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羨ましい東京電力

先週の金曜日には、枝野官房長官が、東電の銀行の融資の免除を言及したところ、銀行株が軒並み下落した。記事を読むと、銀行の東電への融資残高は2兆円ほどで、その支払を免除して、東電には今回の被害の賠償をに専念してもらうということなんだろうね。

地震によって福島原発で大変な危機を招いた。この原発の30キロ圏内の住民は、自分たちの土地に住めなくなっただけでなく、農業も出来ず、漁業も出来ず、すでにこの地域には生物自体が生活が出来なくなってしまった。

東電は不思議な会社だ。電気事業を独占的に行い、CMではさんざんオール電化だの、電気を使え使えと言っていたにもかかわらず、自分たちの電力装置がダメになると節電をしてくださいといい、「計画停電」と称して、全く無計画な停電をしてみたり、都内でも荒川と足立だけを停電の対象にしてみたり、被災地である茨城県で停電を実施したりと、とても大人がやっているとは思えない作業を繰り返す。

それで今度は、この地震によってもたらされた原発の事故についても、なんか深い闇があるようです。それは原子力発電については、東電内でも何か触れてはいけないタブーがあったりとか、電子力発電所に反対などすると、たとえそれが知事であろうと、検察が動いてアリもしないことでしょっぴき、政治生命を抹殺するといったこともあったりするし。佐藤栄佐久元福島県知事のことですけどね。

素人的に考えると、火力発電だと石油を燃やして電気を作るわけですよね。そうすると、石油が枯渇したときにどうするの?ということで、原子力発電ということになった。そこは次世代のエネルギーとして、原子力を使うというのは分からないでもない。ただ、この原子力発電というのは、ご存知のとおり核が伴ってくるので、極めて危険な発電装置だし、事実福島原発周辺地域は、生活が出来なくなってしまった。菅総理が、20~30年住めないって口を滑らしたけど、恐らくそうだと思う。そういう危険極まりないものをどうして使うのか。それを政府も東電も説明して、我々を納得させる義務があると思う。

今だって、この発電したあとに発生するかすみたいなものが大量に残るわけで、それをどこに持っていくかってことで、色々と議論があるところで、しかし、このかすも大量の核を吸っているので、極めて危険な物質だということで、どこにも行き場が失くなってしまってる。しかも、それを破棄すれば国から交付金を落とすよーということで、高知県のある村がやりまーすと手を上げたら、地元住民が大反発したってことだけど、それはもうアタリマエのことなんだよね。つまり、政府にしても、これは官僚の連中なのかもしれないけど、あまりにも人の命というものを軽く見てる。

結局、生命を確実に危機に晒すという原子力を、どうして国策として今まで推進をし、それを関東圏では東京電力に作業をさせた。しかもその給料は、半額にされても3600万円というのは、誰もが納得しないと思うよ。

例えば、通信や電話といったことに関しては、競争原理が功を奏して極めて高いサービスが提供されている。ところが、電力やガスといったエネルギーに関していうと、ほぼその地域の会社が独占していて、競争原理が働かない。だから、地震発生当初は、東電の対応はいかにも官僚的というか、お粗末極まりないものだった。この会社に入るのって、高学歴な人じゃないと入れないはずだし、トップにいたって言えば、清水社長は慶應だけど、会長は東大です。

本来優秀であるべき人があまりにもやり方が稚拙で、これはライバル企業というものがいないということで、それこそ、こう言うのには外資に算入するなり、孫さんみたいな人が現れないと、何時まで経ってもこんなことが続くと思う。エネルギーだから、業務を独占しないと無理なんですかね。

お金がないと、電力という人質をとってるから、政府は無条件で保証をしてくれるし、賠償しないといけないけど、銀行にもお金を返さないといけないって言うことになると、政府が銀行に借金棒引きね!って言ってくれるし。ま、いろんなところから、非難はされてストレスは溜まるだろうけど、自分たちの財布は痛まないわけで、なんども会社をダメにしてる僕としては羨ましい限りですわ。

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