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昨日の竜馬伝-史実とずれる竜馬伝

山本琢磨

昨日の竜馬伝は、山本琢磨と言う人物を龍馬が逃亡させて救うと言うストーリーでした。昨日Twitterでの#ryomadenというハッシュタグでは、山本琢磨と武市半平太に話題が集中して面白かったです。山本琢磨と言う人物は、流浪の末、函館にたどり着き、ロシア正教のニコライ神父と巡り合い、神田のニコライ堂の建築に尽力すると言う素晴らしいお話を竜馬伝の最後の方で紹介してました。

武市半平太自画像

Twitterで感心したのは、とにかく参加している人の中にはものすごく博学なひとがいるということです。龍馬伝の中では、山本が窮地に陥るのですが、それを龍馬ひとりで山本を逃亡させたという美談担っているんだけれども、実際には山本の逃亡を武市も手伝っているですね。武市自体が人望のあるひとだったし、そうでなければ、土佐勤王党というものを設立して、そのリーダーになれるわけがないし、後世に名前を残せるわけがないのです。

龍馬伝は、幕末のヒーローや司馬さんの一連の小説に必ず出てくる人物が沢山出てくるのですが、今まで見てて、結構史実を無視していると言うか、もう少し忠実にしたほうがいいんじゃない?というケチの付けどころがここに来て目立ってきた。

例えば、ヒロインとなる平井加尾は、龍馬に対して積極的に好きだというし、千葉さな子も同様に積極的で、いわゆる肉食女子のような描写をしてるのですが、肉食女子が出てきてるのはここ最近であって、当時の武家の娘は、まず、自分の好きな人とは結婚できないわけで、それ以前に当時の倫理観念において、女子から男子に対して自分の気持を伝えると言うのは、不貞とされたわけです。その辺りは現代と大きく違うわけで、大きく違うから、あの時代は面白いので、その辺りは視聴者に阿る必要はないんじゃないかなと思います。

キャスティングにもやや難があり。

山内容堂役の近藤正臣

まず、登場人物があまりにも高齢であると言うことです。前回の吉田東洋を田中泯さんが演じている。田中さん自体は最高なんだけれども、東洋は46歳の時に、武市一派に暗殺されているのです。田中さんはもう50を超えてるでしょう。威厳があっていいんだけれども、やっぱり史実がづれている。また、山内容堂、土佐藩のお殿様は、明治になって酒ののみすぎで45歳で晋でるんだけれども、容堂を演じる近藤正臣は68歳ですよ。これはちょっと年齢差が20歳もあるというのはどうなんでしょう。また、岡田以蔵を佐藤健君が演じていますが、この人はいわゆるトレンディ俳優だし、岡田以蔵は相当人間的に屈折のある人物だったと思いますが、佐藤くんにはちょっと荷が重過ぎる感じ。松田龍平とかがやってみればよかったと思いますけど、どうでしょうか。

ただ、女性陣のキャスティングはすごくいいと思うな。平井加尾を広末涼子ちゃんが好演してるし、さな子は貫地谷しほりちゃんも頑張ってる。乙女姉さんも色気を忘れて頑張ってるし、いいと思いますね。後に龍馬の奥さんになるお龍は、真木よう子が演じると言うことで、彼女の場合は妖艶なところもあり、スッゴクいいと思う。

あとは、香川照之。汚くてサイコー!!というのがTwitterをやっている人たちは、声を揃えて言ってます。何か次回はキレイになっちゃうらしく、それはそれで残念なんですけどね。

来週は、色恋沙汰がメインになるらしいのですが、そんなことに時間を使わなくても、もっと大事なことがいっぱいあると思うのですが、妙なところが長ったらしいのが、僕にとっては竜馬伝の悪いところなのです。

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