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面白さがわかるということ

ものごとって例えば1+1=2になるということは当たり前のことで、説教じみた人に言わせると、それが100になったりするんですみたいになっちゃう。勝間とか言いそう。気持悪い。

逆にそれが1.5だったり、あるいはそれがマイナスになっちゃうこともあったりするとおもうんだけど、そこが面白いというところもあると思うんだよね。その面白さには、深さと浅さがあって、それは表面的なことではなくて、もっと奥のほうにその面白さがあったり、何を言ってるのかわからなくなってきた。

先日瀬戸内寂聴さんのことを書きました。瀬戸内寂聴さんは何年か前から日経新聞で既に鬼籍に入った文人を中心にその交友録を「奇縁まんだら」というタイトルのコラムがあって、それをまとめてご本を出していらっしゃる。その内容がとても秀逸で、特にこの打算的な世知辛い世の中において、奇縁まんだらには、やや世の中とは逸脱はしているものの、政治家や事業家とはちがった人生の愉しみ方を諭してくれるのです。

で、僕の大好きな女性というか、この人はステキな生き方をしてるなと思う人で、まきのともこさんという人がいます。この方は、やはり僕のブログで一度紹介しているんですけれども、大変ナチュラルな方です。その彼女に僕がTwitterで、まきのさんにはさらに粋になって欲しいので、読んでみてください!とお勧めしました。その後RSSリーダーに彼女の新着記事がアップされていたので、読んだらびっくり。今回のこの顛末を記事にしてくれていたのです。いやーびっくりしたでえ。

まきのさんが素晴らしいのは、僕がおすすめしてすぐにその本をゲットしたということです。見ず知らずの僕のような奴からレコメンドで早々にアマゾンに注文をして、それをブログの記事にするというのは、おすすめした方としても凄く嬉しいし、感激をしてしまった。ちょっと彼女のブログを引用します。

まぁ情報っていうほどの情報も書いてないのでアレですが‥私はコレが好き好き!とゆっていると「嗚呼、コノ人はこんなのが好きなのね」って覚えてもらえて「じゃあこれも好きかもよ、知ってる?」みたいな感じ?瀬戸内 寂聴サンの本は読んだことがなかったし、この本の存在も知らなかったのだけれど。ツイッターで @hhighwaystarrr サンが教えて下さいましたよ。ちらっとみて即Amazonで注文して翌日届いたわけですが‥嗚呼まさに琴線かも!まだ読んでないけど!

こう言うことが嬉しいのは、自分の思っていることが通じる人がいるということなんですよね。
僕は昔大阪にいたときに、事業の啓蒙を社内でしたんだけど、何百回説明しても相手に伝わらず、さじを投げたら、結局最後は必ず僕の梯子を外されるというようなことがよくありまして、どうしてこの人達はわからないの?とほんとうに困ったことが多々ありました。だから、今回のように僕がお伝えしたことを瞬時に理解して、かつ、行動に移されたまきのさんはほんとうに素晴らしいし、僕もいまさらながらそうありたいと思ったりした。

話は全然変わって、僕は大河ドラマの篤姫が大好きなんだけど、薩摩を中心とした新政府軍が江戸攻めをするかしないかで、西郷隆盛と勝海舟が壮絶なやり取りをする場面があります。どうか江戸攻めをしないでほしいということを、篤姫は、父親の島津斉彬の手紙を勝に託して、それを西郷さんに提示し、西郷さんは、いかに江戸攻めが愚であることを認め、江戸攻めをしない代わりに江戸城を明け渡すということで、合意をします。

その合意を勝が篤姫に報告する際に

「思いは通じましてございます」

という場面があり、さらに勝は

「世に比類なきお方は、何か確かなものを後に残し、それが心ある人を大きく動かす」

というセリフがあります。これは感動的なセリフで、さすがに田渕さんならではですが、こういうセリフを龍馬伝で誰が言った???とチーフプロデューサーに聞きたい。ま、これは余談ですが^^;

この場合、世に比類なきお方というのは、島津斉彬のことで、心ある人というのは、西郷さんであり、篤姫のことを言っています。この心ある人というのが、凄くいい表現で、その点古い人で言えば瀬戸内さんは心ある人だし、まきのさんも当然その範疇に入る人だと僕は思うのです。

まあ、何を書いてたのかわからなくなってきたけど、こうやってネットを長くやっていると本当に見事な人に出会えるということを言いたかったのです。

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