能なボーカリストを見つけたらしく、新しいボーカリストとハードロックをもう一度やりたいと思うようになったみたいです。

リッチー・ブラックモアのハードロックの再開は新人ボーカリストとの出会いだそうです

リッチー・ブラックモアにとってはボーカリストと言うのは、音楽活動をする上でとても重要な存在なんだということは、今までの音楽活動を見ていると、当然のことだと思います。何よりも驚くのはリッチー・ブラックモアというギタリストほど、ボーカリストを発掘する才能は、他のギタリストには見当たらないとほど、その方面の才能は群を抜いているということです。

今回のボーカリストもリッチー・ブラックモアがいうには、ロニー・ジェイムス・ディオがフレディ・マーキュリーに会いに来たような声のボーカリストのようなことを言っていたので、いわゆる絶叫型のボーカルというよりもロニー・ジェイムス・ディオやフレディ・マーキュリーのようにじっくり歌の歌える人のようですね。こちらは引き続き追いかけて行こうと思っています。

リッチー・ブラックモアのボーカリスト発掘力は天才的

冒頭にも書いたように、リッチー・ブラックモアというギタリストは、ハードロックでは群を抜ききっているボーカリストと一緒にバンドを組んできた歴史があります。下記に記載をしますが、そうそうたる人たちというか、確実にロックの歴史に名前を刻んでいる人たちです。

ディープ・パープルでは3人の偉大なボーカリストです。当時は全くの新人か無名でしたが、ディープ・パープルの参加で一気にメジャーになりました。

  • イアン・ギラン
  • デヴィッド・カヴァーディル
  • グレン・ヒューズ

レインボーでは4人のボーカリストがいます。特に初代のロニー・ジェイムス・ディオとグラハム・ボネットの実力は相当のもので、正直リッチー・ブラックモアを食ってしまうこともありました。

  • ロニー・ジェイムス・ディオ
  • グラハム・ボネット
  • ジョー・リン・ターナー
  • ドゥギー・ホワイト

ドゥギー・ホワイトはレインボー時代は大したことがなかったけれども、先日のマイケル・シェンカーのバンド、テンプル・オブ・ロックのメンバーで来日しましたけれども、ボーカリストとしてすごく安定している感じがしました。

ロニー・ジェイムス・ディオとデヴィッド・カヴァーディルが特に優れている

このメンバーで僕が一番評価をしているのは、ロニー・ジェイムス・ディオ、デヴィッド・カヴァーディルの2人です。この2人はリッチー・ブラックモアに呼んでもらうまでは全くの無名の新人でしたが、やはり流石だなあと思うのは、リッチー・ブラックモアに呼んでもらって第一線にでて一気にトップボーカリストになり、見事にその才能を開花したということです。

このロニー・ジェイムス・ディオとデヴィッド・カヴァーディルは二人とも、歌も歌えるし、曲も書けるという点でアーティストとしても凄く優れています。この二人の共通点は、散々リッチー・ブラックモアに泣かされたでしょうから、自身のバンドを持つと個性の強いギタリストと一緒に仕事をすることがしなくなったということです。デヴィッド・カヴァーディルの場合は、ジョン・サイクスが唯一例外でしたが、サーペンス・アルバスを発表するとすぐにクビにしてしまいました。でも、結局同じレベルの人達と演奏したほうが本人もそれに併せてすごいパフォーマンスをしてると思うのです。

ロニー・ジェイムス・ディオの最高のパフォーマンスはスターゲイザー

ロニー・ジェイムス・ディオ

つまり、個人的な見解で言わせてもらうけれども、ロニー・ジェイムス・ディオはディオの時よりも、レインボーの方がすごいパフォーマンスをしていました。具体的にはRisingの名曲「スターゲイザー」です。この曲におけるロニー・ジェイムス・ディオのボーカルは熱唱というレベルを超えている感じがします。当然リッチー・ブラックモアのギターを上回るパフォーマンスだったと思います。

ブラック・サバスの時のロニー・ジェイムス・ディオが在籍している時も、名盤「Heaven and Hell」でも当然のようにトニー・アイオミのギターを渡り合っていています。

ディオになると、ギタリストとロニー・ジェイムス・ディオとの間にはあまりの格の差がありすぎて、アルバムを聴いてると、ロニー・ジェイムス・ディオのボーカルだけが突出してしまっていて(彼のバンドだから仕方がないにしても)、サウンド全体がアンバランスで、これはレインボーやブラック・サバスでは感じられなかった違和感でした。

そう考えると、ロニー・ジェイムス・ディオという人も、相当優れたギタリストと仕事をしたほうが結果的にすごいパフォーマンスができてたように思います。

デヴィッド・カヴァーディルの最高のパフォーマンスはサーペンス・アルバス

デヴィッド・カヴァーディル

ホワイトスネイクの場合も、同様で、結局このバンドはデヴィッド・カヴァーディルのバンドですから、彼がその時にやりたい音楽をずっとやるし、基本はボーカルバンドであるということはずっとかわりません。

ただ、サーペンス・アルバスが全米で信じられないほどのセールスをして以来、ホワイトスネイクはハードロック路線になりました。この時に特に輝いていたのは、デヴィッド・カヴァーディルとギターのジョン・サイクスです。

ところが、残念ながら「サーペンス・アルバス」が発表と同時にジョン・サイクスはクビ。物凄く才能のあるギタリストなので、もったいなかったです。その後ホワイトスネイクには何人もギタリストが変わりましたけれども、ジョン・サイクス以上の人は結局加入しなかったし、デヴィッド・カヴァーディルとしても、入れたくなかったんだろうと思います。

僕がリッチー・ブラックモアのハードロックプロジェクトに思うこと

こんなにすごい人たちを見つけ出して、結果的に世の中に紹介したリッチー・ブラックモアという人は、人間的に色々と問題があったとしても、ボーカリストを見つける能力は相当高いと思うのです。

マイケル・シェンカーやイングヴェイ・マルムスティーンがどんなにすごいギタリストだと言っても、彼らが見出して、その後大成したボーカリストって一人もいないんです。昔のマイケル・シェンカーのライブでゲイリー・バーデンのボーカルを聴きましたが、凄く不安定でしたね。声質はロブ・ハルフォードに近かったけれども、やはりやライブが安定せず、結局クビになりました。その後どうしているのかもわからないです。

その点ディープ・パープルやレインボーのぼ−かリスト探しで、リッチー・ブラックモアがボーカリストを見抜く力が卓絶しているとしか言いようが無いと思うのです。全くの新人か無名のボーカリストを見つけて、才能を開花させる能力は彼の右に出る人は見当たりません。

来年4回行われるリッチー・ブラックモアのハードロックプロジェクトも、BURRN!誌によると、すでにメンバーも決まっていて、6週間後には明らかになるということだそうです。ブラックモアズ・ナイトを結成したのが1990年ですから、26年ぶりにハードロックをやろうと思わせたのは、冒頭のロニー・ジェイムス・ディオがフレディ・マーキュリーに会いに来たようなボーカリストの発見ということのようでした。こいつのバックでギターを弾きたいとリッチー・ブラックモアに思わせたというくらいだから、これは相当期待できる人なのではと思います。

過去にものすごすぎるボーカリストを見つけ出してきたリッチー・ブラックモアですから、今回のリッチー・ブラックモアのハードロックプロジェクトは期待をしてもいいと思います。ライブはどんな曲をやるんだろう、オープニングはどういう曲をやるんだろうとウキウキしています^^ちなみに今から予想をしておくと、オープニングは既存の曲はやらないと思います。絶対に新曲。これは断言しておきます^^

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