2015/10/049 Shares

アル・ディ・メオラのElegant Gypsyがギタリストに与えた影響は半端じゃ無いと思う件

al di meola Elegant Gypsy

1970年代後半にフュージョンミュージックが流行った時に、リー・リトナーやラリーカールトンをよそに、別格の存在感を示したのがアル・ディ・メオラで、彼のエレガント・ジプシーがギタリストに与えた影響は計り知れないですし、僕も相当影響を受けました。

アル・ディ・メオラのロックギタリストに与えた影響は計り知れない

今は超絶速弾きギタリストはたくさんいますが、いまから30数年位前に彗星のごとく現れたのがアル・ディ・メオラで、彼の「Elegant Gypsy」の衝撃的な登場をしてから、いわゆるばりばり速く弾く人が出てきました。

有名どころではイングヴェイ・マルムスティーンがいますが、恐らく彼はこの人の影響を相当受けていると思います。僕の大好きなドリーム・シアターのジョン・ペトルーシはアル・ディ・メオラに影響を受けたと明言してますね。ジョン・ペトルーシの場合は、バークリー音大のアル・ディ・メオラの後輩でもあります。ジョン・サイクスも当然この人の影響を受けているはずです。このアルバムでは、ディストーションでギブソンレスポールカスタムをおもいっきり歪ませて、すごいロックギターを聞かせてくれます。僕もこのアルバムでノックアウトされた一人でもあります^^

アル・ディ・メオラ/Elegant Gypsy

YouTubeにフルアルバムがアップされているので、まずはご紹介。

で、このアルバムですけれども、まず曲セットを紹介します。

  1. Flight over Rio
  2. Midnight Tango
  3. Mediterranean Sundance
  4. Race With Devil on Spanish Highway
  5. Lady of Rome, Sister of Brazil
  6. Elegant Gypsy Suite

バックミュージシャンは、当時の凄腕ミュージシャンが参加していて、ヤンハマーはジェフベックと共演していますし、あとドラムのスティーブガッドも参加している。このスティーブガッドは、このブログで紹介したエリック・クラプトンの「One More Car One More Rider」に参加しています。

あのエディ・ヴァン・ヘイレンにも大きな影響

曲調はラテン色が強くて、佳曲ぞろい。このアルバムで有名なのは、3のMediterranean Sundance。ここでアル・ディ・メオラと先日亡くなりましたが、パコ・デ・ルシアがアコスティックギターで超絶バトルを繰り広げるもので、このギターバトルは、あのエディ・ヴァン・ヘイレンに影響を与えていて、エディ・ヴァン・ヘイレンはセカンドアルバムでSpanish Flyという、アコスティックギターのソロの曲を発表してます。エディ・ヴァン・ヘイレンに影響を与えるというのは半端じゃ無いと思います。

Van Halen Spanish Fly

もちろん、アル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアのオリジナルライブもあります。すごいギターバトルですから。

Mediterranean Sundance

また、ヤン・ハマーがこのアルバムには全面的に参加をしています。ヤン・ハマーは古い人だとご存知かと思いますが、元々はジェフベックとの共演で有名になったキーボードプレイヤーでして、ジェフ・ベックもヤン・ハマーグループとツアーをくんだライブを出しているくらいです。ヤン・ハマーとベックのライブはこちら。こちらも凄まじいです^^

ライヴ・ワイアー

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このヤン・ハマーという人は、凄腕ギタリストと共演するのが好きな人でして、ギターの音色が好きな人でシンセサイザーのソロでも、ギターソロのような弾き方をします。そのヤン・ハマーがこのアルバムではアル・ディ・メオラとギターとの弾き合いをしていて、それがまた緊張感があってたまらない。

曲も素晴らしいElegant Gypsy

もちろん、このアルバムが大きな影響を与えたのは、アル・ディ・メオラのテクニックが素晴らしいということ以上に楽曲が素晴らしかったということですね。いくらギターが上手くても、曲が良くなければ多くの人に受け入れられません。

その点、このアルバムは、考えられないテクニックと曲の良さが詰まっている素晴らしいアルバムで、僕自身の音楽生活において、最も回数を聞いているアルバムの1枚でもあります。

特にご紹介をしたいのがRace with devil on Spanish highway という曲。僕はこの曲を聴いた時に、初めてディープ・パープルのハイウェイスターを聴いた時と同じ衝撃を受けました。

この頃と居間のアル・ディ・メオラは音楽が随分変わったようですけれども、いつか来日をして欲しいアーティストでもあります。

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