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沖縄はなし その1

僕は国内だと、沖縄、京都、北海道が好き。特に沖縄はもう仕事を含めると10回以上は絶対に行ってる。沖縄という場所は、一番南に空港があり、リゾートはだいたい60kmほど北上していくとあります。バスだとだいたい1,2時間くらいかかる。そこからもう少し南にいくと、ちゅら海水族館があります。恐らく日本一の水族館です。
沖縄の素晴らしさはなんといっても、あの海の美しさ。ビーチに魚がいるということは信じがたい。これも沖縄本島では難しそうなんですが、宮古島ではビーチに魚がいて、それがきっかけでシュノーケルをやるようになった。

ただ、本島の南部には行ったことがありませんし、恐らくこれからもいくことはない。それはなぜかというと、この沖縄南部というのは、先の戦争でアメリカ軍が上陸し、凄惨な地上戦が繰り広げられた地域だからです。

太平洋戦争については、日本では総括されていないと思うのです。

まず軍部は何のためにあの戦争を起こしたのかということ。石油のために他国を侵略してはいけないというのは、当たり前のことで、石油を確保するために他国と友好関係を構築するべきで、武力等で他国を制圧してはいけないし、してもその国からも反発を食うし、他の国からも同様の対応をされるのは子どもでもわかるわけです。

僕の大好きな司馬さんが、歴史小説を書くきっかけになったのは、この戦争が原因だし、この夏、城山三郎さんの本を読んだのですが、彼が作家になったもやはりこの戦争がきっかけだったようです。ふたりとも軍隊に所属し、日本という国を再確認してみようという気持ちになった。

司馬さんは、兵隊時代に栃木の佐野に駐屯して、関東平野で行われるであろう地上戦に備えていたんだそうです。そこで、アメリカ軍が東京湾から上陸し、攻撃をしてきたら、避難民が大八車で逃げてくることは十分予想される事態で、その場合どうしたらいいのかと、司馬さんが上官に質問をしたら、戦争遂行の邪魔になるので、轢き殺して行けと言われたそうです。自国の国民を守るのが軍隊の役目ではないのかと疑問を司馬さんは感じ、こんな馬鹿な国がどこにあるんだと思ったそうです。

沖縄戦に話を戻すと、アメリカ軍が攻めこんでくるわけですから、一般市民が防空壕に逃げてくると、日本兵士がやってきてお前たち非戦闘員だからここをでていけということを言ったそうですね。また、戦争遂行の邪魔になるから自決を日本軍が強要したというのは有名な話で、それではなんのための軍隊なのかわかりません。このことに関しては司馬さんは、軍隊は自国の国民を守るのではなくて、自らを守る集団であると。だから、逃げてくる自国民を轢き殺してしまえとか、沖縄戦の防空壕から追い出すということは平気でできるわけですな。

結局あの戦争は、軍部の感覚があまりにも麻痺しすぎて、そういう人たちに支配されてしまった不幸を嘆くしかないんだろうかと思ったりします。一般人民を守らず、兵士には死を強要し、そして軍隊という組織を守る。こんな組織は当然にして滅亡するのは当たり前だ。しかも近隣諸国にも多大な迷惑をかけて、なにかというと中国や韓国にブツブツ言われるのは、あの戦争における日本の立ち振る舞いが原因です。

先日NHKを見ていたら、アッツ島の攻防戦があって、日本軍はアメリカ軍の攻撃によって全滅してしまった。ところが、そのアッツ島を占領している日本軍の司令官は、何度も兵隊や武器・弾薬、食料が不足しているから補充して欲しいということを大本営に依頼をしているにもかかわらず、何もサポートをしてもらえず、全滅せざるを得なかった。

東京裁判でパール判事が、アメリカにあれだけ追い詰められたら日本じゃなくてもアメリカを相手に戦争を起こすだろうということをいったということを読んだ記憶があり、それは至言だと思う一方で、僕が子供の頃に母から、戦争が始まったときにこの戦争は負けると言ったら、親兄弟から非国民みたいなことを言うなと慌てさせたそうだけど、僕の母が言うくらいだから、恐らく国民の殆どがこの戦争は勝てるはずがないと思っていたと思う。にもかかわらず、どうしてそんな無謀な戦争を日本の軍部は起こしたのか。僕はこれが一番知りたい。日本人の殆どが無謀だという戦争に、なんで軍部は国を挙げて戦争を起こしたのかよくわからないのです。

太平洋戦争のことになると、ちょっと熱くなっちゃいます。すいません。

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