0 Shares

だから何時まで経っても尊敬されないIT業界

先日は、クライアントさんのところにIT系の人を紹介するべく、連れていった。もし、これが立場が逆だったら、僕は当然最初のお客さんだから、スーツを着ていくし、最低限の資料として会社概要、サービス概要を持っていく。ところが、今日連れていって彼はノーネクタイで、しかも資料さえ持ってきてない。

いやー、社会人としてどういう教育を受けてきたのかなと思わず首をかしげてしまった。特に新規の営業を取るということになったら、やっぱりビジネスに適しているスタイルで、訪問するのが筋だし、金融とか商社とか昔からある業態の人たちや特に営業をしっかりやるような業界はそのあたりはきっちりしてると思うね。具体的に言えば、三菱東京UFJ銀行や野村證券、三井物産の人を連れていったら、何も言わなくてもきちっとしたスタイルで来るはずだ。

僕も、営業の世界が長かったし、今でも営業ということにはすごく気を使いますけど、ITは、例えばこの前ブタ箱に入った堀江のように汚いカッコをしていてなんぼという人がこの業界は特に多いような気がする。本人はかっこいいと思ってるんだろうけど、僕くらいの年齢になるとなんて社会性のない人達だろと思うのです。

ドイツでもIT業界でジーンズにTシャツとかを来て仕事をしてる人たちが多かったらしいけど、逆にそういうスタイルでいることで仕事が能率的ではなくなったらしいです。だから、男子はノーネクタイだけど、ジャケット着用という感じで落ち着いたらしいよ。

じゃあ、アップルのスティーブ・ジョブズがプレゼンをするときに、とっくりのセーターにジーンズじゃんっていう人がいるでしょうけど、そういう事をいう人とスティーブ・ジョブズのレベルが違うでしょってことですよ。彼の場合は追従許さないくらいグレートな存在であり、天才なわけで、そうじゃない人が汚いカッコをしても、だれもカッコいいって思わない。服装はすごく大事で、相手に不快感を与えるかどうかということは考え方の重要なポイントです。

ちなみに丸の内とか六本木に行くと、びしっとスーツで決めてるサラリーマンをよく見る。僕みたいな年寄りが、まず目に行くのは足元。スートでビシッと決めてても、靴がだめだとそれだけでがっかりしちゃうものですが、そういう人ってあまりいない。ただ、もっと大事なのは、実は傘。どんなにビシッと決めてても傘がシャギーだと、すごくみっともない。傘なんて1万円も出せばすごくいいのが買えるんだから。ビニール傘なんてもってのほかですよ!

で、このIT業界というのは、相手が知らないということもあって、サービスや制作物に対して法外な価格をつけるケースが結構あります。一番わかり易いのがウェブサイトで、金額が会社によってすごく違う。例えば、金額計算するときに人日という単位で計算するんだけど、デザインをするときにトップページだと3〜5日くらいかける。そうすると、デザイナーが一日どれだけ拘束されるかということで計算します。例えば、1日5万円ということにすると、かかる日数をかけると費用が算出される。実際には2日。長くても3日かな。

それにホームページで情報を発信する側の方としても、更新業務とか今までは業者に頼んでいたけど、今は、アルバイトや派遣社員を雇って作業をしているので、金額もものすごく下がってるんですよね。そうすると、今まで何十万、何百万もかかったコストをおもいっきり下げることができて、今まで頼んでいた会社はなんだったの?ということになるわけです。

僕の知り合いのデザイン会社でも、僕が仕事を始めたから協力するよということで話をしたら、ページ作成を10ページで200万かなと僕に言ってきました。トップページを作るときには、3日間かかるとしても、15〜20万が限度。その下層のページになれば、5分の1くらいにしないと価格競争が出来ません。彼の事務所の作品を見たけど、それほどのものじゃないし、ふっかけてきたというのはよくわかりました。でも、件の彼は僕に協力すると。こんなモノで協力にならない。彼の名刺を見たら、大変田舎臭いところにオフィスがあり、オフィスというよりも自宅兼事務所なんだろうとすぐわかった。こういうやり方をすれば、どこも頼むわけがないし、彼の言ってることはすぐに嘘だということが分かった。

結局相手がよくわかってないということもあって、取れるだけとろうというところが制作会社にはあって、色々とやってたんだけど、注文する側としても、一度型さえ作っちゃえば、アルバイトとかを雇えば、いちいち高いお金を払わなくてもいいということもわかり、自分たちで作業をするようになった。それにCMSという簡単に更新できる仕組みもあるし、これで制作会社のクビは締められたというところはある。

いま、IT系の会社が起死回生でやろうとしているのは、スマートフォン用のアプリ制作とFacebookページの制作。これも実際にどういう価格が高いのか安いのかわからないから、発注する方としては制作会社の言い値で発注しているところが多いみたい。これも、こなれたらものすごく価格が下がると思うよ。とにかくこれからスマートフォンアプリとフェイスブックをつくろうという会社さんは、よくよく見積もりをとって叩いたほうがいい。

ちなみに電通か博報堂かどっかだったと思うけど、FacebookとTwitterのセットで300万円で仕事をするって言うことでびっくりしたんだけど、Facebookなんていかにきちんとコミュニケーションをするかどうか大事で、Facebookページなんて言うのは、簡単なCMS(Contents Management System)なので、ある程度癖さえつかめば、誰でもできるんですよ。ちなみに楽天に出店する場合にページ作成なんてすごい安いよ。「楽天ページ 作成」とかで検索してみてください。すっごい安い。3万円で作ってくれる業者もいるよ。そんなものなんです。

あとは、この業界がだめだなと思うのは、ガセネタが平気で流通することなんですよ。それが如実にでたのは、アップルのOS騒動というのがあります。つまりどういう事かというと、マックのOSが久しぶりに大幅なアップデートを7月にやりますよ!って言ってるんだけど、ファンの方としてはいつになるんだろうということで、Twitterで結構騒ぎになってるんです。それもそれなりの大きなメディアが、平気で裏付けを取らないで、なんとかというメディアからの報道によると新しいOSは7月14日に出るらしいということを平気で流すんですよ。

ファンなんて可愛いものだから、それを鵜呑みにしちゃって、Tweetするわけです。ファンによってはアップルへの文句をTweetする人まで現れちゃってる。でも、これは大手のメディアが観測記事を流し続けているわけで、そこに大きな問題があると思うのです。そんなデマをメディアが流すことが罷通ちゃってるわけで、これは日本の新聞テレビでは絶対にそういう事は起きない。それは理由を担保しないと記事が嘘になっちゃうわけで、それが嘘とわかったときのその新聞やテレビの信用力はがた落ちになるということですな。そういう事がITでは平気で行われちゃうし、まかり通っちゃう。困ったことだね。

一方でIT系の会社には、お利口自慢の人が多い。お利口自慢というか、自分はお利口なんだよということをアピールしたい人が多い。これはなんでかね。すごく不思議なんですよね。特にインターネットを使って知を結集するということをよく言う人がいて、ほんとうに頭のいい人が「知」という言葉は普通使わない。でも、勝間和代とか堀江はそういう言葉を使いたがる。ふたりとも高学歴なのに、敢えてそんなことを言わないくてもいいと思うけど、言っちゃう。よほど子供の時に褒めてもらったりとかしてもらわなかったのかなと思う。

昔から、能ある鷹は爪を隠すっていうけど、僕の友人には、弁護士とかTOEICで990点を取るような元CAとか、大会社で普通に務めているけど、実は大変な高学歴な人とかいますが、彼らはそういう事を顕示しません。でも、周りの人はあの人は頭がいいからって思っているし、尊敬してますよ。

ITというのは、手間をかけずに便利にするためのものなんだけど、それを扱ってる人たちがこの体たらくだから、何時までも世の中から畏敬はされるかもしれないけど、尊敬はされない。と、思う。僕も今さらだけど、もう後戻りはできませんが、金融の世界に入ればよかったって今さらだけど思うね。人生の最後で失敗をしちゃったな。今の仕事もすきだけどね。

今日は、思いっきり毒を吐いたからすっきりした^^

この記事が気に入ったら
いいね!しよう