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マスコミやスポーツ関係者は羽生結弦選手の負傷出場を礼賛するな!

引用:日刊スポーツ

11月7日フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦中国カップで日本の羽生結弦選手が中国選手と激突をして、頭を3針顎を7針縫うという負傷を追ったにもかかわらず試合に出場を決行しました。驚くべきは日本のマスコミが羽生の強行出場を礼賛したことで、そのあたりをチェックしてみました。

羽生の蛮行を美談化する馬鹿マスコミ

この羽生選手の決行は蛮行としか僕は思えないけれども、見てて思ったのは、馬鹿マスコミやその解説をした松岡修造などが羽生選手の蛮行を礼賛するという、なんという程度の低さ。そもそも、テニスしか知らない松岡修造がどうして羽生選手を解説しているのか、わけがわかりませんでしたが、頭に負傷をした選手の出場を美談として礼賛する、不健康な報道は相変わらずだと思いました。

まあ、日本の場合は、日テレが24時間テレビと銘打って芸能人に一日中走らせたり、目の見えない人に長距離を泳がせてみたりしているけれども、僕は全くそんなものに感動をしません。不可能なことを可能にするための努力は、美しいものだけれども、一晩中マラソンをさせられるのを見ても、なんにも美しくない。今回の羽生選手の強行出場はまさしくそれで、悲壮感しか感じられなかった。それを馬鹿マスコミは羽生は強い!と絶賛していたけど、試合が終わったら泣いてるじゃんって僕は思いました。

不健康な日本の精神美

日本の場合、昔から無理をする悲壮感を「美」と捉えることがあって、それは何かの戦いをするときに、相手が1000人で攻めてきたら、こちらは100人で対応して作戦の巧緻で敵を圧倒してしまうことを名将であるとする風潮が江戸時代に生まれたらしい。それは判官びいきにも見られるように、少ない味方で圧倒的な数のやっつけることが美しいという風潮は、司馬遼太郎さんが不健康だと批判しているけれども、僕はまさしくその通りだと思うのです。それが結局精神美に繋がる。

日本が太平洋戦争で負けましたけれども、あれも要はアメリカやソ連よりも程度の低い兵器や武器しかなかった日本軍が、抗しがたい敵に勝つためには最後は大和魂だ、根性だと言って、最後は燃料のない飛行機で敵に突っ込ませるという、作戦も何もない戦い方に追い込まれたわけで、そういう風潮が未だにマスコミなどに潜在しているというのは驚きとしか言い様がないのです。僕が若い時は、何をするにしても気合だと間違ったことを教わりましたが、これも僕は受け入れられない。

どうして信長や秀吉は負けなかったのか

僕は日本の歴史しか知らないですが、織田信長や豊臣秀吉が戦えばまず負けなかったのは、戦う前に

  • 敵よりも多い兵力を用意
  • 敵を外交などで内部崩壊をさせておく

というような準備をしっかりして、戦いに臨んでいたので、勝つという結果を残すために戦いをするだけであって、準備の段階であらゆる点において、特に物量という点で敵を圧倒して戦いに臨んでいたので、負けなかったと言うことができます。

羽生関連のニュース

今回の件でニュース検索をすると、

  • 羽生結弦のフリー、私も感動して涙が出ました…が、あえて冷静に考えてみました。

  • 「羽生結弦」の他のニュース

    為末が懸念しているけれども、当たり前のことで、マスコミもあんなところで強行出場を礼賛ししてはいけない。羽生は昨日車いすで帰国しているわけで、歩けないというのは、それだけ体に負担がかかっているということですよ。

    Twitterで「羽生 怪我」で検索をしてみた

    Twitterで「羽生 怪我」で検索をしてみたら、やはり僕と同じような思いをしている人が意外と多いので、やや安心をしました。一部紹介をします。

    なんだかんだあっても、要は羽生君とハンヤン君の怪我が大事に至ってないことと、早い回復を真に祈るよ。前にも書いたけどスケート選手は痛みに慣れてるうえにアドレナリンは出てるし、ここまで積み上げてきたものがあるから、自分からやめるなんて簡単に言えるはずがない。周りが守ってあげなくちゃ。
    — Yuki Go, J&J !! (@YukiNieve) 2014, 11月 9

    羽生選手があんな怪我しても出たの確かにすごいけど、あれは周りの判断ミスじゃないかな?あんなして試合出てさらに悪くなって今後の影響したとかなったらどうするんだろね。
    — ❣結花❣@nana民 (@yuka_yukasea) 2014, 11月 9

    これはごもっとも。 / “羽生選手の怪我を、感動として消費するのはどうしても抵抗がある – 田舎で底辺暮らし” http://t.co/9l6oi1LYpG
    — Takahiro Omori ♋ (@t0mori) 2014, 11月 9

    為末はさすがに良いことを言ってる

    為末もTwitterでいいことを言ってます。まさにそのとおりだと思うけど、彼も愚民を相手にツィートしないといけないから、大変だと思うね。その辺りをご紹介します。

    ああいった選手は命をかけるぐらいの覚悟でやってしまいますから、大会側が安全を確保する必要があると思います RT @aki20108: 命をかけるのか、安全をとるのかはその選手の価値観ではないですか?
    — 為末 大 (@daijapan) 2014, 11月 8

    死亡した例もあるんですよ RT @aki20108: これは、金メダリストの意地と思います。こんな時に後先考えない羽生君だからこそ、感動を与えるのです。
    — 為末 大 (@daijapan) 2014, 11月 8

    気持ちの強い選手はどんな状況でもいくらでも頑張ろうとするわけだから、選手を命の危険から守るのが競技会側とメディアだと思う。
    — 為末 大 (@daijapan) 2014, 11月 8

    為末の上2つのRTを読むと大変だね。無責任な愚民に対して懇切丁寧に対応していると思う。特に大事なのは、協会やメディアが選手の命の危険から守るべきということでしたけれども、本当にそう思う。

    愚民を代表した茂木健一郎のツィート

    ちなみに、「花子とアン」の最終局面でドラマをめちゃめちゃにした茂木健一郎のツィートが愚民を代表しているので、紹介しておきます。

    ふだんは移動中眠ることが多いが、昨日は仕事が詰まっていて、ずっと起きていた。風邪も抜けきらないし、早く寝よう、と思って、ふとツイッターを見たら、羽生選手の負傷がトレンド欄にあって、思わずテレビをつけた。怪我を押しての迫真の演技。感動した。
    — 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2014, 11月 8

    このレベルの人間をマスコミは大好きなんですよね。日本のマスコミもたかがしていてるとつくづく思った。更には日刊スポーツで程度の低いマスコミと解説者のコメントが掲載されているので、ご紹介。

    フィギュア3バカトリオ

    松岡修造

    羽生の負傷直後に「出場するべきではない」と繰り返したが、演技を終えると、「僕は羽生さんのことを誇りに思いますよ」と感嘆の声を上げた。

    佐野稔

    「今日のこの羽生君は永遠にフィギュア界の中で語り継がれるでしょう。涙出てます。しゃべれません」

    織田信成

    普通の人だと、これだけのケガの後で、回ることすらできないと思います。しかも後半に4回転…」と鼻水をすすりながらコメントした。

    馬鹿か!?と言いたい。

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