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ITリテラシーの欠如ってなんだ?

人それぞれの役割というのは、年齢で違うことが多いと思う。

例えばスポーツで言うと、荒川静香のコーチが金メダルをとることはまずできない。フィラデルフィアマリーンズのバッティングコーチが、イチローと同じように年間200本のヒットは絶対に打てない。でも、荒川静香のコーチは、彼女が金メダルを取れるように技術的なアドバイスはできるし、マリナーズのバッティングコーチは、イチローにスランプの時のアドバイスはできると思う。

なんでこういう事を書くのかと言うと、今朝方非常に不愉快なブログを読んだからです。その記事を書いた人は、ITに詳しい人なんだそうですが、彼言わせると中高年はITリテラシーが極端に低いことを嘆いているのです。そもそもITリテラシーってなんだ?僕も正月で暇なので、調べてみたら、リテラシーというのは読解力のことをいうらしいですね。つまり、ITに中高年は精通していないということが、その彼には我慢ができないんだそうです。

そもそも中高年には、中高年の良さがあって、若い人達には若い人達のいいところがある。それでいいと思うのですが、殊更論うのはいかがなものかと中高年の僕は思うし、それ以前に僕らがそういうことに精通したら、若い人達は仕事がやりにくいのでは?それ以前にそういう業務をする以上の事で我々は忙しくて、そんなことに構ってられない。

このIT業界の悪いところは、自分のことを過信している人が、残念ながら大変多い。例えば、ITリテラシーという言葉は、ふんだんに使われるけれども、本人が本当にその意味がわかっていないケースが多くて、しかも始末が悪いのは、そういう言葉を多用することで相手に自分の言っていることを正確に伝えられていないということがわかっていないということなんだな。

例えば、ウェブサイトのPVが最近増えてきているのに、コンバージョンは増えないんですと言って、分かる人がどれだけいるのか。恐らくウェブマーケティングに携わっている人しかわからない。ということは、一般の人には伝わらないということで、結果的にその人にはコミュニケーション能力がないということになります。

さっきのカレの話に戻ると、中高年の人とその彼が新規で営業をしてこいということになったら、恐らく中高年の人のほうが仕事を引っ張ってくることができると思う。それは今までの長い経験もあるし、人脈というものもあるわけですから、当然と言えば当然なんだよね。それでその中高年の人達がその若い彼を見下すかと言えば、恐らくそれはしないでしょう。なぜならば、役割と能力が違うからです。

だから、難しいことを殊更難しく言う事よりも、いかに難しいことを簡単に相手に伝えるということがとても大事であって、それをいうならば、このIT業界がいかに残業が多いのかということにも着目をしないといけない。恐らく同世代の商社マンや銀行員よりも、IT会社でお仕事をしている人たちの労働時間は長いはずだ。でも、業種が違っていても、仕事は仕事なんだから、極端に多いというのは僕はおかしいと思う。それ以前に、業務を効率化することが最大の目的であるIT業界で、最も長時間働いているというのは、根本的に何か間違いがあるんだと思う。仕事は長くやればいいのではありません。いかに効率化を図るかということが大事で、それこそ、勝間和代の本が大好きなIT業界の人達は、目を皿のようにして彼女の本を読むべきだ。

ま、とにかく人それぞれには役割があって、また得手不得手というものがある以上、少し何か知っているからというだけで、自分のできないことを見下すのはやめた方がいい。

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