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政権交代で明確になったこと

昨日、岡田外務大臣が日本外交における密約があったことを明らかにした。これは新政権だからできたことで大変素晴らしいことだ。もちろん、日本が戦争に負けてしまったと言う事実、当時米ソ冷戦と言う現実からみて、非核三原則が堅持されなかったのは仕方がなかったと僕は思う。

ただここで問題なのは、60年代以降の政権がそういう密約はないと言うことを明確に否定し続けていたことで、これは自民党政権が国民に嘘をついてきたことで、これについて歴代の外務大臣がどういうコメントをしているのかと調べてみたら、何を言っているのかよくわからない。

毎日新聞の記事を引用すると

中曽根弘文前外相は「当時承知していたことは国会等で説明した通り」と毎日新聞に文書で答え、「うその説明」ではないと主張した。中曽根氏は昨年6月、「米軍による核持ち込みは事前協議の対象。事前協議がない以上、核持ち込みがないことに全く疑いはない。歴代の首相と外相も明確に密約を否定している」と答弁していた。

 一方、町村信孝元外相は「難しい問題なので、報告書を読んで一定の時間をかけて検討しないと軽々に発言できない」と慎重だ。朝鮮半島有事の戦闘作戦行動に関する密約文書が08年に米国で見つかった際、官房長官だった町村氏は「日米安全保障条約にいかなる密約も存在しないし、改めて調査する考えはない」と述べていた。

と、こんな具合で何を言ってるのかよくわからない。

このような自民党議員による隠蔽し続ける対応に対しては、当の外務省が批判をしている。つまり、後世に真相が伝わらないじゃないかと言うことで、これは正しくその通りで、どうして自民党政権はこれらを隠し続けたのか、大いに疑問だ。しかも、一部の文書ではアメリカで密約はあったんだよと言うことを明白にしているにも関わらず、隠し続けた。これだと旦那が浮気をして、女房からあなた浮気したでしょと追求しても、俺はして無いよとしらを切るのと一緒で、これで夫婦関係は恐ろしく悪化する。

今の民主党が気の毒なのは、政治と金の問題で叩かれていることで政策実行が遅々と進まないことだ。しかも、その民主党の政策は今まで自公政権が繰り返してきたおかしな政策を是正していかないとスタート地点につけないということもあり、結果的に手詰まり感が見えなくもない。例えば先日茨城空港がスタートしたけれども、この事業に黒字化されるのか、よくわからない。というか恐らく無理。こういった無駄な事業でどれだけ国に、ひいては国民に被害を与え続けてきた旧政権に対して責任を追求できないんだろうか。

今はそういうこともなくなったけれども、お隣の韓国では政権交代が起きると前政権時代の闇の部分が明らかになり、大統領は逮捕されたりした。台湾では陳水扁前総統がやはり逮捕された。これらが成熟された民主主義に置いて正しい行為なのかどうかはわからないけれども、少なくとも責任は追求されるべきで、民主党もそのくらいのことをやってもいいのではないか。

で、昨日の岡田外務大臣は、そういった密約があったことを明らかにしましたが、やり方が下手。こういうのは亀井静香とか管さんがやると結構アピールが上手く出来るんじゃないかなと思ったりした。

また、これから事業仕分け第二弾がスタートする。これはパフォーマンスが異常に上手な蓮舫が、マスコミに写ると言うことを大いに意識してやるところが鼻持ちならないけど、ま、それでも鳩山、小沢を含めてアピールの仕方が下手な人たちよりは上手だと思うので、今まで蓄積した自民党の悪政を明らかにして欲しいというのが僕の希望だ。

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