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My Music Vol.5 Eric Clapton No more car, No more rider

あらゆるミュージシャンにおいて、どれだけ技術が半端じゃなくても、音楽自体がやはり良くなければだめ。これは簡単に言うと、良いコンテンツが出来てるかどうかということだと思うんだけど、どんなに歌のうまい人がいたとしても、それを表現できる優れた楽曲でなければダメだということですな。

ギタープレイにしても、うまい人はいくらでもいるんですよ。

特にJAZZをやってる人はその旨さは半端ではありません。よくもまあこんなことが出来るわという人は、たくさんいる。でも、JAZZがロックやポップスよりも多くの人に聞かれていないのは、音楽そのものが難解だからだと思う。それはそれで悪くはない。でも多くの人に評価されるようにするんであれば、分かりやすい音楽というのも重要だと思うんだよね。

エリック・クラプトンに関して言うと、今まで音楽ネタの話しをしてきて、どちらかというとギターをギュルギュル弾きまくるというタイプではないのですが、彼が50年近く第一線に、しかも今もなお現役でプレイをしているというのは、とてもすごいことだと思うのです。
じゃあ、なんで、この人はこんなに長くプレイをしているのかというと、やっぱり多くの人が楽しめる音楽をずっと提供して来たということが、まず第一だと思うんですよね。
ぼくはNo More Car , No More riderツアーを見に行ったし、このライブも聞いたのですが、とにかくヒット曲が多いということと、ハードロックではなくてブルースを基調とした音楽なので、多くの世代に受け入れられるというところがあります。
それとギタリストとして抜群のテクニック。これはもうそう簡単には真似の出来ないプレイが随所に見受けられます。さすがクラプトンという感じで、この人の場合は、ルックスもいいし、ギターもいいし、声も渋いし、ミュージシャンとしては完璧ですね。
僕がこうも彼を絶賛するのは、前にも書いたけど、やたら速弾きをし続けるギタリストって結構いて、そうすると曲が壊れちゃうんですよね。速弾きをしてもいいところとそうじゃないところをわきまえない人がたくさんいて、それをやっちゃうとダメなのです。具体的な名前を上げるとすれば、アラン・ホールズワースとかイングヴェイマルムスティーンとか、平気で曲をぶち壊しちゃうから。
その点、エリック・クラプトンレベルになるとギターソロに起承転結がありますから、素晴らしいです。鳴きを入れるところとか、ちょっとハードに弾くところとか、そういうギターソロの強弱を上手く使ってるところがさすが。ちなみに僕の大好きなリッチー・ブラックモアも、どちらかというと、うまく強弱を使ってますよ。ギターソロにもストーリー性がないと絶対に聞く人の心に響かないと思うのです。
で、このアルバムは、有名な曲が沢山入っているんだけど、イチオシは、「River Of Tears」という曲。クラプトンのバックは、スティーブガッドとかすごい人達がいて、クラプトンのギターが盛り上がれば、バックミュージシャンもどんどん盛り上がってくるみたいな、素晴らしい演奏です。特にクラプトンのギターソロは、鳴きとスローハンドと言われるクラプトン特有の速弾きが素晴らしい。歴史的名演だと思う。

ちなみにこのアルバムには、名曲と言われている曲は結構収録されている。リストアップすると、

  • Tears In Heaven
  • Change The World
  • Wonderful Tonight
  • Layla
  • Sunshine Of Your Love

これらの曲は名曲中の名曲です。クラプトンのギターとボーカルがもの凄く冴えてますよ。

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