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マスコミの軽薄さ

バンクーバーオリンピックが始まり、日本中は朝から晩まで日本選手の報道をしている。4年に1度のお祭りだし、結構意外な選手が大活躍したり、大番狂わせがあったりするし、なんといっても選手の緊張感があって見る方も真剣に見入ってしまう。

今回、ドレッドヘアの国母君が、服装が乱れていて、かつ、記者会見で舌打ちをして世間を舐めた対応をしたと言うことで、ものすごく反感を買った。しかもよせばいいのに、わざわざJOCまでクレームを付ける人までいて、結局国母君は世間から袋叩きにあった。

僕は夜のテレビはほとんどニュース。9時はNHKのニュース9を見て、その後報道ステーション、次に眠くなかったら、ワールドビジネスサテライトを見るのですが、古舘伊知郎のしたり顔を見るとなんだこいつはと思うわけです。ニュースだから、事実だけを伝えればいいのに別にキャスターの意見なんて聞いてねえよと思います。

で、国母君問題ですが、マスコミが大騒ぎしている間にブロガーの間でも色々と記事が出ているんだけれども、あの有名なホリエモンは自身のブログで、国母君を批判する人に対して服装原理主義者だと批判している。

結構服装原理主義者が多くてびっくり。

マナーとかTPOって言葉が大好きな人が多くてびっくりした。

というのも、割と私は寛容なほうだと思うので気にならないけど、気になる人は結構気になるんだよね。

まあ、彼の場合は、恐らくアップルのスティーブ・ジョブズとかを尊敬していて、ライブドアの時はいつも汚い格好をして、これがカッコいいんだと思っているようなので、論外。僕から見たら、結局TPOはわきまえるべきだと思うのは、年のせいかもしれないけれども、これはいつも変わらないし、スーツとかびしっと決めたら、ソッチの方が絶対にかっこいい。レストランだって、高級なところだったら、ジャケット着用っていうじゃないですか。やっぱり眉をひそめるファッションというのは、社会性の問題で、それは大人たちがしっかり教えないといけないと思うんですよ。服装は重要だと思う。まあ、僕も高校のときは、変な学生服を着たりしていたし、それが原因で吉祥寺の駅の裏に連れていかれたり、校長からボコボコにされたこともありますが、少なくともTPOがわきまえられないというのは、安倍元総理のKYと一緒で、周りの空気が読めないと言うことになると思うのです。

少し話はずれましたが、国母君に関して言えば、世間が怖いものだと言うことがわかっただけでもよかった。ただ、恐ろしいのは、こういう事がおきるとマスコミは集団リンチじゃないけれども、理性を失うと言うことだ。小沢さんにしても、朝青龍にしても、今回のマスコミの理性のなさと言うのは、怖いな。とにかく止めを刺すと言うか、本当に怖いくらい。どうしてこうも集団ヒステリーのようになるのか。不思議だ。

しかも、もっとひどいのは、今日になってマスコミ中が国母君の美談を垂れ流し始めたことだ。

国母選手が尽力重病克服 信じる仲間 『最高の滑りを』
東京新聞

「最高の滑りを見たい」。公式服の着こなしや記者会見の態度が批判の対象となったスノーボード男子ハーフパイプの国母和宏選手(21)が、十七日(日本時間十八日)に登場。その国母選手の活躍を願っている一人のボーダーがいる。 骨髄移植で重い血液病を克服した千葉県 …

「国母は命を救ってくれた」 スノボ仲間が語る素顔 
朝日新聞‎

シャッター音にかき消され、現場の記者にも聞こえなかったつぶやきが、遠く離れた母国で批判の嵐を起こした。服装の乱れや会見での態度が取りざたされ、出場辞退も検討されたスノーボード男子ハーフパイプの国母和宏選手(21)。「天才」と呼ばれる若者は17日(日本 …

と、まあ、こんな感じでよくも恥ずかしくないと言うか、このマスコミの厚顔無恥な対応は、それこそ野茂や中田がマスコミ嫌いになるし、小沢問題にしてもあれだけ政権交代と騒いでいた人たちが、いまや一方的なニュースを僕たちに流し続けていて、批判の仕方が間違ってるんじゃないの?と思うわけです。

Twitterとか見ていると、やっぱり僕と同じような意見を持っている人は案外いて僕は安心はしてるんだけれども、そういう人たちがいる一方で、話を脚色して人が反感を買うような報道をしながらも、翌日になったら今度は美談を流すと言うのは、鳩山内閣をぶれているとか批判をしていますが、マスコミの方がぶれ方と言うか変り身の速さは尋常じゃない。最近は考えながらニュースを見ないといけないので、疲れますわ。

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