2016/06/070 Shares

花燃ゆの視聴率がまたもや12%割れ。NHKは井上真央ちゃんを馬鹿マスコミから守るべきだ!

「花燃ゆ」13回「コレラと爆弾」

NHK大河ドラマの「花燃ゆ」13回「コレラと爆弾」の視聴率が発表されました。せっかく14%まで行ったのが、案の定の12%割れの11.7%。この数字は11.6%の次に低い視聴率で、これは脚本の変更をしないとちょっと困ったことになったと言わざるを得ません。

どうして花燃ゆの視聴率が下がったのか

 

「花燃ゆ」13回「コレラと爆弾」02

僕は花燃ゆを見るときは、まず6時からのBSプレミアムを見てから、8時にNHKでもう一度見るという感じなのですが、先週の13回「コレラと爆弾」があまりにもつまらないので、8時の方は見るのをやめたくらいです。それほど13回「コレラと爆弾」はひどかったからなんです。

理由としては、まず小野為八の登場する意味が全くなかったということ。ドラマの大勢に大きな影響を与える人物ではないのに、どうして1時間まるまる彼のことを使ったのか。これではどういう歴史を描くのかということを楽しみにしているファンは逃げますね。これはちょっと脚本家のレベルが低いというか、あまりにも歴史を知らなさすぎると言われても仕方がない。

唯一の救いは、江戸で井伊直弼と老中の間部詮勝が、安政の大獄を相談するシーンだけが、緊張感があり、高橋英樹演じる井伊直弼は風格と言い、演技力と言い、実に素晴らしい。というか、良かったのはこのシーンだけで、あとは主題とは全く外れているシナリオで、これははっきり言って速く史実に基づかないでやらないと、本当に取り返しの付かないことになる。

NHKは井上真央を守るべきだと思う

結局井上真央ファンとして、このドラマを見ていると、馬鹿マスコミが低視聴率の責任を井上真央ちゃんに押し付けてるところが、非常にファンとしては不愉快きわまりないのです。もちろん、花燃ゆの低視聴率が、井上真央ちゃんに全く責任はないけれども、世間はマスコミが変な誘導の仕方をするので、真央ちゃんが出てるからダメだとなりかねないところを大変危惧しているのです。

つまり、過去の例で言うと

  • 江~姫たちの戦国~の上野樹里
  • 平清盛の松山ケンイチ
  • 純と愛の夏菜

は、それぞれ大河ドラマや朝ドラの主人公になった人たちですが、見事にドラマがダメでその責任を負わされてしまい、結局まともな仕事が来なくなってしまいました。なぜかといえば、変な作品の主人公を演じたことで、彼らのブランドがあまりにも低下したからです。

もちろん、これらの作品を書いた脚本家に仕事があまり来なくなったというのも言うまでもない。江~姫たちの戦国~の場合は田渕久美子、篤姫の成功でいい気になり暴走した結果失敗したし、純と愛にしても家政婦のミタで調子に乗った遊川和彦が調子に乗り、脚本家のくせに演出に口を出させろということになり、本当にひどい作品になってしまい、その影響がもろ主役をやった人間に被ってしまったわけですね。夏菜とか未だに変な役しか来なくて気の毒です。

真央ちゃんだって、彼らの二の舞いにならるかもしれず、もしそうなったりしたら、NHKの責任は凄く大きいです。若手女優NO.1の井上真央ちゃんのブランドを低下させる前に、はやく何とかするべきです。

NHKがするべきこと

NHKがこの低調になってしまった花燃ゆを盛り上げるには、話を面白くするという、当たり前のことに立ち返るということです。このブログでも何度も書いていますが、日本史の中で杉文が行きた時代は、激動の時期で、歴史そのものが面白い時代なんです。だから、変に色気を出して創作に集中するよりも、史実に基づいてドラマを描くべきですね。

そのためには、今までオリジナルシナリオにこだわることを辞めるべき。篤姫以降大河ドラマはオリジナルシナリオにこだわって失敗してます。唯一、前回の軍師官兵衛の後半、特に秀吉の軍師になってから面白くなったくらいで、それはドラマが創作に手を出さずに歴史に忠実だったから、面白かったんです。

世に棲む日日を取り込め

そのためにも、幕末モノは、はっきり言って司馬作品の独壇場なのだから、今後はもっと司馬作品の長州系の物語のエッセンスをつぎ込むべき。具体的には「世に棲む日日」のエッセンスを取り入れるべきです。ここには、今花燃ゆに出てくる人は全て出てきます。あの高須久子でさえ登場します。世に棲む日日に関しては後半は高杉晋作が中心に話が続きますが、幕末の長州の歴史は高杉晋作に引きづられていますから、当然のことだと思いますね。

恐らくどこかで主役が楫取素彦になるんでしょうけれども、彼の後輩である伊藤博文や同僚だった桂小五郎が公爵や侯爵になる中、楫取は男爵までにしかなれなかったということは、伊藤らに比べたら、評価されなかったということで、そのあたりはどういう感じで描こうとしているのか。

綾瀬はるかがヒロインだった「八重の桜」も、会津戦争が終わった後は、京都に引きこもってしまって、政治の中心から離れてしまって、実にダイナミズムがなくなってしまったということを考えると、また同じようなことが起きるのかと思うと、ファンとしては心配で仕方がありません。なんとか、きちんと史実に基づいて、この時代を描けばきっと道が開けますし、脚本家はもう少し歴史を深く勉強するべきです。

とにかくNHKの人は世に棲む日日をもう一度噛みしめるように読んでほしいと思います。

 

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