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役者魂ー満島ひかりはすごいよ

昨日の日曜日の夜は珍しくテレビに釘付けだった。まずは8時からNHKで平清盛。9時からもっくんの運命の人。そして10時からはNHK BSで開拓者たちが放映された。個人的には1位が開拓者たち、2位は運命の人、3位は平清盛。平清盛もとにかく汚いし、突っ込みどころが多すぎて、まじめにみられないかも。

で、この3つのドラマで一番キャスティングが地味なのが開拓者たちなのですが、このモデルになった人たちが経験したことがあまりにも壮絶すぎて、色々な気持ちをもちながらこのドラマを見てしまいました。

開拓者たちのストーリーは、東北の農村の人たちが口減らしで満州にわたり、また当時の日本の国策としても満州への入植を推進していたこともあり、多くの人達が満州にわたりました。しかし、日本は戦争に敗れてしまい、しかも、ソ連が侵攻してきたということもあって、満州から命からがら逃げ帰り、そしてそのメンバーを中心に那須を開拓していくというストーリーです。

その主人公である阿部ハツを演じているのが、今ときめく満島ひかりちゃんが演じていますが、彼女はこの開拓者たちで鬼気迫る演技をしていて、彼女は大変なパフォーマーです。このドラマが始まる前に満島ひかりちゃんが、当時の人達と会い、いろいろな話を聞いてる様子を以前放映していたんだけど、演じる以上当時のことを知らないといけないという姿勢がよく伝わり、それを自分なりに消化している感じがこのドラマを見てるとわかる。

こういう演技の仕方ができるのは、やっぱり役になり切るということはもちろんだけど、ドラマの時代背景というものをしっかり理解しているということが、必要だと思う。そういうことをこの人はしてないでしょうと思える役者が多い中、ひかりちゃんはしっかり消化していると思えるほど、このドラマはよくできてます。

満島ひかりちゃんは、僕の大好きだったおひさまに育子役で出演していて、井上真央ちゃんを圧倒しちゃうくらいだったし、実際にこのドラマでブレイクした感があるし、NHKもよくこういう人を見つけ出してきたなと、キャスティング力は改めてすごいと思うのです。

特に僕はこの当時のことを思えば思うほど、当時の日本、軍部に対しては怒りを禁じ得なんだけど、そういう場面も当然出てくるし、そもそも阿部ハツたちは国から捨てられた棄民だったし、そういう人達を守るべきである軍隊が関東軍でしたが、ソ連が侵攻してきたと聞いて、すぐに逃げていったのは関東軍で、勝手なことをするだけして最後は強い奴が出てきたから逃げてしまうというのは、どういう事かなと思うのです。しかも、満州に入植していた男たちは、ソ連と満洲に接するところへ兵士として連れていかれ、結局シベリアに連れ行かれてしまうという、本当に悲惨としか言いようのない思いをしているんですよね。

そういう思いも僕はあるので、感情移入しながらこの開拓者たちを見てしまうのです。来週の日曜日が最終回だと思うのですが、必見です。あと、主題歌を竹内まりあが歌っていて、僕はあまり彼女は好きじゃないんだけど、この曲はすごく良く出来てる。非常に勇気づけられますよ。

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