0 Shares

My Music Vol.3 Al Di Meola Elegant Gypcy

前回和田アキラのPrismについて書いたのですが、彼のインタビューに出てくるミュージシャンで、アラン・ホールズワースという人と、今回紹介するAl Di Meolaという二人の名前が出てきて、早々に買ったのが、このElegant Gypcyというアルバム。もともとサンタナに凝っていたということもあって、ラテン系はすんなり受け入れることが出来ました。

メンバーもヤンハマーが参加しているということもあり、ヤンハマーの場合は、ジェフ・ベックとタッグをくんでいたので、こちらも全く違和感もなく受け入れることが出来ました。
サウンド的には、ラテン音楽をベースにしたギターアルバムなんですが、当時このAl Di Meolaも20代ということもあり、ハードロック色の強い曲調で、ギターキッズだった僕はこのアルバムを聞いて、あまりの指の速さに圧倒されてしまった。もちろん、和田アキラなんてものじゃないテクニックと、とにかく曲がいいので、このアルバムも30年近く聴き続けているということになります。
恐らくこのアルバムは、ロックギタリストにものすごく影響を与えたのは間違いなくて、一番身近なのは、Eddy Van Halen。ヴァン・ヘイレンのセカンドアルバムに収録されている「Spanish Fly」という曲は、Eddyがアコギでギターを弾くとこうなるよという名曲なんだけど、これは間違いなくこのAl Di Meolaのアルバムの「Mediterranean Sundance」という曲に触発されていると思うよ。このアルバムは、スパニッシュギターの名手であるパコ・デ・ルシアとアコギで凄まじいギターバトルをやっているのです。これがどれだけすごいかというと、エレキギターというのは、弦を緩くしているので、結構テキトーに弾いても、上手く聞こえるのです。しかもそれを歪ませていたら、なおさらで、しっかりネックを押さえてなくても、ちゃんと音が出るようになってる。
ところが、アコギの場合は、弦を張り詰めているので、だましがきかないのです。つまり、しっかり押さえないと音が出ないということもあるので、その人が上手いか下手かは、アコギを弾くのを聞けばだいたい分かる。で、この二人の共演ライブがYoutubeにアップしてありました。素晴らしい時代だ。

また、フラメンコギターの場合、ロックやJAZZと違って、ピックを使わずに指で弾くので、あの早弾きをピックを使わずに使わずに弾いちゃうのは脅威としか言いようがないのです。

他には、イングヴェイマルムスティーンとか絶対影響を受けているはず。イングヴェイとこの人の違いは、イングヴェイの場合は、どんな曲でもただひたすらばりばり速弾きをするけど、Al Di Meolaの方は、その点TPOをわきまえている感じ。僕の大好きなジョンサイクスもきっと影響を受けていると思う。蛇足だけど、ジョンサイクスはもっともっと評価が上がってもいいギタリストだと思いますよ。

で、このアルバムは、ヤンハマーともギターとシンセサイザーのソロの応酬をしていて、これもかっこいいんですよね。ジェフ・ベックとライブでスキャッターブレインという曲でお互いにバトルをしあってるんですが、それ以上の迫力があり、ギターアルバムで速弾きのかっこ良さは、僕にとってはこのアルバムが一番です。このアルバムの中で「Race with devil on spanish highway」という曲は、スピード感といい、速弾きといい、最高です。この曲もYoutubeにライブがアップされてました。

僕は、プリズムとこのアルバムを聞き、ギタリストとしてもの凄く幅が広がりました。つまり、これはJazzのレベルは半端じゃないということで、ギターだけじゃなくて、ドラムも、ベースも、キーボードも卓絶しちゃってる。特にリズムの凄さはロックは足元にも及びません。ちなみに、このアルバム、アマゾンだと909円で買えちゃう。なんという安さ!アマゾンの輸入盤異常に安い。この前もジェフ・ベックのライブも900円ちょっと。しかも配送料が無料だし。ECサイトの最高峰ですな。(宣伝じゃないよ笑)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう