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ブランドを壊すモノその1

ウェブブランディングの構築って僕の仕事だったので、結構ブランディングって何?とかブランディングを向上させるためにはどしたらいいかということをずっと研究してきた。そこで個人的にまとめたことは、ブランディングを向上させることに必要なのは、ユーザーの期待に応えること。逆に壊すものは何かと言うと、これはユーザーを失望させることだと思うのです。

僕にとってブランド力が個人的に高いのは、NHK大河ドラマ。これはここ数年欠かさず観てる。ただ、篤姫があまりにもよくできていて、歴史ドラマとしてはストーリーといい、キャスティングといい、音楽といい、ほぼ完璧だったので、当然次回の天地人はすごく期待した。天地人は上杉家の名家老で、関ヶ原の戦いで上杉家を救ったと言われている人物。ただ、キャスティングがあまりにもチープだったし、その俳優陣も恐らく当時の歴史の内容を理解せずに演技してる感じだったので、大変な愚作だったと思う。

次に龍馬伝。

龍馬伝は、福山雅治が龍馬はどうかなと思ってましたが、このドラマはキャスティングがよかったですね。こういう人、使うんだという感じで、かなり良く考えられたキャスティングでした。ところが、ストーリー自体は、かなり創作がドラマにマッチしていなくて、あとは、いつも砂埃が舞っていて街自体が汚いし、出演している人たちも汚い。そして誰彼となく叫んでるんですよね。なんとかじゃー!とか怒鳴り散らしていて、つまらないものになってしまった。

そして、江。

こちらは始まる前はもの凄く期待していたのです。なんといっても、脚本と音楽は篤姫の田渕久美子さんと吉俣良さんという篤姫コンビ。ただ、このドラマが始まる前にちょっと気になっていたのは、やたら田渕さんが全面に出てきてるということだった。それと何かのインタビューでもこの江は上野樹里を意識して脚本を書いたというようなことを言っていて、なにか橋田壽賀子みたいで感じ悪いなと思ったのです。

で、結局、江は篤姫の明らかな二番煎じで、ストーリーも何もめちゃくちゃ。これは出演者のブランドが落ちます。また、田渕さんは何かのインタビューで、江は結果的に家光の母となり、また、秀忠との娘が天皇を生んだことによって、生物学的な勝利者となったと言ってるけど、生物学的な勝利なんてないし、いわばこじつけなのです。それだけ何もしてないということで、歴史的に思い出す必要のない人物であって、そういう人を主人公にせざるを得ないほど、大河の主人公は枯渇しているとは思えないのです。

僕としては、天璋院という、島津家の分家に生まれた女性が、島津本家の養女となり、徳川将軍の妻となり、幕末ぎりぎりのところで江戸を火の海になるのを救ったというのは、スゴイ話だし、僕自身も相当幕末のことは詳しいけれども、全くこの点は知らなかった。また、副主人公格として、小松帯刀をピックアップし、瑛太くんを起用した。そういう人を多くの人に知らしめた田渕さんはすごい!と思っていのたですが、この江で脚本家としては優れているけれども、自分でストーリーを作ることは出来ないということがよーくわかった。つまり僕の中では田渕さんのブランドがもの凄く下がったのです。ただ、大河に関して言えば、ここ数年ずっと僕はがっかりしてるわけでして、その点ん大河のブランドはずいぶん下がっているんですよね。その原因は失望感。

この失望感と期待に答えるというのはブランドを構築していく上ですごく重要。次回は、ウェブブランディングについて少し書いてみようと思う。

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