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永遠の0-特攻隊員の祖父の足跡を追う孫たち

先日、王様のブランチをみてたら(僕ね、結構優香ちゃん、好きなんです^^)この永遠の0の作者である百田尚樹さんのインタビューをしてて、この百田さんという人は放送作家をされている方で、非常に面白い人だということがわかりました。
どう面白いかというと、ブーメランパンツを凍らして、カチカチにしたら、ブーメランのように投げることができるのかということをテレビで実験しちゃうというまさにお馬鹿なことをやってしまうという、ぼくの琴線を思いっきり刺激してくれました。

で、永遠の0ですが、これは本当に困った小説でした。僕は基本的にはあまり小説って好きじゃないし、虚構の世界にのめり込むというところがないし、そう言うのがあまり好きじゃないのです。もちろん、映画もドラマもそうです。

永遠の0 (講談社文庫)
永遠の0 (講談社文庫)

posted with amazlet at 14.02.03
百田 尚樹
講談社
売り上げランキング: 4

大雑把な内容としては、特攻隊員の祖父を孫たちが追うというもので、百田さんも相当取材をしたのですが、何困った小説なのかというと、僕は、先の戦争のことを読んだり見たりしていると、もう涙腺が緩んで緩んでどうにも鳴らなくなっちゃうんですよね。それこそ、この本は移動中に読んでたんですけど、嗚咽がもれちゃってもれちゃってどうしょうもなかった。恐らく電車に乗ってるひとは、50近いおっさんがどんなの本を読んでるんだろって思ったかもね。もう、嗚咽が漏れちゃってどうしょうもないのです。

前にも書きましたけど、国民に死ぬことを強いるということ自体が、もう国の体をなしてないわけで、やはりこの日本という国がどうしてそうなっちゃったのかという総括が全くなされていない。そもそも軍隊は国を守るためにあるものであって、その組織を守るためにあるわけじゃない。でも、現実的には軍隊は国民を自分たちの尻ぬぐいさせただけですからね。自分たちの失敗を、末端のものに押し付けるというのは最悪で、司馬さんがこの国家はどうしてこんなに馬鹿になったのかというのがすごくよくわかる。

この本は、そういうエッセンスがしっかり詰まっていて、孫たちが自分のおじいちゃんについて調べていき、どんどん事実が分かってくるという内容です。映画にしたら、絶対面白いと思うね。主人公の健太郎は、向井理くんか、佐藤健くんがいいかな。主人公でマスコミ勤務の姉貴は、小西真奈美とか永作博美がいいかな。

あの戦争は大正生まれの人が一番被害を被ったわけで、僕らから見ると、僕らの祖父母の世代より下の世代という感じかな。僕らの親の世代になると、学徒動員の世代なのかな。そう考えるともっと母と子の時代のことを聞いておけば良かったなって思いますが、一番楽しい時が戦争ですから、気の毒で、女の人もそうです。結婚したら、旦那が戦死したとかね。そういう例はいくらでもあるだろうし、死を賛美する軍隊でしたから、死にきれなかった人たちも、戦友たちに感じなくてもいいような引け目を追わざるを得ないようにしてしまったというのうは、悲劇としかいいようがない。

とにかく戦争ものは、読めば読むほど涙腺が緩んじゃってどうしょうもない。ほんとうに困った小説でした。映画化を望みます。(恐らく百田さんは意識してると思う)

この本をもっと知りたい人は
ブックログ
朝日新聞の書評

追記
(2014/02/04)
この本は映画化され、大ヒットしてます。
http://www.eienno-zero.jp/index.html
真央ちゃんもでてます^^

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