0 Shares

昨日の坂の上の雲-日露開戦

昨日の坂の上の雲は、朝鮮半島への対応をどうするかということが日露両国の交渉が決裂して、日本が国交を断絶するところです。司馬さんは原作で戦争の原因は、すべてロシアにあってロシアがあまりにも日本を追い詰めたので、日本をして窮鼠猫を噛む状態にしてしまったとしてます。僕もそうだったと思う。


大きな地図で見る

そもそも日露戦争の原因は、朝鮮半島の保護を誰がやるかということが大きくて、ロシアがその国力を背景にして日本に対して無理難題を押し付けたことによります。つまり、昨日のテレビでもやっていたけど、ロシアにおける朝鮮半島の行動は全く自由であり、日本は制限された自由しか認めないというもの。日本にしてみたら、朝鮮を保有されたら自国の安全保障の危機であるとして、それを散々ロシアに交渉したけれども、結局駄目だったために、開戦をせざるを得なくなってしまった。

ただ、陸軍にしても海軍にしても、10年をかけてロシアを相手に戦うということをずっと準備してたし、戦機を逸してしまうと確実に負けるので、今が最後のチャンスとして開戦を進めていきます。ここは、満州にロシアが集結しており、兵士や施設がまだ準備途上なので、今日本がロシアを叩かないと絶対に負けてしまうからです。ここで日本がロシアに負けると、日本はロシアの属国になってしまうという恐怖感は、日本全体にあったでしょうし、そうならないように日本も必死になったということです。

ドラマとしては、秋山真之を演じる本木雅弘のかっこよさとその妻を演じるお嬢様風の石原さとみの可愛さが群を抜いてました。

正岡子規の妹律が、秋山家に子規の形見分けをしたいと言って真之の家を訪れるシーンがあって、そこで石原さとみがどじょうをさばけないので、それを律に頼む場面があります。うちの姫様は、こんな失礼なことはないと怒ってましたが、お嬢様好きの僕は可愛いんだからええやんという感じで意見が対立してしまった。

あとちょっと変だなと思ったのは、ロシア皇帝が日本に対して大幅に譲歩したものの、それをアレクセーエフが握りつぶしちゃうシーンがあったけど、原作にはそういうところはなかったはず。ここは、別にストーリーを曲げるところじゃないんだけど、どうしてNHKはそうしちゃったんですかねえ。それとロシアの内部を崩壊させるために、明石元二郎という人がこの日露戦争ではもの凄く活躍をするんですが、結構この部分、端折ってるんだよね。司馬さんも明石の働きは、連合艦隊と比肩すると書いているほどだし、日本軍内でも明石の行動はもの凄く評価されていたので、ここはどう映像化されるのか観たかった。少なくとも広瀬よりはスケールの大きいことを明石はやっているのです。

明石元二郎

ただ、違和感があったのはこのシーンだけで、後は概ねいい感じだった。坂の上の雲は、子規が生きているときは、秋山兄弟を含めて主人公の存在がすごく重要だったんですが、これからは日本全体が主人公になります。来週は広瀬が死んでしまい、第二部は終了。年明けから江姫が始まります。上野樹里ちゃん、可愛いし、おじさんはそっちも今から楽しみです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう