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終戦記念日

僕はこのブログで先の太平洋戦争について、否定的な立場で意見を何回も書いてきました。それに対して、なんてお前は歴史を知らない奴なんだとか、左翼だとか言われたりするのです。そういう類のコメントは、100%匿名の人で、人を批判なり非難するんだったら、名前を名乗ればいいと思うんですよね。

いまさらですけど、僕は毎日ランニングをしていてほぼ2〜3日に一回は靖国神社に行き、本殿でお参りをしてます。じゃあ、どうして左翼とまで言われて靖国神社にお参りに行くのかというと、僕は左翼じゃないし、靖国神社が醸しだす鬱蒼とした雰囲気が好きだし、何と言っても国が勝手に始めた戦争にいかざるを得なかった無名の兵士の方々が祀られている場所に対しては、僕でさえ、敬虔な気持ちになるわけです。

最近読んだ司馬遼太郎さんのコラムに書いてあったんだけど、外国人が日本人に対してどうして国家があんなに無茶なことをしたのに、国民は羊であり続けたのかということを聞いたそうです。僕がそんなことを聞かれたら、じゃあ、かつての共産圏がどれだけ人民を弾圧したんだということを言いたいところだけどね。スターリン、金日成、チャウシェスクが何をしたの?ということですな。

で、それに対する司馬さんの回答は、まず、日本は明治まで武士が支配している国だったのが、明治によって初めて日本人が国民になったということが嬉しかったということと、日露戦争の勝利によって国民における国家への信頼が絶対的なものになったということだそうです。

国民になる喜びというのは、僕にもよくわからないけど、日露戦争の勝利については武士の時代が終わってたった30年後にヨーロッパの大国のロシアを打倒したというのは、やはり相当の感激が当時の国民にはあったと思う。その勝利が結局日本の亡国の始まりになるんだけどね。イメージは違うけど、なでしこジャパンがワールドカップを制覇して、日本中がフィーバーしてるけど、それ以上のものがあったんだと思うね。

そして、太平洋戦争がどうして起きたのかということには、いろいろな本が出てるし、テレビでも放映してるので、僕の考えはここでは書きませんが、僕が一番この戦争で思うことは、国が勝手に始めた戦争の最大の犠牲者は自国民だったということだということです。だから、その犠牲者の方々が神として祀られる靖国神社には、僕も敬虔な気持ちになれるし、青春時代を犠牲にした人たちの気持ちを考えると気の毒で気の毒で仕方が無いのです。

なぜ犠牲者かといえば、死を強制されるわけだし、一番楽しい時期を敵を殺す訓練をさせられるわけで、しかも、当時誰も口に出さなかったけど、この戦争は負けるということがわかっていたし、指導者も同じ気持ちでいたことは、関係者の証言で明らかになっている。なのに世界中を敵に回した当時の日本の指導者は、東京裁判によって裁かれましたが、果たして一番戦禍の犠牲になった自国民に対して、当時の陸軍大臣などは切腹をしたようだけど、それで責任がとれたとは、とても言えないと僕は思うわけ。逆に言えば、責任を負えないから自殺を選んだとしか思えないのです。ちっとも武士らしくないし、厭戦気分で戦争をしても勝てっこないわけで、どうして戦争をしたのか今でもわからない。

話は、戻りますけど、時間に余裕のある人は是非靖国神社に参拝にいかれるといいと思いますよ。

特に本殿に向かう途中に手を洗って、口を濯ぐ所がありますが、とても敬虔な気持ちになれます。おすすめです。

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