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欧米人の価値観

昨日は驚くべきニュースが入ってきた。ウサマ・ビンラディン殺害のニュースだ。あれだけの事件の首謀者であり、米国の敵であるウサマ・ビンラディン殺害のニュースで、アメリカ人は大喜びだ。実際に911で多くの人が亡くなった。遺族の人達は当然喜ぶことだと思う。

ただ、これはツイッターでもある人がTweetしていたように、ビンラディンは容疑者で容疑者を殺しちゃうのはいいのかっていうことなんだけど、たしかにビンラディンが911は俺がやったよというよりも、アルカイダが犯行声明を発表しているけど、ビンラディンはそのアルカイダのトップだということもあり、実際には本人が手を下しているわけじゃないから、容疑者になってるんだろうか。そうすると、法的な側面から言うと、これはかなり国際法的にはまずかったんじゃないか。

今回のビンラディン殺害のニュースで思ったのは、イラクのフセイン大統領の処刑だ。そもそも湾岸戦争は、米英の恐らく石油政策でフセインがろくなことをしないから、大量破壊兵器を持っているということを口実に、イラクを攻撃して、フセイン政権を崩壊させた。でも、結局大量破壊兵器は出てこなかった。出てこなかったけど、フセインは見つけ出されて、結局処刑された。

日本だって、僕の大好きな田中角栄さんも総理の時に、エネルギーを決まった国だけじゃなくて、もっと他の国からもエネルギーを確保しようとしたら、米国メジャーの機嫌を損ねることになり、結局ロッキード事件が起こり、角栄さんは失脚してしまった。というか、それ以前に太平洋戦争後の東京裁判は、明らかに戦勝国有利の判決であり、ここに深い闇を感じるのです。

僕は911についてアルカイダの行為を肯定するものではない。どうしてあんなにひどいことをしたんだろうという疑問を辿っていくと、湾岸戦争における米軍の中東での行動に対して、イスラム過激派の人たちは大変な不信感をもったからだ。僕はイスラム過激派が、闇雲に欧米諸国が嫌いとかじゃなくて、彼らが欧米諸国を嫌うには理由があるんじゃないの?ということなのです。

そもそも、帝国主義時代に、ヨーロッパの国々は、中東を含めたアジア、アフリカ諸国を植民地化した。それに対して植民地化されようとする方は、様々な抵抗をしたけれども、結局武力によって鎮圧されてしまった。日本だって、隣国の清が力がないばかりに列強各国から搾取されてしまい、早く近代化しないと、日本も同じ目になるということで、明治維新が起きた。

いわゆる西洋人というのは、歴史的にろくなことをしてません。特に帝国主義の植民地化とかろくなものじゃない。アヘン戦争ってイギリスと清が戦争をしたんだけど、これだって、清を弱体化させるために、イギリスがアヘンを清国人に吸わせて、そんなことをしたら清の国力が落ちるということで、アヘンを清国が処分したら、イギリスが攻めてきたっていう話で、とんでもない話なんだよね。

そういう、他民族を自国の利益のためだけに、冒涜してきた欧米諸国ってのはどうなのって僕は思うし、長い目で見たら、当然大きなしっぺ返しを食うと僕は思うね。

今回、ビンラディン殺害ということで、僕は事件が一件落着するとは到底思えない。オバマは、テロとの闘いであって、決してイスラムとの戦いではないと言ってるけれども、相手はそう思わないよ。ぼくはもっともっと深刻なことが起きるような気がするよ。

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